ヒーローショー (映画)
『ヒーローショー』は、2010年公開の日本映画である。主演はジャルジャル。 東大阪集団暴行殺人事件が元になっている。
ヒーローショー The Hero Show | |
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監督 | 井筒和幸 |
脚本 |
吉田康弘 羽原大介 井筒和幸 |
製作 | 小森日出海 |
出演者 |
後藤淳平(ジャルジャル) 福徳秀介(ジャルジャル) ちすん |
音楽 | 藤野浩一 |
撮影 | 木村信也 |
編集 | 冨田伸子 |
配給 | 角川映画 |
公開 | 2010年5月29日 |
上映時間 | 134分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
あらすじ
編集何をやっても中途半端なユウキ(ジャルジャル・福徳秀介)は、先輩の剛志から、ヒーローショーの悪役のバイトを紹介される。ある日、バイト仲間のノボルが、剛志の彼女を寝取ったことから、剛志とノボルはショーの最中であることを忘れ大怪我を負うほどの喧嘩をする。しかし剛志の気は収まらず、ユウキを含めた悪友たちを呼び寄せ、ノボル達をこれでもかと痛めつける。しかし、ノボル達も黙っていない。彼らは自衛隊上がりの勇気(ジャルジャル・後藤淳平)を引き連れ、報復する。次第に彼らの暴走はエスカレートしていき、ついには決定的な犯罪―殺人が起きてしまう。
エピソード
編集殺人などの暴力的な描写や、性的描写があるため、R15+指定作品となっている。
エンドクレジット最後に加藤和彦(井筒の「パッチギ!」「パッチギ! LOVE&PEACE」の劇伴を手がけ、2009年に死去)への献辞が表示されている。
登場人物
編集- 鈴木ユウキ - 福徳秀介(ジャルジャル)
- 石川勇気 - 後藤淳平(ジャルジャル)
- 江沢あさみ - ちすん
- ユウキの元相方・剛志 - 桜木涼介
- ノボル - 松永隼 <ギガレッド>
- 香川勉 - 米原幸佑(RUN&GUN)<ギガブルー>
- 美由紀 - 石井あみ
- 勉の兄・香川拓也 - 林剛史
- あさみの息子・斎藤健太 - 巨勢竜也
- 勇気の母の恋人・星野 - 永田彬(RUN&GUN)
- 勇気の母・ゆり - 結城しのぶ
- 鬼丸 - 阿部亮平
- 鬼丸(弟) - ジェントル(ミルククラウン)
- 拓也の父・香川義男 - 大森博史
- 拓也の母 - 斉藤林子
- ショベルカー運転手・木村 - 飯島洋一
- 勇気の舎弟ヒロト - 落合扶樹
- 解体工場のダチ - 長部努
- ユウキの母 - 筒井真理子
- あさみの叔父 - 木下ほうか
- 市長候補・村川悟司 - 升毅
- ユウキのバイト先社員・長谷川 - 光石研
- 勇気の仕事仲間・清水 - 清水伸
- ギガイエロー浜島 - 千葉ペイトン
- ギガグリーン水沢 - 水澤紳吾
- ギガピンク洋子 - 太田美恵
- ユウキの相方・秀夫 - 黒柳康平[ホットドッグ]
- 太陽ローン受付嬢・中田 - 吉田羊
- 鴨川シーワールドの工務店員 - 森本のぶ
- 団体観光客 - ト字たかお
スタッフ
編集- 監督:井筒和幸
- エグゼクティブプロデューサー:大﨑洋、椎名保
- シニアプロデューサー:水谷暢宏
- チーフプロデューサー:岡本昭彦
- プロデューサー:片岡秀介、仲良平、山本恭史、増田悟司
- 脚本:吉田康弘、羽原大介、井筒和幸
- 音楽:藤野浩一
- 撮影:木村信也
- 照明:尾下栄治
- 録音:白取貢
- 編集:冨田伸子
- 演出補:武正晴
- 美術:津留啓亮(フジアール)
- 制作担当:小森日出海
- 装飾:横山和也
- 衣裳:星野和美
- メイク:下田かおり
- 特殊造形:JIRO
- アクション:秋永政之
- カースタント:佐藤秀美
- アシスタントプロデューサー:杉原奈実
- プロダクションマネージャー:小泉朋
- エンディングテーマ:ピンク・レディー「S・O・S」(ビクターエンタテインメント)
- 企画:レ・ジャン・ドゥ
- 制作プロダクション:よしもとクリエイティブ・エージェンシー、ユニークブレインズ
- 製作:吉本興業、角川映画
- 配給:角川映画
受賞記録
編集- 第25回高崎映画祭
- 最優秀新人男優賞:福徳秀介、後藤淳平
- 最優秀監督賞:井筒和幸
- 第6回 おおさかシネマフェスティバル
- 新人男優賞:ジャルジャル