永原駅
永原駅(ながはらえき)は、滋賀県伊香郡西浅井町大浦羽部にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)湖西線の駅。
永原駅 | |
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駅舎 | |
ながはら Nagahara | |
◄マキノ (7.1 km) (5.8 km) 近江塩津► | |
滋賀県伊香郡西浅井町大浦羽部1098-4 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■湖西線 |
キロ程 |
68.3km (山科起点) 京都から73.8 km |
電報略号 | ナハ |
駅構造 | 地上駅(盛土上) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
117人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1974年(昭和49年)7月20日 |
備考 | 業務委託駅 |
概要
以前は電化方式の違いから、当駅から近江塩津方面へと抜ける普通列車の本数は少なかったが、敦賀駅までの直流切替工事が終了したため、2006年10月21日に直通列車が増発された。但し、近江塩津方面へと抜ける普通列車は4両編成以内の列車で、6両編成以上の列車は、まだこの駅で折り返している。
意外なことに、当駅から3つの府・県庁所在地を代表する駅(京都・大津・福井)までの運賃額がいずれも同じ額となっている(1280円)。
平成の大合併がらみで、湖西線の中間駅で郡部内に属する駅は、当駅だけとなってしまった(北隣の近江塩津駅も郡部内にあるが、こちらは北陸本線の駅として扱われているため、カウントされない)。
駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅。盛土上にホームがあるため、高架駅の趣がある。以前は無人駅であった(それでも、時間帯を定めつつ近江今津駅から駅員が派遣されて、乗客に切符を手売りしていた)が、2000年4月頃に「Koti(コティ・フィンランド語で「ふるさと」を意味する)」という名のコミュティハウスが同居するログハウス風の駅舎が建てられ、以後はジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅となっている。切符は携帯型発券機によるレシート状のものであるため自動改札は通れない。非営業時間帯のために乗車証明書発行機もある。。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)で、ホーム下通路にはICOCA等のICカード用にカードリーダーが設置されているが、Jスルーカードは利用できない。駅舎に接するホーム下通路とホームを結ぶ階段の段数は非常に多く、バリアフリー設備が十分といえない現状がある。
1(下り本線) | ■湖西線 | (下り) | 近江塩津・敦賀方面 | |
2(下り待避線) | ■湖西線 | (上り) | 近江今津・堅田・京都方面 | (当駅折返し) |
(下り) | 近江塩津・敦賀方面 | (1日1本のみ) | ||
3(上り待避線) | ■湖西線 | (上り) | 近江今津・堅田・京都方面 | (1日1本のみ) |
4(上り本線) | ■湖西線 | (上り) | 近江今津・堅田・京都方面 |
3番のりばは2006年度まで使用停止の状態にあったが、2007年3月のダイヤ改正以降は夕方の普通列車1本のみが発着するようになった。なお、当駅折返しの列車は全て2番のりばから出る。
永原~近江塩津間が直流化される以前の名残で、3・4番のりばは「近江今津行きのりば(1991年9月14日に電車に切り替わるまでは「近江今津行き気動車のりば」)」とのみ案内され、2番のりばが「堅田・京都方面電車のりば」と案内されている(当時は全線通しで運転される列車は特急だけで、普通列車系統については京都からは永原を北限、近江塩津からは近江今津を南限としていた)。現在は新快速を中心に全線直通の列車が増えたため、実際の京都方面行は4番のりばの方が主体となったが、案内表示更新の動きはない。
駅周辺
利用状況
- 2006年度の乗車人員は平均117人/日である。