村上龍太郎

日本の農林官僚

村上 龍太郎(むらかみ りゅうたろう、1892年明治25年)1月4日[1] - 1964年昭和39年)7月31日[2])は、日本農林官僚馬政局長官。

経歴

編集

愛媛県出身。1916年大正5年)、高等文官試験に合格し、翌年に東京帝国大学法科大学政治科を卒業した[1]。山林属、山林事務官農商務事務官、特許局事務官・農商務参事官、農林書記官・大臣官房文書課長・統計課長、農務局農政課長を歴任[1]1931年(昭和6年)、畜産局長となり、1933年(昭和8年)には山林局長に転じた[1]。山林局長在任中は関東軍軍令部附・同顧問を務めた[1]1937年(昭和12年)、馬政局次長、ついで馬政局長官に就任した[1]

退官後は日本競馬会副理事長となり、1941年(昭和16年)からは農地開発営団理事長となった[3]

戦後は国立国会図書館専門調査員を務めた[2]

脚注

編集
  1. ^ a b c d e f 日本官界名鑑 1937.
  2. ^ a b 戦前期官僚制研究会編『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』東京大学出版会、1981年、232頁。
  3. ^ 人事興信録 1943.

参考文献

編集
  • 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十三年版』日本官界情報社、1937年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版(下)』人事興信所、1943年。 
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy