下野康史
略歴
編集- 神奈川県川崎市出身。立教大学社会学部産業関係学科卒業後、二玄社に入社。自動車情報誌『CAR GRAPHIC』、『NAVI』の編集に携わる。
- 『NAVI』は1984年の創刊時からのスタッフで、渡辺和博のコラムの担当者でもあった(1983年の東京モーターショーに渡辺が見にきているのを発見して、連載を依頼した)。渡辺が「エンスー」という言葉を発明するのにも、編集者として立ち会った。
- 1988年夏に、二玄社を退社して、フリーランスのジャーナリストとして活動。
- 現在でも『カーグラフィック』、『NAVI』各誌に原稿を寄せるほか、goo自動車&バイクの試乗レポートなど多数のメディアに寄稿している。
専門用語をあまり用いない平易な自動車解説が特徴で、自動車専門誌のみならず一般誌に記事を寄せるケースも多い。
自転車ロードレース愛好家としても知られており、東京‐糸魚川ファストランに毎年参加している。また固定ギアにも造詣が深く、ブーム以前の2001年にはフルオーダーで固定ギア車を製作している。但し保安部品の取り付けを前提条件としており、ノーブレーキには否定的である。
「楽をするためにクルマに乗ってるんじゃない」ので、(3ペダルの)マニュアル車をこよなく愛する。
中学生時代、実妹を交通事故により亡くしている。その為、交通安全に関しては辛辣な記述が時折見られる。
運転免許を取得して30年目の更新時に、優良運転者(ゴールド免許)となった。但し、更新前日にスピード違反で検挙された為、ゴールド免許となったのは現在までに一回のみである。
著書
編集- 乗んなきゃわかんない (1989年11月)、朝日新聞社)
- 自動車最新事情 クルマニカ―あなたの個性を活かすベスト・チョイス〈'91〉(1990年12月祥伝社)
- 読むクルマ―新車診断 (1991年7月、 朝日新聞社)
- 今朝、僕はクルマの夢を見た。(1991年10月、 マガジンハウス)
- 今日は、クルマに乗りたい気分 (1993/09、マガジンハウス)
- カルト・カーがぜったい!―稀少車完全試乗カタログ (1995/05、マガジンハウス)
- 今度は、この3ケタ国道を走ってみたい。(1995/07、JTB)
- 車ランキング〈'96〉(1995/11、朝日新聞社)
- 自動車熱狂時代―1960~80年代の名車46台、イッキ乗り!(1998/11、東京書籍)
- 「運転」―アシモからジャンボジェットまで(2003/02、小学館)
- 図説 絶版自動車―昭和の名車46台、イッキ乗り!(2006/05、講談社)
- 新説 軽快小型車―だから、小さいクルマに乗るのがいい!(2007/01、講談社)
- ロードバイク熱中生活(2010/12、NRMパブリッシング)
- ロードバイク熱中生活(2011/6、ダイヤモンド社)
- クルマ好きのための21世紀自動車大事典(2011/11、二玄社)
連載
編集- 連載エッセイ「下野康史のホビー人間養成講座」(1996年12月~2001年9月、マカロニアンモナイト)[1]
- 連載エッセイ「下野康史の出物・ハレMONO」(2001年10月〜2009年3月、マカロニアンモナイト)[2]
- 連載インプレッション「カバシオ」(2012〜連載中、NAVI CARS)
- 連載エッセイ「それでも乗りたい」(2021/04〜連載中、週刊朝日)
関連項目
編集脚注
編集- ^ マカロニアンモナイト 「下野康史のホビー人間養成講座」(WAYBACK MACHINE)
- ^ マカロニアンモナイト 「下野康史の出物・ハレMONO」(WAYBACK MACHINE)
外部リンク
編集- 下野康史(かばた・やすし)の「自転車で行こう!」 - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) - Yahoo!ブログ
- webCG - エッセイ「カバタバタバタ」を寄稿していた(現在は連載終了)
- 下野康史プロフィール @internetarchive - マカロニアンモナイト