森谷明子
日本の小説家
1961年[1] -)は日本の小説家、推理作家。神奈川県生まれ[2]。神奈川県立小田原高等学校、[3]早稲田大学第一文学部卒業[3][4]。2003年、紫式部を探偵役とした王朝ミステリ、『千年の黙 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞してデビュー[3](作品名は、応募当時の『異本・源氏藤式部の書き侍りける物語』から改題されている)。
(もりや あきこ、森谷 明子 (もりや あきこ) | |
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誕生 |
1961年??月??日 神奈川県 |
職業 |
小説家 推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部卒業 |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | 鮎川哲也賞(2003年) |
ウィキポータル 文学 |
図書館への勤務歴があり[3]、「本」に小説の主題が当てられることが多い。また、第2作『れんげ野原のまんなかで』は、大の本好きである新米図書館司書を主人公とした「日常の謎」ミステリである。
作品リスト
編集秋葉図書館シリーズ
編集- れんげ野原のまんなかで(2005年2月 東京創元社〈ミステリ・フロンティア〉 / 2011年9月 創元推理文庫)
- 花野に眠る 秋葉図書館の四季(2014年10月 東京創元社〈ミステリ・フロンティア〉 / 2017年8月 創元推理文庫)
- 星合う夜の失せもの探し 秋葉図書館の四季(2023年7月 東京創元社)
その他の作品
編集- 2000年代
- 千年の黙 異本源氏物語(2003年10月 東京創元社 / 2009年6月 創元推理文庫)
- 七姫幻想(2006年2月 双葉社 / 2009年1月 双葉文庫)
- 深山に棲む声(2009年2月 双葉社 / 2013年3月 双葉文庫)
- 矢上教授の午後(2009年7月 祥伝社 / 2012年4月 祥伝社文庫)
- 葛野盛衰記(2009年10月 講談社)
- 2010年代
- 白の祝宴 逸文紫式部日記(2011年3月 東京創元社 / 2015年7月 創元推理文庫)
- 緑ヶ丘小学校大運動会(2011年7月 双葉社 / 2014年6月 双葉文庫)
- 望月のあと 覚書源氏物語『若菜』(2011年12月 東京創元社 / 2018年6月 創元推理文庫)
- FOR RENT —空室あり—(2012年10月 幻冬舎文庫)
- 春や春(2015年5月 光文社 / 2017年5月 光文社文庫)
- 南風吹く(2017年7月 光文社 / 2020年7月 光文社文庫)
- 矢上教授の「十二支考」(2018年8月 祥伝社)
- 【改題】矢上教授の夏休み(2021年7月 祥伝社文庫)
- 2020年代
- 涼子点景1964(2020年1月 双葉社 / 2022年7月 双葉文庫)
- 晴明変生(2022年9月 角川春樹事務所)
- 源氏供養 草紙地宇治十帖 (2024年7月 創元推理文庫)
アンソロジー
編集- ザ・ベストミステリーズ 2006 推理小説年鑑(2006年7月 講談社)「糸織草子」
- 【分冊・改題】曲げられた真相 ミステリー傑作選(2009年11月 講談社文庫)
- エール! 3(2013年10月 実業之日本社文庫)「ラブ・ミー・テンダー」
- 御城の事件 〈西日本篇〉(2020年4月 光文社文庫)「ささやく水」
脚注
編集出典
編集- ^ 春や春/森谷明子/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ 古典文学から広がる楽しみ |オンライン書店 Honya Club.com
- ^ a b c d “ぐるっと首都圏・母校をたずねる 神奈川県立小田原高校/2 「自ら考え、決める」学んだ 森谷明子さん/東京”. 2016年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月5日閲覧。
- ^ 緑ケ丘小学校大運動会/森谷明子/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
関連項目
編集外部リンク
編集- 解説(全文):米澤穂信『折れた竜骨』文庫版 - Webミステリーズ!