私市駅

大阪府交野市にある京阪電気鉄道の駅

私市駅(きさいちえき)は、大阪府交野市私市山手三丁目にある、京阪電気鉄道交野線。交野線の終着駅である。駅番号はKH67難読駅名の一つである。

私市駅
駅舎(2020年6月)
きさいち
Kisaichi
KH66 河内森 (0.8 km)
地図
所在地 大阪府交野市私市山手三丁目6番32号
北緯34度46分2.10秒 東経135度41分11.38秒 / 北緯34.7672500度 東経135.6864944度 / 34.7672500; 135.6864944座標: 北緯34度46分2.10秒 東経135度41分11.38秒 / 北緯34.7672500度 東経135.6864944度 / 34.7672500; 135.6864944
駅番号 KH  67
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 交野線
キロ程 6.9 km(枚方市起点)
電報略号 私(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,622人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
3,121人/日
-2019年-
開業年月日 1929年昭和4年)7月10日
備考 無人駅ICチャージ機のみ設置)
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歴史

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駅構造

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ホーム(2014年12月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、三角屋根の駅舎が特徴である。

駅舎は車止め側にある。改札口は1か所のみ。車椅子対応スロープが設置されている。トイレは2番線ホーム上にある。

当駅から南へ生駒方面まで延長(生駒で現在の近鉄生駒線に接続)する計画があったため、駅構造や駅前の地割にその痕跡が残っている。

のりば

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番線 路線 行先
1・2 交野線 枚方市方面[4]
付記事項
  • 当駅からの列車は交野線内のみの運行である。京阪本線と大阪・京都市内に向かう場合は終点の枚方市駅で乗り換える必要がある。
  • ホーム有効長は5両編成分で、平日ダイヤの一部列車が1番線からの発車となる以外はすべて2番線から発車する。
  • 発車メロディの導入駅。かつて平日朝に設定されていたK特急の発車時には、普通列車とは異なるメロディが使用されていた。

利用状況

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  • 2019年(令和元年)度のある特定日における1日の乗降人員3,121人である。
  • 京阪線系統では最も乗降人員の少ない駅である。
年度 特定日 出典
乗降人員 乗車人員
2000年 2,884 1,459 [統計 1]
2001年 -
2002年 2,491 1,280 [統計 2]
2003年 2,844 1,445 [統計 3]
2004年 2,932 1,469 [統計 4]
2005年 3,126 1,561 [統計 5]
2006年 2,902 1,462 [統計 6]
2007年 2,977 1,534 [統計 7]
2008年 3,268 1,581 [統計 8]
2009年 3,243 1,556 [統計 9]
2010年 2,975 1,584 [統計 10]
2011年 2,704 1,381 [統計 11]
2012年 2,603 1,324 [統計 12]
2013年 2,970 1,510 [統計 13]
2014年 3,016 1,497 [統計 14]
2015年 2,976 1,491 [統計 15]
2016年 2,523 1,289 [統計 16]
2017年 2,603 1,324 [統計 17]
2018年 2,669 1,376 [統計 18]
2019年 3,121 1,622 [統計 19]

駅周辺

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当駅は北側を流れる土生川と南側を流れる尺治川の間にある。この2つの川は駅の南西側で天野川と合流する。駅付近は住宅街となっているが、その南側と東側にはがそびえる。駅から西へ進むと植物園総合病院(星田南病院)に、南へ進むと小学校やほしだの森(大阪府民の森)に、東へ進むと獅子窟寺くろんどの森大阪府民の森)に至る。駅南側、ほしだの森(大阪府民の森)方面は同園のアクセスマップを参照[5]

バス路線

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2023年12月時点では当駅および付近を経由する路線バスコミュニティバスの各路線は設定されていない。なお、2023年9月3日までは国道168号沿いに京阪バスの「京阪私市」停留所があり、18号経路(田原線)が経由していたが、同年9月9日に実施したダイヤ改正で路線そのものが廃止となった[7]

過去には田原地区を経由して大和田駅(京阪)へ向かう京阪バスの路線(田原線)と東生駒駅近鉄)へ向かう奈良交通の路線(私市線)があったが、こちらはそれよりも前に廃線となっている。

七夕伝説

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「ひらかた☆かたの 七夕伝説」というイベントで並ぶ京阪1900系

2003年秋のダイヤ改正から、京阪本線との直通列車が運転されるようになり、平日朝にK特急「おりひめ」・平日夕方に準急「ひこぼし」という七夕伝説にあやかった愛称がつけられた。通常は同一の時間帯に運転されない両列車だが、2004年から2006年までは毎年7月7日の夕方に私市発天満橋行きの臨時K特急「おりひめ」を運行し、午後7時過ぎに一夜だけ両列車が当駅に並ぶ「ひらかた☆かたの 七夕伝説」というイベントが実施された。なお、2007年の7月7日は4年目で初の土休日ダイヤ適用日になったため、両列車ともに運転されずヘッドマークを掲げた状態で長時間展示される編成とヘッドマークを掲出した線内列車が並ぶ形となり、そのため回数は複数回に及んだ。なお、2008年は普通列車に「おりひめ」のヘッドマークを装着させ、準急「ひこぼし」と並ぶ形態をとった。

2008年秋のダイヤ改正からは、「おりひめ」は中之島線中之島行の通勤快急に変更され、「ひこぼし」は中之島線中之島発の快速急行に変更された。

2009年以降は、2008年のダイヤ改定により「ひこぼし」の運転時間帯が夕ラッシュから深夜に変更され、夕刻でのイベントが開催不可能になったことから、2007年の時と同じように交野線普通列車にヘッドマークを掲出して七夕イベントを開催することになった[8]。しかし、2011年以降は開催されていない[9]

しかしながらその「おりひめ」「ひこぼし」は、2013年3月16日に実施された京阪線系統の一部ダイヤ変更で廃止され、設定以来9年半の歴史に幕を降ろした[10]

隣の駅

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京阪電気鉄道
交野線
河内森駅 (KH66) - 私市駅 (KH67)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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出典

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本文中の出典

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  1. ^ 京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)資料編144頁
  2. ^ a b “交野線河内森 - 私市間の複線化 今日から使用開始 京阪電鉄”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月12日) 
  3. ^ 京阪広報誌「くらしの中の京阪」1992年10月号[出典無効] / 京阪電気鉄道開業90周年記念誌『街をつなぐ、心を結ぶ』106‐107頁「交野線全線複線化が完成」
  4. ^ 私市駅|駅構内図” (PDF). 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。
  5. ^ ほしだ園地 アクセスマップ” (PDF). 大阪府民の森. なるかわ園地管理事務所. 2023年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月9日閲覧。
  6. ^ 交野の戦争遺跡”. 交野市教職員組合. 2023年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月9日閲覧。
  7. ^ 京阪バス交野営業所. “京阪バス 2023年9月9日(土)ダイヤ改正等について” (PDF). 2023年9月9日(土曜日)洛南・交野 2営業所において、ダイヤ改正を実施いたします。. 京阪バス. 2023年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月9日閲覧。
  8. ^ 私市駅「おりひめ」「ひこぼし」の出逢い”. 京阪電気鉄道. 2009年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
  9. ^ 京阪線、大津線で七夕ムードを盛り上げます!” (PDF). 京阪電気鉄道 (2011年6月22日). 2020年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
  10. ^ 淀駅付近立体交差化事業の 淀駅付近立体交差化事業の進捗に伴い 3月16日(土)初発から京阪線のダイヤを一部変更します” (PDF). 京阪電気鉄道 (2013年1月17日). 2023年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。

利用状況の出典

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関連項目

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外部リンク

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