玄武洞駅
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玄武洞駅 | |
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駅舎(2006年12月) | |
げんぶどう Gembudō | |
◄豊岡 (5.3 km) (4.3 km) 城崎温泉► | |
兵庫県豊岡市城崎町上山字畑ヶ田1605-1[1] | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 153.7 km(京都起点) |
電報略号 | ケン |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
18人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)3月2日*[1] |
備考 | 無人駅[1] |
玄武洞駅(げんぶどうえき)は、兵庫県豊岡市城崎町上山字畑ヶ田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である[1]。
駅名通り玄武洞(玄武洞公園)への玄関口であり、駅前から円山川を渡る渡船がある[1]。
歴史
[編集]- 1912年(明治45年)3月2日:鉄道院山陰本線豊岡駅 - 城崎駅(現・城崎温泉駅)間に玄武洞仮停車場として新設。季節営業の臨時駅で、旅客営業のみ行っていた[2]。
- 1918年(大正7年)4月21日:通年営業の玄武洞駅に昇格[3]。
- 1970年(昭和45年)12月15日:荷物扱い廃止[4]、無人駅化[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[6]。
- 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正により、一部普通列車が通過となる[7][8](該当列車は2013年3月16日より名義を「快速」に変更)。
- 年月日不明:自動券売機撤去。
- 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正に伴い、快速設定消滅、全普通列車が停車となる[9]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する、列車交換可能な地上駅[1]。駅舎は北側(1番のりば側)にあるが、南側(2番のりば)側からも出入可能[1]。両ホームは跨線橋で連絡している[1]。
豊岡駅管理の無人駅[10]。以前は駅舎内に自動券売機が設置されていたが、現在は撤去されている。なお、当駅は2019年7月現在ICOCA等のICカード乗車券への対応予定は無い[11]。駅舎内にトイレがある。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 山陰本線 | 上り | 豊岡・京都・大阪方面 |
下り | 城崎温泉・鳥取方面 |
- 駅舎側の1番のりば側を上下本線、2番のりばを上下副本線とした1線スルーとなっているため、通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線共に1番のりばを通る。
- 2番のりばは行違い待ちを行う列車のみ発着する。
利用状況
[編集]「兵庫県統計書[12]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は32人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 52 |
1999年 | 42 |
2000年 | 35 |
2001年 | 35 |
2002年 | 38 |
2003年 | 38 |
2004年 | 37 |
2005年 | 31 |
2006年 | 29 |
2007年 | 26 |
2008年 | 24 |
2009年 | 36 |
2010年 | 37 |
2011年 | 37 |
2012年 | 36 |
2013年 | 27 |
2014年 | 49 |
2015年 | 30 |
2016年 | 32 |
2020年 | 18 |
駅周辺
[編集]- 玄武洞(玄武洞公園)へは渡船の利用で約7分[1]。但し、荒天時等欠航あり[13] で、予約制である[1]。
- 兵庫県道3号豊岡瀬戸線
- 「おみやげ 城崎街道・海の駅」
- 当駅から全但バス 上山バス停下車、徒歩2分。但し、運行本数が少ない。
バス路線
[編集]「玄武洞」停留所より、全但バスが運行する下記の各路線が発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、135頁。ISBN 9784343006028。
- ^ 明治45年3月2日付官報(第8608号) 鉄道院告示第十三号
- ^ 大正7年4月13日付官報(第1706号) 鉄道院告示第二十三号
- ^ 「日本国有鉄道公示第515号」『官報』1970年12月14日。
- ^ 「通報 ●山陰本線上川口駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年12月14日、4面。
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、303頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “県内初JR「普通」通過駅 「通学や観光に悪影響」 但馬地域4駅 沿線住民らに戸惑い”. 神戸新聞 (神戸新聞社): p. 25(朝刊・但馬). (2012年3月17日)
- ^ “なにっ、普通列車も通過? JR、春のダイヤ改定で県内5駅 地元、観光打撃”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 27(朝刊・大阪地方版/兵庫). (2012年3月9日)
- ^ 2021年春ダイヤ改正について - 西日本旅客鉄道、2020年12月18日
- ^ なぜここに駅が?「玄武洞駅」のミステリー…“豊田商事物件”と噂の廃虚ビルは何を語る 観光名所は川向こう
- ^ 北近畿エリアで「ICOCA」がご利用できるようになります! 西日本旅客鉄道. 2019年7月9日発表. 2020年4月23日閲覧.
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 玄武洞(げんぶどう)ミュージアム
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 玄武洞駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 玄武洞ミュージアム