坂本比叡山口駅
滋賀県大津市にある京阪電気鉄道の駅
坂本比叡山口駅(さかもとひえいざんぐちえき)は、滋賀県大津市坂本四丁目にある、京阪電気鉄道石山坂本線の停留場[5][6][7]。駅番号はOT21[1]。
坂本比叡山口駅* | |
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駅舎(2019年3月) | |
さかもとひえいざんぐち Sakamoto-hieizanguchi | |
◄OT20 松ノ馬場 (0.6 km) | |
左はケーブル坂本駅、右は比叡山坂本駅 | |
所在地 | 滋賀県大津市坂本四丁目12番35号 |
駅番号 | OT 21[1] |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | ▼石山坂本線 |
キロ程 | 14.1 km(石山寺起点) |
駅構造 | 地上駅[2](停留場) |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
1,232人/日(降車客含まず) -2019年[要出典]- |
乗降人員 -統計年度- |
2,464人/日 -2019年[要出典]- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)8月13日[2][3][4] |
乗換 |
ケーブル坂本駅(比叡山鉄道線) 比叡山坂本駅(JR西日本湖西線) |
歴史
編集- 1927年(昭和2年)8月13日:琵琶湖鉄道汽船の松ノ馬場 - 当停留場間開通に伴い[9]、坂本駅(さかもとえき)として開業[2][3][4]。
- 1929年(昭和4年)4月11日:琵琶湖鉄道汽船が京阪電気鉄道に吸収合併、同社の停留場となる[9]。
- 1930年(昭和5年)6月25日:当停留場から北に0.4 kmあった未成区間の事業計画を廃止する[注 1]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:戦時合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の停留場となる[10]。
- 1945年(昭和20年)3月31日:穴太 - 当駅間が金属供出のため単線化される[11]。
- 1949年(昭和24年)12月1日:京阪神急行電鉄より分離。再び京阪電気鉄道の停留場となる[10]。
- 1997年(平成9年)
- 2000年(平成12年)9月19日:第1回「近畿の駅百選」に選定される[11]。
- 2007年(平成19年)4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能となる[9]。
- 2018年(平成30年)3月17日:坂本比叡山口駅(さかもとひえいざんぐちえき)に改称[5][6][8][13]。改称理由は比叡山観光の拠点であり、京都側の八瀬比叡山口駅(叡山電鉄)と対応し、坂本側からの観光客誘致を図るためである[5][6][8][13]。
停留場構造
編集頭端式ホーム1面2線[4]を有する地上駅である。駅舎(改札口)はホーム頭端部にあり、IC乗車券対応の自動改札機が導入されている。日中は交互に列車が発着する[14]。
また、複線化時にシーサスクロッシングを取り入れた配線に変更[11]、ホームの位置を少し南側に移動した[11]。
のりば
編集のりば | 路線 | 行先 |
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1・2 | ▼石山坂本線 | びわ湖浜大津・石山寺方面[15] |
- 付記事項
-
改札口とホーム(2020年11月)
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ホーム(2020年11月)
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軌条形態記念モニュメント(新駅舎のホーム端に設置)
停留場周辺
編集周囲には比叡山延暦寺および日吉大社の門前町として古くから栄えた坂本(重要伝統的建造物群保存地区)の町が広がり[2][4]、駅西側には名刹が点在している[17]。また周辺は住宅地であるが、停留場東側にある比叡山坂本駅(JR西日本)との間の道路沿いには商店も点在する。
隣の停留場
編集- 京阪電気鉄道
- ▼石山坂本線
- 松ノ馬場駅 (OT20) - 坂本比叡山口駅 (OT21)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b 地理情報開発 (編)『日本路面電車地図鑑』平凡社、2021年6月20日、35頁。ISBN 978-4-582-94606-2。
- ^ a b c d e f g h i 鼠入昌史『終着駅巡礼』イカロス出版、2016年12月25日、83頁。ISBN 978-4-8022-0259-6。
- ^ a b 寺田 2013, p. 277.
- ^ a b c d e JTB 2015, p. 68.
- ^ a b c d “京阪石山坂本線の4駅で駅名変更 琵琶湖や比叡山など盛り込む”. 産経ニュース. (2018年3月17日) 2022年1月25日閲覧。
- ^ MANTANWEB編集部: “「テセウスの船」番組最高の視聴率マーク 中島健人&平野紫耀ダブル主演連ドラ 麒麟がくる新キャスト”. MANTANWEB. ドラマ1週間. MANTAN (2020年2月23日). 2022年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
- ^ a b c 『大津線4駅の駅名を変更します』(PDF)(プレスリリース)京阪電気鉄道、2017年2月13日。オリジナルの2022年11月6日時点におけるアーカイブ 。2023年3月30日閲覧。
- ^ a b c 寺田 2013, p. 276.
- ^ a b c 寺田 2013, p. 275.
- ^ a b c d e f JTB 2015, p. 69.
- ^ a b “京阪 穴太-坂本の複線化完成”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1997年8月4日)
- ^ a b 『3月17日(土)より大津線4駅の駅名を変更します』(PDF)(プレスリリース)京阪電気鉄道、2018年1月26日。オリジナルの2022年5月19日時点におけるアーカイブ 。2023年3月30日閲覧。
- ^ a b PHP研究所 2014, p. 93.
- ^ “坂本比叡山口駅|駅構内図” (PDF). 京阪電気鉄道. 2022年1月25日閲覧。
- ^ “工事経歴”. 会社案内. 株式会社紋郎美術工房. 2022年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月10日閲覧。 “鋳物 京阪坂本駅構内 レールモニュメント「軌条形態」”
- ^ 『K PRESS』(駅置きの広報誌) 2011年11月号6面「坂本紅葉さんぽマップ」 京阪電気鉄道発行。
- ^ “公人屋敷(旧岡本邸)公式サイト”. 公人屋敷(旧岡本邸). 2022年9月19日閲覧。
- ^ “延暦寺学園叡山学院 アクセス”. 延暦寺学園叡山学院. 2022年4月2日閲覧。
- ^ “坂本比叡山口駅(1番) 日吉大社・西教寺・ケーブル坂本駅方面”. 江若交通. 2022年4月2日閲覧。
- ^ “坂本比叡山口駅(2番) 比叡山坂本駅・日吉台団地方面”. 江若交通. 2022年4月2日閲覧。
参考文献
編集- 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。
- 『京阪電鉄のひみつ』PHP研究所、2014年4月25日。ISBN 978-4-569-81827-6。
- 『JTBの交通ムック 27 京阪電車 まるまる一冊』JTBパブリッシング、2015年4月1日。ISBN 978-4-533-10297-4。
関連項目
編集外部リンク
編集- 坂本比叡山口駅 - 京阪電気鉄道
- おけいはん.ねっと|駅情報局:坂本比叡山口駅