Wikipedia:ページの分割と統合
この文書はウィキペディア日本語版のガイドラインです。多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。必要に応じて編集することは可能ですが、大きな変更を加える場合は、先にノートページで提案してください。 |
この文書の要旨: ページの分割あるいは統合を実施する際には、要約欄に、「[[ページB]]ヘ分割」「[[ページA]]から分割」あるいは「[[ページB]]を統合」「[[ページA]]ヘ統合」というように記述してください。この手順は、「編集履歴の継承」と呼ばれ、Wikipediaのライセンス条件の義務であり、怠ると、Wikipedia:削除の方針に当てはまります。 |
メンテナンス |
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依頼と提案 |
削除関連 |
このページでは、1つのページを2つに分割する方法、2つのページを1つに統合する方法について説明しています。また、後者に関連して、履歴を1つにまとめる方法について、両者に関連して、あるページの一部を別のページに転記する方法も説明しています。
ウィキペディアのページは、多くの参加者によって常に加除訂正が繰り返されるため、理想的な完成形態とは異なる方向へ発展することも珍しくありません。その軌道修正の手段の1つとして、ページの分割とページの統合とがあります。以下では、分割・統合を行うべき場合と、分割・統合を行うべきでない場合とを抽象的に列記していますが、具体的に各ページが分割・統合されるべきか否かはケースバイケースですので、ノートページで議論をして対応を決めることが推奨されます。
- ページの名前を変更する方法については、Wikipedia:ページの改名を参照してください。
- ページの一部を別のページに複写する場合については、Wikipedia:ウィキペディア内でのコピーを参照してください。
ページの分割
編集分割の検討
編集以下に該当すると考えられる場合は、ページの分割を検討してみて下さい。
- ページの分量が肥大化したため、読者にとって全体の見通しが悪く不便な場合、または、ページ中で特定の説明だけの分量が多く、明らかにバランスを失している場合
- 見出し語の解説としては不要な記述もしくは見出し語との関係が不明確な記述であるが、百科事典の情報としては有用な場合
- 見出し語との直接的な関連性がなく分離して単独の記事とすべき場合です。Wikipedia:曖昧さ回避#1ページに共存の形の記事も分割することができます。これらの場合、分割後に一方がスタブになり得るときには、単なる分割だけではなく他の記事への一部転記も検討してください。
分割提案の告知
編集分割すべきと考えられるページを見つけたら、以下のガイドラインに従って分割提案を告知してください。ただし、カテゴリの分割は、Wikipedia:カテゴリの提案と議論#品質保証提案の場合のガイドラインに従ってください。
- ページの一番上の部分に {{分割提案}} テンプレートを貼付します。テンプレートの使い方の詳細はTemplate:分割提案を参照してください。
- ノートページで、分割提案の趣旨を説明し、意見を募ります。
- より多くの編集者に知ってもらうために、Wikipedia:分割提案に提案内容を記載して呼び掛けを行います。
提案に対し、反対意見・分割するべき項目・今後の方針に関する意見がある場合は、ノートページに投稿します。そこで提案者を含む方々と意見調整を行います。提案後1週間が経過しても、他の利用者からの明確な反対意見がない、もしくは他の利用者との分割に関する議論が起きない場合は、次の手順を参考にして分割作業を行なってください。分割するページの数や扱う内容の大きさに比例して、周知徹底のための期間は長く取るのが望ましいでしょう。
反対意見があり議論が始まったものの、結論が得られないまま議論が途中で止まってしまった場合は、利用者の意見を引き続き受け付けるためにも分割提案テンプレートは貼り続けることになりますが、議論が止まってから(最後の意見の投稿日時から)1か月以上経過した場合は分割提案自体が消滅したものとして、分割は行ないません。これは、その後の加筆・修正により分割が不適切となっている可能性があるためです。#分割しない場合の終了処理に従い、告知を終了する処理を行ってください。なおも分割が必要と思われる場合には、改めて提案しなおしてください。
分割の手順
編集ページ甲の一部を分離し、新規ページ乙とする場合の手順は、以下の通りです。
- 甲の編集 : 分離すべき部分を除去し、テキストエディタなどに控えておきます。それに代えて乙へのリンクを作るなど、修正します。また、分割提案テンプレートを除去します。要約欄には「
[[乙]]へ分割
」と記述します。- 特に乙の内容が甲の解説の体系性を維持するのに必要であれば、リンクだけでなく、乙の内容を要約した節を甲に残しておくことが望まれます(Wikipedia:サマリースタイルを参照)。
- 乙の新規作成 : 甲から除去した部分を、そのままペーストしただけのページを作成します。要約欄には「
[[甲]]から分割
」と記述します。 - 乙の修正 : Wikipedia:レイアウトの指針などを参考にして冒頭にページ名を太字で書き、読みがなをつけるなど、独立ページとしての形式を整えます。また、甲との関係を記述するなどして、甲へのリンクを設置します。その他、適宜、カテゴリや言語間リンクを追加します。
- 分割済みの告知:分割提案を行ったノートページ、およびWikipedia:分割提案の該当する記載に、分割がなされた旨の結果報告を追記します。また、甲のノートページ冒頭には{{分割元ノート}}テンプレートを、乙のノートページ冒頭には{{分割先ノート}}テンプレートを貼り付けます。
- 他のページからのリンクの修正 : 除去した甲の節見出しへのリンクおよびリダイレクトを、
insource:"[[甲#見出し]]"
で検索するなどして見つけて、乙へのリンクおよびリダイレクトに替えるなど、修正します。もし大量の修正の必要がある場合にはノートページなどで協力を求めてみてください。
2.の要約欄への記述は、ウィキペディアのライセンス条件の義務であり、怠るとWikipedia:削除の方針により削除される可能性があります。2.と3.は、転記処理と編集作業を明確に区別するため、義務ではありませんが、2段階に分けて行なうことが推奨されます。
分割部分の著作権をただ1人の利用者が有している場合は、当該利用者は、分割に際して要約欄への記載を行わなくてもウィキペディアのライセンス条件違反とはなりません。しかしこの場合であっても要約欄への記載が推奨されます。これは、他の利用者によって履歴継承違反と誤って認識される可能性があるためです。
もし分割した後から何らかの意見が表明された場合は、速やかに相手との議論に移り、合意形成に努めてください。
3ページ以上にわたって分割する場合
編集要約欄には文字数の制限があるため、分割先が複数にわたる場合は、一度に分割しようとすると、履歴継承の必要事項を要約欄に書ききれなくなる場合があります。その場合は分割の手順1.を複数回に分けて行ってください。
分割しない場合の終了処理
編集議論の結果(または議論が止まったなどのため)、分割をしないことになった場合は、告知を終了する処理を行ってください。
- ページに貼付した分割提案テンプレートを除去します。
- ノートページには、「分割の合意が得られなかった」などの説明を記入します。
- Wikipedia:分割提案の該当する記載に、分割がなされなかった旨の結果報告を追記します。
ページの統合
編集統合の検討
編集以下に該当すると考えられる場合は、ページの統合を検討してみて下さい。
- 同一の概念や事物に関して、不注意などにより、別名でページが作られた場合
- 1つのページ中で一緒に解説すべきにも関わらず、必要以上に細切れにされてページが作られている場合
- 共通点のあるスタブが複数存在する場合
どのページを統合先のページとするかはWikipedia:記事名の付け方も参考に選択します。
ページ甲をページ乙に統合する場合、ページ甲は削除するのではなく、ページ乙へのリダイレクトとして残す必要があります。後に非リダイレクト化(独立項目化)することは問題ありませんが、削除すると履歴の継承ができないため、ウィキペディアのライセンス条件違反となります。統合元のページが問題無く残せるよう、予め統合元の記事名が統合先へのリダイレクトとして適切かどうか、統合前に必ず検討してください。ただし、カテゴリページではページ甲をリダイレクトとして残すことは許されていません(Wikipedia:カテゴリの方針#カテゴリ間のリダイレクト)。
注意事項
編集通常の#統合の手順で実施すると、統合元のページ名「甲」が統合先「乙」または「乙」の節見出しへのリダイレクトとして不適切となる場合は、以下のように対処してください:
- 新たに適切なページ丙を立項し、甲と乙を丙へのリダイレクトにすることで解決するなどの場合
- → #新設統合を選択してください。
- どちらのページも残し、一部の記述のみを移すことで解決するなどの場合
- → #項目一部転記を選択してください。
- どちらかのページ名を改名すれば解決するなどの場合
- → ページの改名後に統合することを選択してください。
以下に該当する場合は統合すべきではありません:
- 著作権侵害などのWikipedia:削除の方針に当てはまるページ
- 統合すると、統合後のページまで特定版削除せねばならなくなる場合があります。
- → 適切な処置が取られて削除の必要が無くなるまで、統合は控えてください。
- 不適切な分割を戻す場合
- → リバートと削除で対処してください。
- 2つのページが全く同じ情報しか含んでいない場合
- → 統合するまでもありません。一方をリダイレクトにしてください。
- 一方のページ乙に、他方のページ甲の内容がすべて含まれている場合
- → 統合するまでもありません。甲を乙または乙の節見出しへのリダイレクトにしてください。
- ただし、一見大半が重複しているようであっても、細部に差異がある場合もあります。転記の要・不要を確認する意味で、意見募集の段階を踏むことも検討して下さい。
統合提案の告知
編集統合すべきと考えられるページを見つけたら、以下のガイドラインに従って統合提案を告知してください。ただし、カテゴリの統合は、Wikipedia:カテゴリの提案と議論#統合提案の場合のガイドラインに従ってください。
- 統合するそれぞれのページの一番上の部分に、統合によってどちらのページを残すかが明確になっていない場合は {{統合提案}} テンプレートを貼付します。明確になっている場合は {{Mergefrom}} および {{Mergeto}} テンプレートを貼付します。テンプレートの使い方の詳細は、Template:統合提案、Template:Mergefrom、Template:Mergetoを参照してください。
- どちらかのノートページで、統合提案の趣旨を説明し、意見を募ります。
- より多くの編集者に知ってもらうために、Wikipedia:統合提案に提案内容を記載して呼び掛けを行います。
提案に対し、反対意見・統合後のページの構成・他のページとの振り分けなど、今後の方針に関する意見がある場合は、統合提案のテンプレートで指定されたノートページに投稿します。そこで提案者を含む方々と意見調整を行います。提案後1週間が経過しても、他の利用者からの明確な反対意見がない、もしくは他の利用者との統合に関する議論が起きない場合は、次の手順を参考にして統合作業を行なってください。統合するページの数や扱う内容の大きさに比例して、周知徹底のための期間は長く取るのが望ましいでしょう。
反対意見があり議論が始まったものの、結論が得られないまま議論が途中で止まってしまった場合は、利用者の意見を引き続き受け付けるためにも統合提案のテンプレートは貼り続けることになりますが、議論が止まってから(最後の意見の投稿日時から)1か月以上経過した場合は統合提案自体が消滅したものとして、統合は行ないません。これは、その後の加筆・修正により統合が不適切となっている可能性があるためです。#統合しない場合の終了処理に従い、告知を終了する処理を行ってください。なおも統合が必要と思われる場合には、改めて提案しなおしてください。
統合の手順
編集ページ甲の内容を、既存のページ乙に統合する場合の手順は、以下の通りです。
- 甲のリダイレクト化 : 甲の編集画面を開き、全文をテキストエディタなどに控えた後、「
#転送 [[乙]]
」または「#転送 [[乙#見出し]]
」に置き換えます。要約欄には「[[乙]]へ統合
」と記述します。 - 乙への統合 : 控えておいた甲の全文を、乙の末尾にそのままペーストします。要約欄には「
[[甲]]を統合
」と記述します。 - 乙の修正 : 一つのページとして一体化するように、手直しします。統合提案のテンプレート二つを除去して、カテゴリの重複を消し、同じ言語への言語間リンクの一方を消し、元から乙内にあった甲へのリンクを除去します。また、甲の冒頭部だった太字の旧ページ名や読みを除去したり、重複しているテンプレートを除去したり、表記を統一したり、文章の位置を入れ替えたり、見出しを追加したり、推敲したりします。
- 統合済みの告知:統合提案を行ったノートページ、およびWikipedia:統合提案の該当する記載に、統合がなされた旨の結果報告を追記します。また、甲のノートページ冒頭には{{統合元ノート}}テンプレートを、乙のノートページ冒頭には{{統合先ノート}}テンプレートを貼り付けます。
- 他のページからのリンクの修正 : Wikipedia:リダイレクト#二重リダイレクトをしないを参考にして、甲のリンク元を確認し、甲へのリダイレクトを乙へのリダイレクトに替えます(甲の変更が乙のリンク元に直ちに反映されるとは限らないため、乙のリンク元で確認するより、甲のリンク元で確認する方が確実です)。「[[甲#」を全文検索するなどして、甲の節見出しへのリンクを、乙の節見出しへのリンクに替えます。「[[甲|」を全文検索するなどして、別名での甲へのリンクを、乙へのリンクに替えます。リンク「[[甲]]」はそのまま変更しません。もし大量の修正の必要がある場合にはBot作業依頼を検討したり、ノートページなどでの協力要請をしてみてください。
- 統合後の各記事の編集 : 甲と乙の意味(広狭)に違いがあった場合でも、統合完了後の乙の編集はあくまでも乙の記事名を基準に行います。統合完了後に乙の見出し語と直接的な関連性のない記述を含めてはいけません。見出し語との関連性がない記述は#分割の検討により分割または一部転記の対象となります。統合により甲は乙へのリダイレクトページとなりますが、その適否はWikipedia:リダイレクトによって判断し、より適切なリダイレクト先が考えられる場合は改めて検討してください。また甲の事項を独立して解説することが適切と考えられる場合は、Wikipedia:独立記事作成の目安を満たすよう出典を付けて独立記事にすることもできますが、過去に統合される理由になった#統合の検討にあるような問題を解決しない独立項目化は避けてください。
甲に、履歴が1件しか存在しない場合は、2. の際に要約欄にその投稿者の名を追加し、「[[甲]] 200x年xx月xx日 xx:xx (UTC) 誰々執筆 を統合」という形式で記述します。これによって、履歴の統合に代えることができます(ローカルタイムの設定をしている場合は、協定世界時 (UTC) に換算してください)。このような手順で行った統合には、#履歴の統合を依頼する必要はありません。
もし統合した後から何らかの意見が表明された場合は、速やかに相手との議論に移り、合意形成に努めてください。
3ページ以上を統合する場合
編集要約欄には文字数の制限があるため、一度に多数のページを統合しようとすると、履歴継承の必要事項を要約欄に書ききれなくなる場合があります。その場合は統合の手順2.を複数回に分けて行ってください。
また、議論は、一つのノートページでまとめて行ってください。
新設統合
編集ページ甲とページ乙を統合してページ丙にする場合を新設統合といいます。新設統合の場合、最初に主となる一方のページを丙に移動した後に、上記の統合の手順を実行します。
統合しない場合の終了処理
編集議論の結果(または議論が止まったなどのため)、統合をしないことになった場合は、告知を終了する処理を行ってください。
- ページに貼付した統合提案のテンプレートを、すべて除去します。
- ノートページには、「統合の合意が得られなかった」などの説明を記入します。
- Wikipedia:統合提案の該当する記載に、統合がなされなかった旨の結果報告を追記します。
項目一部転記
編集ページ甲の一部を、ページ乙に転記即ちカット・アンド・ペーストする場合は、甲に関しては分割、乙に関しては統合と基本的に同じになります。
一部転記提案の告知
編集一部転記すべきと思うページを見つけたら、以下のガイドラインに従って一部転記提案を告知してください。
- 一部転記の転記元と転記先のそれぞれのページの一番上の部分に {{一部転記}} テンプレートを貼付します。テンプレートの使い方の詳細は、Template:一部転記を参照してください。
- 分割提案や統合提案に準じて合意形成などの処理をしてください。ただし、提案内容を記載しての呼び掛けはWikipedia:分割提案で行ってください。Wikipedia:分割提案とWikipedia:統合提案の両方で呼び掛ける必要はありません。
一部転記の手順
編集ページ甲の一部を、ページ乙に転記する場合の手順は、以下の通りです。
- 甲の編集 : 分離すべき部分を除去し、テキストエディタなどに控えておきます。それに代えて必要ならば乙へのリンクを作るなど、修正します。また、一部転記提案テンプレートを除去します。要約欄には「
[[乙]]へ一部転記
」と記述します。 - 乙への転記 : 甲から除去した部分を、乙の末尾にそのままペーストします。要約欄には「
[[甲]]から一部転記
」と記述します。 - 乙の修正 : 一部転記提案テンプレートを除去して、一つのページとして一体化するように手直しします。具体的には重複部分の除去、表記の統一、文章の位置の入れ替え、見出しの追加、推敲を行います。
- Wikipedia:分割提案の該当する記載に、一部転記がなされた旨の結果報告を追記します。
- 他のページからのリンクの修正 : 除去した甲の節見出しへのリンクおよびリダイレクトを、「[[甲#見出し]]」を全文検索するなどして、乙へのリンクおよびリダイレクトに替えるなど、修正します。もし大量の修正の必要がある場合にはノートページやBot作業依頼などで協力を求めてみてください。
2.の要約欄への記述は、ウィキペディアのライセンス条件の義務であり、怠ると、Wikipedia:削除の方針に当てはまります。2.と3.は、転記処理と編集作業を明確に区別するため、義務ではありませんが、2段階に分けて行うことが推奨されます。
もし一部転記した後から何らかの意見が表明された場合は、速やかに相手との議論に移り、合意形成に努めてください。
一部転記を行わない場合の終了処理
編集議論の結果(または議論が止まったなどのため)、一部転記をしないことになった場合は、告知を終了する処理を行ってください。
- ページに貼付した一部転記提案テンプレートを、すべて除去します。
- ノートページには、「一部転記の合意が得られなかった」などの説明を記入します。
- Wikipedia:分割提案の該当する記載に、一部転記がなされなかった旨の結果報告を追記します。
履歴の統合
編集ページの統合をしたり、移動機能を使用せずにコピー&ペーストで移動がされた場合に、履歴の統合をする方がよいことがあります。履歴の統合は管理者しか行うことができません。また、履歴を統合した場合、元に戻すのは困難です。
履歴統合の検討
編集以下に該当すると考えられる場合は、履歴の統合を検討して下さい。
- ページの統合後にリダイレクト化された方のページが、何らかの理由で(投稿履歴と共に)削除される場合、またはその危険性が高い場合
- コピー&ペーストで移動された後に有用な投稿履歴が積み重ねられた場合
注意事項
編集以下に該当する場合は履歴統合をする必要はありません。
- 統合される側に、有用な履歴が1件しかない場合
- → ページ統合時の要約欄に、その投稿日時と投稿者名を記載することで対処してください。
- 統合しようとするページの投稿履歴が時系列的に重なり合う部分が非常に多く、統合後の履歴が混乱する場合
- コピー&ペーストによる移動がされたが、それ以外の有用な履歴がない場合
- → この場合にページ名を変更するときは、リダイレクト化された元のページをリバートし、コピー&ペースト移動で作られたページを削除した上で、移動機能を使用します。
統合元と統合先が両方とも有用な項目として存在している場合には、履歴を統合することが出来ません。履歴の統合では、統合元の項目にある履歴を統合先へ移動することになり、統合元に必要な履歴が残せないためです。このような場合には履歴統合が必要になる前の状態まで編集を差し戻して特定版削除後に転記作業をやり直すか、または履歴の複製を依頼することを考慮してください。
履歴統合の依頼
編集- ページの統合をした後、または、コピー&ペースト移動を発見した後に、Wikipedia:リダイレクトの削除依頼に履歴の統合を依頼します。
- 管理者は、依頼を見て履歴統合をすべきと判断した場合は、直ちに次節の手順で履歴の統合作業を行います。履歴統合をすべきでないと判断した場合、または、即決できない場合は、各ページのノートで話し合ってください。
- 依頼者と統合実行者は別の者があたることにします。
- 原則は、(1) 依頼 → (2) 管理者による統合実行であり、例外は、(1) 依頼 → (2) 管理者による合意形成プロセスへの移行 → (3) 管理者による統合実行 です。
履歴統合の手順
編集履歴統合は管理者のみが行うことができます。手順はHelp:管理者マニュアル 履歴統合を参照してください。
関連項目
編集- 何を分割し統合すべきかについて
- Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアは辞書ではありません - 方針
- Wikipedia:サマリースタイル - ガイドライン