「タンバー級潜水艦」の版間の差分
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==経緯==
1920年代後半に経験された潜水艦建造計画の大失敗の後に、海軍は最終的に実用的な艦隊型潜水艦のためのプランを作成した。艦隊型潜水艦の系譜は1933年に建造が開始された'''[[ポーパス級潜水艦]]'''あるいは'''P型'''と呼ばれるタイプ、および1935年に起工された'''サーゴ級潜水艦'''もしくは'''S型'''と呼ばれるタイプから始まった。これらは以前の'''V型'''よりも小型で、操縦性に優れていた。
1937年秋に入って、速度、信頼性、火力において不十分であったP型、S型に代わる新型潜水艦として ポーツマス海軍造船所の設計技師アンドリュー・I・マッキー少佐、アーマンド・M・モーガン中尉(海軍の潜水艦デザイン部の代表)らからなる、[[Charles Lockwood|チャールズ・ロックウッド]](後の太平洋潜水艦隊司令、海軍大将)のチームによってタンバー級の設計プランが提示された。その誕生に至る過程はロックウッドとコンパクトな潜水艦にこだわった[[Thomas Hart|トーマス・ハート]]海軍大将の設計思想での対立などもあって難産であり、正式に設計が採用されたのは1939年であった。
==概要==
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