2013 LA2
小惑星
2013 LA2 とは、ケンタウルス族[1]またはダモクレス族[2]に属する逆行小惑星の1つ。2014年時点で、最も軌道傾斜角の大きな小惑星である。
2013 LA2 | ||
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分類 | 小惑星 | |
軌道の種類 | ケンタウルス族[1] ダモクレス族[2] 逆行小惑星 木星横断小惑星 土星横断小惑星 | |
発見 | ||
発見日 | 2013年6月1日[3] | |
発見者 | パンスターズ[3] | |
発見方法 | 自動検出 | |
軌道要素と性質 元期:TDB 2456449.5 (2013年6月6.0日)[1] | ||
軌道長半径 (a) | 7.5 ± 0.3 AU[1] | |
近日点距離 (q) | 3.049 ± 0.004 AU[1] | |
遠日点距離 (Q) | 12.0 ± 0.4 AU[1] | |
離心率 (e) | 0.59 ± 0.01[1] | |
公転周期 (P) | 7519 ± 401 日 (20.59 ± 1.10 年)[1] | |
軌道傾斜角 (i) | 175.19 ± 0.01 度[1] | |
近日点引数 (ω) | 326.1 ± 0.3 度[1] | |
昇交点黄経 (Ω) | 240.99 ± 0.01 度[1] | |
平均近点角 (M) | [1] | 6.7 ± 0.4 度|
EMoid | 2.03354 AU[1] | |
前回近日点通過 | JED 2456310 ± 2 (2013年1月17日)[1] | |
次回近日点通過 | 2032年から2034年頃 | |
物理的性質 | ||
直径 | 1.8 km[2] | |
絶対等級 (H) | 16.9[1] | |
他のカタログでの名称 | ||
K13L02A[3] 2013 LA2[1][2] |
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
軌道の性質
編集2013 LA2 の軌道傾斜角は175.2度もあり[1]、全ての小惑星の中で最も大きな値である。逆に太陽の赤道面から見ると4.8度と、ほとんど傾いていないと見なせる。したがって、2013 LA2 は最も逆行らしい公転運動をしている逆行小惑星である。
2013 LA2 の公転軌道の軌道離心率は0.6と比較的大きな値を持つ楕円軌道であり、近日点を木星軌道と小惑星帯の間の3.05AU、遠日点を土星軌道よりやや外側の12AUに置く。2013 LA2 はこの軌道を19.5年から21.7年周期で公転していると推定されている。2013年1月16日から18日に近日点に達したと推定されており、2032年から2034年頃に再び近日点に戻ってくる[1]。
2013 LA2 は木星に接近する事がある。2011年5月31日4時32分(±1日18時間57分)には、木星から最短で4600万km、最長でも1億0100万kmまで接近したと推定されている。また、2015年9月4日11時47分(±15時間21分)には、木星から最短で1億7900億km、最長で2億4400万kmまで接近する[1]。
物理的性質
編集出典
編集関連項目
編集- (255447) 2005 YN24 - 最も軌道傾斜角の値が小さな小惑星。
- 2005 SB223 - 最も軌道傾斜角の値が90度に近い小惑星。