search/サーチ2
『search/#サーチ2』(原題: Missing)は、2023年アメリカ合衆国で公開されたスリラー映画。『search/サーチ』の続編。
search/#サーチ2 | |
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Missing | |
監督 |
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脚本 |
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原案 | |
製作 | |
製作総指揮 |
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出演者 | |
音楽 | ジュリアン・シャーラー |
撮影 | スティーブン・ホールラン |
編集 |
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製作会社 |
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配給 |
ソニー・ピクチャーズ リリーシング ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
公開 | |
上映時間 | 111分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 760万ドル[1] |
興行収入 | 4876万ドル[2][3] |
前作 | 『search/サーチ』 |
前作同様、全編デジタル機器の画面上で描かれるスクリーンライフ映画であり、舞台も前作後の世界だが[4]、ストーリーや登場人物は一新されている[5]。
あらすじ
編集デジタルネイティブ世代の女子高生が、コロンビア旅行中に失踪した母を、ネットを駆使して捜索する[6][7][8]。しかし、事態は予想外の展開を迎える[8]。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- ジューンの母。シングルマザー。
- ハビエル・ラモス / ジョアキム・デ・アルメイダ(宝亀克寿)[10]
- グレイスの恋人。ビジネスマン。
- ヘザー・ダモア / エイミー・ランデッカー(木下紗華)
- グレイスの知人。弁護士。
- FBI捜査官。
- ジューンの友人。
- ジューンの父。
その他日本語吹替声優: 長縄まりあ、野津山幸宏、河村梨恵、山岸治雄、広瀬裕也、渡辺ゆかり、泊明日菜、相馬康一、池田海咲、堀総士郎、東内マリ子、小林さとみ、虎島貴明、反町有里、内野孝聡
制作・公開
編集監督・脚本はウィル・メリックとニック・ジョンソン(二人とも本作が初監督、前作では編集を担当)[11][12]。原案・制作はアニーシュ・チャガンティ(前作では監督・脚本)とセヴ・オハニアン(前作では共同脚本・制作)[5]。2020年公開の『RUN/ラン』とも制作陣が共通する[11][12]。本作には『RUN/ラン』と繋がる要素もある[4]。
制作はCOVID-19パンデミックの中で始まった[11]。コロンビアでの国外ロケも行われた。作中のデジタル機器の画面は、実際の画面の録画ではなく、Photoshop等で作られたアニメーションである[12]。また前作同様、多様な人種が登場する[13]。
2023年1月、北米で劇場公開された。評価はRotten Tomatoesでは好評88%[14]、メタスコアでは66点で"generally favorable"だった[15]。
日本
編集日本では、2023年3月に「#ソニピク謎試写」として、タイトル等の事前情報を伏せた試写会が行われた後、4月より全国公開した[13][9]。11月よりAmazon Prime Video等で配信開始した[16]。
前作同様、台詞字幕に加え、画面上のテキスト等に対する「見せ字幕」も多く使われた[13]。一般的な作品の見せ字幕が20~30枚程度なのに対し、本作は約560枚に及んだ(前作は約410枚)[13]。
脚注
編集- ^ “'Avatar 2' & More Putting Year's Running Box Office Over Half Billion- Sunday Update”. Deadline Hollywood (January 22, 2023). January 20, 2023時点のオリジナルよりアーカイブ。January 22, 2023閲覧。
- ^ “Missing (2023)”. Box Office Mojo. IMDb. March 17, 2023閲覧。
- ^ “Missing (2023)”. The Numbers. Nash Information Services, LLC. March 17, 2023閲覧。
- ^ a b “『search/#サーチ2』 は前作と同じ世界観、「サーチング・シネマティック・ユニバース」略してSCUとプロデューサーが認める | THE RIVER”. theriver.jp (2023年4月16日). 2023年12月30日閲覧。
- ^ a b 稲垣貴俊. “『search/#サーチ2』現代の映像感覚、ミステリ映画としての洗練”. otocoto | こだわりの映画エンタメサイト. 2023年12月17日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “search/#サーチ2 | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報”. 映画ナタリー. 2023年12月17日閲覧。
- ^ 稲垣伸寿. “ネットに残された情報から母を捜索 映画「search/#サーチ2」が照らす未来 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)”. forbesjapan.com. 2023年12月17日閲覧。
- ^ a b “『search/#サーチ2』は前作からどう進化した? サスペンス部分に宿る恐ろしい独自性”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2023年4月20日). 2023年12月17日閲覧。
- ^ a b “種崎敦美&小野大輔ら『search/#サーチ2』吹替版に参加”. cinemacafe.net (2023年3月24日). 2023年12月17日閲覧。
- ^ a b c d “search/#サーチ2 | ソニー・ピクチャーズ公式”. www.sonypictures.jp. 2023年12月17日閲覧。
- ^ a b c “『search/#サーチ2』の監督デュオに聞く、全編PC画面上でストーリーを語るという挑戦 | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報”. 2023年12月18日閲覧。
- ^ a b c “『search/#サーチ2』ニック・ジョンソン&ウィル・メリック監督 TikTokやインターネットの革新を映画に反映する【Director’s Interview Vol.303】|CINEMORE(シネモア)”. cinemore.jp. 2023年12月17日閲覧。
- ^ a b c d e “100パーセントPC画面上で展開する映画『search/サーチ』シリーズ第2弾『search/#サーチ2』超没入できる!!<日本語吹替版>劇場上映決定!! | シネマNAVI”. www.cinemanavi.com. 2023年12月17日閲覧。
- ^ “Missing - Rotten Tomatoes” (英語). www.rottentomatoes.com (2023年1月20日). 2023年12月17日閲覧。
- ^ “Missing” (英語). www.metacritic.com. 2023年12月17日閲覧。
- ^ “「すばらしき世界」「グリッドマン ユニバース」「search #サーチ2」“何度も観たい”おすすめ映画作品一覧【アマプラ/11月配信】 : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年12月17日閲覧。