「V-22 (航空機)」の版間の差分
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[[1980年代]]初頭より開発が開始され、技術的困難や[[冷戦]]の終結に伴う予算の削減などで開発・量産および配備計画は当初の予定より大幅に遅延したものの、[[2000年代]]より[[アメリカ海兵隊]]を始めとして[[アメリカ海軍|海軍]]や[[アメリカ空軍|空軍]]へも配備が始まっており、2013年からは[[アメリカ合衆国大統領]]随行要員の搭乗機としても運用されている。
アメリカ海兵隊においては、中型輸送機として、[[V-107 (航空機)|CH-46]]の後継機材として導入された。その能力は、速度約2倍、航続距離約5.6倍、行動半径4倍、輸送兵員数2倍、飛行高度約3.5倍、物資積載量約3倍となっている<ref name=ryukyu2013913 /><ref>{{Cite book|title=MV-22オスプレイ|date=2012年6月|year=|publisher=防衛省|url=https://www.mod.go.jp/j/approach/anpo/osprey/haibi/pdf/mv22_pamphlet.pdf|accessdate=2021-04-24}}</ref>{{Efn2|2013年11月に台風「ハイエン」で被災したフィリピンや、2016年4月に熊本地震で被災した熊本県にMV-22オスプレイが派遣された<ref>{{Cite web|和書|title=台風被害フィリピン救援に普天間基地のMV-22オスプレイが出動(JSF) - Yahoo!ニュース|url=https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4864e0dc82b17fd1d7e8eb8d3495895eee5e4dff|website=Yahoo!ニュース 個人|accessdate=2020-04-13|language=ja}}</ref>}}。
アメリカ軍以外では、陸上自衛隊が2020年より部隊配備を開始しているほか<ref>{{Cite web|和書|author= |url=https://www.sankei.com/photo/story/news/201103/sty2011030012-n1.html |title=オスプレイの安全祈願 木更津駐屯地で飛行開始式、6日から試験飛行 |publisher=産経新聞 |date=2020-11-03 |accessdate=2021-04-24}}</ref>、またインドネシアへの売却報道が出ている<ref>{{Cite web|和書|author= |url=https://flyteam.jp/news/article/126227 |title=インドネシア、MV-22ブロックCオスプレイを8機購入へ |publisher=FlyTeam |date=2020-07-07 |accessdate=2021-04-24}}</ref>。
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FY2010までに216機が調達されている(内訳はMV-22が185機、CV-22が31機)2008年3月28日に結ばれた契約ではFY2008からFY2012までに167機を104億ドルで調達することが取り決められた<ref name="fas"/>。
[[アメリカ
2015年1月17日、
2020年6月10日、通算400機目のV-22が納入された<ref>{{Cite web|和書|title=ボーイング、V-22オスプレイ納入400機到達|url=https://www.aviationwire.jp/archives/204386|website=Aviation Wire|accessdate=2020-07-08|language=ja-JP}}</ref>。この機体は[[アメリカ空軍特殊作戦コマンド|空軍特殊作戦コマンド]]に所属するCV-22である。
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2023年11月29日、嘉手納基地の第353特殊戦航空群所属のCV22が[[屋久島沖米軍オスプレイ墜落事故|屋久島沖に墜落]]した。乗員は8名で1名が発見されたが死亡が確認された。また、一部機体の残骸が発見されている。<ref>{{Cite web |title=米軍オスプレイ 墜落情報【30日 随時更新】1人死亡 海保など捜索継続 {{!}} NHK |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231130/k10014272881000.html |website=NHKニュース |date=2023-11-30 |access-date=2023-11-30 |last=日本放送協会}}</ref> アメリカ空軍の特殊作戦司令部は29日、第353特殊作戦群に所属する横田基地のオスプレイが8人を乗せて屋久島沖で定期的な訓練を行っていたところ、事故に巻き込まれたと明らかにした。<ref>{{Cite web |title=米空軍発表 屋久島沖で墜落のオスプレイ「定期訓練中だった」(テレビ朝日系(ANN)) |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/7f2e9e33914cf87e57e46120ee66f530a63f71c3 |website=Yahoo!ニュース |access-date=2023-11-30 |language=ja}}</ref>
== 派生型 ==
[[画像:US Navy 091011-N-7508R-005 An MV-22B Osprey assigned to Marine Medium Tiltrotor Squadron (VMM) 263 (Reinforced) from the 22nd Marine Expeditionary Unit (MEU), takes off from the amphibious assault ship USS Bataan (LHD 5).jpg|thumb|250px|「[[バターン (強襲揚陸艦)|バターン]]」に着艦するMV-22B]]
; MV-22B
: [[アメリカ海兵隊]]向けの[[輸送]]型。[[V-107 (航空機)|CH-46]]や[[CH-53 (航空機)|CH-53]]の後継とされ、揚陸強襲、地上作戦活動の維持、自軍の自己展開に用いられる。360機が装備される予定{{Efn2|米空軍へ3機の海兵隊型MV-22型が改造後に導入される。}}。
{{-}}
; HV-22B
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