有隅昭二
日本のプロ野球審判員、元選手 (1968-)
有隅 昭二(ありすみ しょうじ、1968年5月26日 -)は、福岡県糟屋郡須恵町出身の元プロ野球選手(投手)。現在はプロ野球審判員である。審判員袖番号は37。
2024年04月24日京セラドーム大阪 | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県糟屋郡須恵町 |
生年月日 | 1968年5月26日(56歳) |
身長 体重 |
177 cm 70 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1989年 ドラフト外 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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来歴・人物
編集小学校5年生から野球を始め、九産大九州高校から九州産業大学に進学するが2年で中退。その後、ヤクルトスワローズの練習生となり、1989年のシーズンオフにドラフト外入団した。
一軍公式戦への出場のないまま、1991年は主に打撃投手を務め、この限りで退団。
2009年6月17日に通算1000試合出場を達成。2014年よりクルーチーフに昇任し、同年9月3日に史上87人目の通算1500試合出場[1]を、2019年10月7日には史上68人目の通算2000試合出場を達成した[2]。
2020年シーズンの最優秀審判員賞を「投球判定精度が高く、ストライクゾーンがぶれない。また常に冷静で難しいプレイに対しての決断力が優れ、円滑な試合運びが評価された。」として受賞した。
2023 ワールド・ベースボール・クラシックでは、台中市で開催のプールAで審判を務めた[3]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集- 一軍公式戦出場なし
背番号
編集- 71 (1990年 - 1991年)
審判員出場記録
編集- 初出場:1995年4月25日、阪神タイガース対中日ドラゴンズ第3回戦(京都市西京極総合運動公園野球場) - 二塁塁審
- 出場試合数:2385試合
- オールスターゲーム出場:4回 - 2002年(第1戦で球審)、2007年、2013年(第1戦で球審)、2021年
- 日本シリーズ出場:6回 - 2008年(第3戦で球審)、2013年(第3戦で球審)、2015年(第3戦で球審)、2016年(第1戦で球審)、2020年、2021年
- 通算1000試合出場:2009年6月17日、東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズ第3回戦(明治神宮野球場) - 球審
- 通算1500試合出場:2014年9月3日、福岡ソフトバンクホークス対オリックス・バファローズ第19回戦(福岡 ヤフオク!ドーム) - 三塁塁審
- 通算2000試合出場:2019年10月7日、福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス(パ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ第3戦、福岡 ヤフオク!ドーム) - 右翼線審
(記録は2023年シーズン終了時)
表彰
編集(記録は2022年シーズン終了時)[8]
脚注
編集- ^ 有隅昭二審判員 1,500試合出場達成のお知らせ NPB公式サイト, 2014年9月3日配信[リンク切れ]
- ^ “有隅昭二審判員 通算2000試合出場達成のお知らせ”. NPB公式サイト (2019年10月7日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “大谷翔平も被害に遭ったMLB〝ワースト審判〟のエルナンデス審判員がWBC出場へ”. サンスポ. (2022年3月9日) 2023年3月10日閲覧。
- ^ “セントラル・リーグ表彰”. 日本野球機構. 2020年4月30日閲覧。
- ^ “2016年度 日本野球機構表彰”. NPB公式サイト. 2021年7月18日閲覧。
- ^ “最優秀審判員賞、審判員奨励賞、ファーム優秀審判員賞、ファインジャッジ賞 受賞審判員について”. NPB公式サイト (2020年12月11日). 2021年7月18日閲覧。
- ^ “最優秀審判員賞、審判員奨励賞、ファーム優秀審判員賞、ファインジャッジ賞 受賞審判員について”. NPB公式サイト (2021年12月13日). 2022年3月10日閲覧。
- ^ “2020年度審判員・記録員-有隅昭二”. NPB公式サイト. 2021年7月18日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- NPB審判員 有隅昭二 - NPB.jp 日本野球機構