潮来駅
茨城県潮来市あやめにある東日本旅客鉄道の駅
潮来駅(いたこえき)は、茨城県潮来市あやめ1丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鹿島線の駅である。
潮来駅 | |
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西口(2018年5月) | |
いたこ Itako | |
◄十二橋 (2.2 km) (5.2 km) 延方► | |
所在地 | 茨城県潮来市あやめ一丁目1-16 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■鹿島線 |
キロ程 | 5.2 km(香取起点) |
電報略号 | イタ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]262人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1970年(昭和45年)8月20日[1] |
備考 | 簡易委託駅[2] |
歴史
編集駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する高架駅である。ホームは嵩上げされていない。
鹿島神宮駅が管理する簡易委託駅で、水郷潮来観光協会が駅舎管理や切符販売を行なっている[2]。
駅舎内には自動券売機、乗車駅証明書発行機、簡易Suica改札機が設置されている。KIOSKなどはないが、改札口を出ると観光案内所などがある。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■ 鹿島線 | 下り | 延方・鹿島神宮方面[8] |
上り | 佐原・東京方面[8] |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 1番線を上下本線とした一線スルー構造であり、1・2番線いずれも両方面からの列車の着発が可能である。
- 列車交換のないときは1番線を通る。
- 停車列車同士でのすれ違いの場合は、上りが1番線、下りが2番線を使う。
- 停車列車と通過列車のすれ違いの場合は、通過列車が1番線、停車列車が2番線を使う。
- 毎年6月のあやめ祭り期間中には、臨時特急あやめ号が停車(土曜・休日)する[注釈 1]。
- 非常時には列車が当駅で折り返しとなることがある。
- ホーム長は230mあり[9] 、11両編成までに対応する。貨物列車行き違いのため、線路有効長は460mとなっている[10]。
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改札口(2022年2月)
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コンコース(2022年2月)
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ホーム(2022年2月)
利用状況
編集JR東日本によると、2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は262人である[JR 1]。特にアヤメ開花時期である6月には休日を中心に多くの観光客で賑わいを見せる。
2000年度(平成12年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
2000年(平成12年) | [JR 2]636 |
2001年(平成13年) | [JR 3]626 |
2002年(平成14年) | [JR 4]589 |
2003年(平成15年) | [JR 5]541 |
2004年(平成16年) | [JR 6]491 |
2005年(平成17年) | [JR 7]456 |
2006年(平成18年) | [JR 8]448 |
2007年(平成19年) | [JR 9]440 |
2008年(平成20年) | [JR 10]405 |
2009年(平成21年) | [JR 11]405 |
2010年(平成22年) | [JR 12]384 |
2011年(平成23年) | [JR 13]325 |
2012年(平成24年) | [JR 14]352 |
2013年(平成25年) | [JR 15]393 |
2014年(平成26年) | [JR 16]387 |
2015年(平成27年) | [JR 17]361 |
2016年(平成28年) | [JR 18]349 |
2017年(平成29年) | [JR 19]333 |
2018年(平成30年) | [JR 20]328 |
2019年(令和元年) | [JR 21]320 |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]248 |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]266 |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]274 |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]262 |
駅周辺
編集西口
編集東口
編集バス路線
編集高速バス・路線バスとも東口から発着。一部の路線バス(池田交通担当便)を除き、交通系ICカードSuica、PASMOが利用可能。潮来駅発着の高速バスは、「あそう号(東京駅・鉾田駅行き)」のみとなり、「あそう号」の運行時間外は、路線バス・タクシーで10分ほどの場所にある水郷潮来バスターミナルから「かしま号」を利用することとなる。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、25頁。
- ^ a b c d “JR潮来駅、観光スタッフ常駐 切符販売や清掃業務”. 茨城新聞 (茨城新聞社). (2020年3月30日). オリジナルの2020年3月31日時点におけるアーカイブ。 2020年3月31日閲覧。
- ^ JR時刻表1992年4月号
- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ 。2019年7月30日閲覧。
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2019年12月13日、7頁。オリジナルの2019年12月13日時点におけるアーカイブ 。2019年12月13日閲覧。
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社、2019年12月13日、5頁。オリジナルの2019年12月13日時点におけるアーカイブ 。2019年12月13日閲覧。
- ^ “JR潮来駅、来春から無人化 観光都市に痛手 茨城”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年9月26日). オリジナルの2019年9月26日時点におけるアーカイブ。 2019年9月26日閲覧。
- ^ a b “時刻表 潮来駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
- ^ 「鹿島線工事誌」 314頁
- ^ 「鹿島線工事誌」 298頁
利用状況に関する資料
編集- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ a b c “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(潮来駅):JR東日本