岩城光英
岩城 光英(いわき みつひで、1949年12月4日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の元参議院議員(3期)。
岩城 光英 いわき みつひで | |
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2015年8月12日 東京都千代田区にて | |
生年月日 | 1949年12月4日(74歳) |
出生地 | 福島県いわき市 |
出身校 | 上智大学法学部法律学科卒業 |
前職 |
サントリー従業員 いわき市議会議員 福島県議会議員 いわき市長 |
所属政党 | 自由民主党(細田派) |
称号 | 法学士(上智大学・1973年) |
公式サイト | いわき光英 オフィシャルウェブサイト |
第97代 法務大臣 | |
内閣 | 第3次安倍第1次改造内閣 |
在任期間 | 2015年10月7日 - 2016年8月3日 |
選挙区 | 福島県選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 1998年7月26日 - 2016年7月25日 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1990年 - 1998年 |
選挙区 | いわき市選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1986年 - 1990年 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1980年 - 1986年 |
法務大臣(第97代)、内閣官房副長官(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣・福田康夫改造内閣)、国土交通大臣政務官(第1次小泉第1次改造内閣)、参議院議院運営委員長(第61代)、自由民主党参議院政策審議会長、いわき市長(2期)、福島県議会議員(2期)、いわき市議会議員(2期)等を歴任した。
来歴
福島県いわき市生まれ。会津美里町で幼少期を過ごし、町立尾岐小学校に入学したが、父の転勤のため一日だけの在校で、小野町立小野新町小学校に転校した。いわき市立小名浜第二中学校、福島県立磐城高等学校、上智大学法学部法律学科卒業。大学卒業後、サントリーに入社する。1974年、父親の死去により出身地のいわき市へ戻り、警備員等の職を経て学習塾を経営[1]。1979年、いわき市議会議員補欠選挙に出馬するも、落選した[1]。翌年10月のいわき市議選で初当選し、市議を2期6年務める[1]。1986年8月、2期目の任期途中に市議を辞職し、福島県議会議員に当選[1]。1990年に福島県議に再選されるが、中田武雄いわき市長の急病を受け、公示直前に急遽いわき市長選への出馬を表明。10月の選挙で元日本社会党衆議院議員の上坂昇を破り、当選した(当時の東北地方最年少市長)。1994年、いわき市長再選。また、全国青年市長会会長も務めた[2]。
2期目の任期途中の1998年、いわき市長を辞職。第18回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で福島県選挙区(定数2)から出馬し、得票数2位で当選[1]。この選挙では、自民党は現職の佐藤静雄、岩城の2人を擁立したが、野党系無所属(民主・社民・公明推薦)の佐藤雄平がトップ当選し、佐藤静雄は落選した。2002年、第1次小泉第1次改造内閣で国土交通大臣政務官(災害対策関係施策及び社会資本整備関係施策等の事務の担当)に任命される[1]。
2007年8月、第1次安倍改造内閣で内閣官房副長官に任命され、福田康夫改造内閣まで務める[1]。
2011年10月、中曽根弘文自由民主党参議院議員会長の下で、参議院政策審議会長に起用される(~2012年10月)。2012年より参議院議院運営委員長。2015年10月7日、第3次安倍第1次改造内閣で法務大臣に任命され、初入閣した[3]。法務大臣就任後、靖国神社に参拝した[4]。
2015年12月18日、2011年に神奈川県川崎市のアパートで3人を殺害し、裁判員裁判で死刑が確定した死刑囚を含む、死刑囚2名の刑を執行した[5]。裁判員裁判による死刑判決が確定した死刑囚は7名いるが、死刑が執行されるのは初[6]。
2016年3月25日、警察庁広域重要指定122号事件と久留米看護師連続保険金殺人事件の死刑囚2名の刑を執行した[7]。
2016年の第24回参議院議員通常選挙において、福島県選挙区より立候補するものの野党統一候補の増子輝彦に敗れ落選[8]。
2019年の第25回参議院議員通常選挙に向けて自民党公認の比例代表候補として出馬、3年ぶりに返り咲きを目指していたが、2019年4月、党の公認が得られないことが明らかとなった[9]。
政策・主張
不祥事
政治資金収支報告書記載の訂正
2005年、岩城が代表を務める自民党支部及び岩城の資金管理団体が、50万円分のパーティー券を購入していたコンサルティング会社から依頼され、受領した50万円を「パーティー券収入」ではなく「寄付」に訂正して政治資金収支報告書に記載していた[13]。岩城自身は2007年9月1日に首相官邸で記者会見し、虚偽記載については否定した[14]。
人物
所属団体・議員連盟
自民党
- 道州制推進本部(顧問)
- 地域再生戦略調査会(副会長)
- スポーツ立国調査会(副会長)
- 科学技術・イノベーション戦略調査会(副会長)
- 東日本大震災復興加速化本部(副本部長)
- 参議院自民党政策審議会・原発被害からの福島復興委員会(委員長)
議員連盟
- 神道政治連盟国会議員懇談会[16]
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[16]
- 自民党国際人材議員連盟(副会長)
- いのちを守る森の防潮堤推進議員連盟(会長)
- 参議院自民党日・ハワイ友好議員連盟(名誉会長)
- 参議院日墺友好議員連盟(会長)
- 日独友好議員連盟(副会長)
- 国際人材議員連盟(副会長)
- 自転車活用推進議員連盟(事務局長)
- TPP交渉における国益を守り抜く会
スポーツ関係
- 日本トライアスロン連合(前会長)
- 日本サイクリング協会(理事)
- 和道流空手道連盟(最高顧問)
- 福島県自転車競技連盟(会長)
- 福島マスターズ陸上競技連盟(名誉会長)
- いわき市剣道連盟(顧問)
- 福島県野球連盟いわき支部(顧問)
- 福島航空少年団(名誉団長)
死刑執行命令数
この節の加筆が望まれています。 |
著作
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l プロフィール:いわき光英 オフィシャルウェブサイト
- ^ 第3次安倍改造内閣 閣僚等名簿
- ^ “「岩城法相」期待の声 改造内閣で初入閣”. 読売新聞. (2015年10月8日) 2015年10月10日閲覧。
- ^ “閣僚の靖国参拝 外交配慮を欠いている”. 北海道新聞. (2015年10月21日) 2015年12月19日閲覧。
- ^ “死刑執行 裁判員判決で初 09年川崎3人刺殺”. 毎日新聞. (2015年12月18日) 2015年12月19日閲覧。
- ^ 2人の死刑執行 裁判員裁判の死刑囚で初 日本経済新聞 2015年12月18日
- ^ 2人の死刑執行 女性5人殺害の鎌田死刑囚ら、15年12月以来 日本経済新聞 2016年3月25日
- ^ 福島選挙区開票速報
- ^ “元職・岩城氏、比例出馬「断念」 参院選、自民党公認得られず”. 福島民友. (2019年4月11日) 2019年5月29日閲覧。
- ^ 2010年参院選時毎日新聞アンケート調査への回答
- ^ a b 清和政策研究会フォーラム 2010年5月13日
- ^ 朝日新聞2016年参院選候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)、(2016年6月23日閲覧))
- ^ asahi.com “岩城副長官、虚偽記載か――パーティー券収入を寄付と訂正”. 朝日新聞. (2007年9月1日) 2007年9月1日閲覧。
- ^ “政治資金収支報告書を訂正 岩城氏、虚偽記載は否定”. 47ニュース. (2007年9月1日) 2015年10月10日閲覧。
- ^ a b 岩城光英 公式facebook
- ^ a b 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
外部リンク
- いわき光英 オフィシャルウェブサイト
- 岩城光英(チームミッシー) (@IwakiMitsuhide_) - X(旧Twitter)
議会 | ||
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参議院議院運営委員長 第61代:2012年 - 2014年 |
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