ノヴゴロド公のソースを表示

{{参照方法|date=2017-09-17}}
'''ノヴゴロド公'''（ノヴゴロドこう、{{lang-ru|Князь новгородский}}）は、[[キエフ大公国|キエフ・ルーシ]]時代のルーシ北部において、[[ノヴゴロド]]を首都として成立した[[ノヴゴロド公国]]（{{lang|ru|Новгородского княжества}}）ならびにノヴゴロド共和国（{{lang|ru|Новгородская республика}}）<ref>日本語文献においては一貫してノヴゴロド公国と表記することがある。なお、ノヴゴロド共和国の君主も公（{{lang|ru|Князь}}：[[クニャージ]]）と称される。</ref>の君主の称号である（「公」は「[[クニャージ]]」からの訳出による）。

; 留意事項
:* 本頁の人名・地名は現地の言語の音写よりも、日本語表記として一般的と思われるものを優先して表記している。
:* 各人物は、文献によっては「～世」・「～公」等の数えや通称の併記、あるいは洗礼名での表記などにより、異なる表記がなされている可能性がある。
:* 各人物は、他の称号の元で異なる数えがなされる可能性がある。（例：[[スヴャトポルク2世|スヴャトポルク・イジャスラヴィチ]]はノヴゴロド公としては1人目のスヴャトポルクであるが、キエフ大公としては「スヴャトポルク2世」となる。）

各人物の詳細は各頁を参照。

== ノヴゴロド公の一覧 ==
=== 伝説的な人物 === 
* ヴァンダル[[:ru:Вандал (князь)|(ru)]]
* ウラジーミル・ドレヴィチ[[:ru:Владимир Древний|(ru)]]
* ブラヴリン[[:ru:Бравлин|(ru)]][[:en:Bravlin|(en)]]（9世紀）
* ブリヴォイ[[:ru:Буривой|(ru)]]（9世紀）
* ゴストミスル[[:ru:Гостомысл|(ru)]][[:en:Gostomysl|(en)]]（? - 860年ごろ）<ref>伝説的な人物については「スロヴェネとルーシと都市スロヴェネの伝説（{{lang|ru|Сказание о Словене и Русе и городе Словенске}}）」[[:ru:Сказание о Словене и Русе и городе Словенске|(ru)]]の頁参照。</ref>

=== ノヴゴロド公国 ===
* [[リューリク]]（在位：862年 - 879年）
* [[オレグ (キエフ大公)|オレグ]]（在位：879年 - 912年）
* [[イーゴリ1世|イーゴリ・リュリコヴィチ]]（在位：912年 - 945年）
* [[スヴャトスラフ1世|スヴャトスラフ・イゴリヴィチ]]（在位：945年 - 969年）
* [[ウラジーミル1世|ウラジーミル・スヴャトスラヴィチ]]（在位：969年 - 977年）
* [[ヤロポルク1世|ヤロポルク・スヴャトスラヴィチ]]（在位：977年 - 979年）
* [[ウラジーミル1世|ウラジーミル・スヴャトスラヴィチ]]（在位：979年 - 988年）：再任
* ヴィシェスラフ・ウラジミロヴィチ[[:ru:Вышеслав Владимирович|(ru)]]（在位：988年 - 1010年）
* [[ヤロスラフ1世|ヤロスラフ・ウラジミロヴィチ]]（在位：1010年 - 1034年）
* [[ウラジーミル・ヤロスラヴィチ (ノヴゴロド公)|ウラジーミル・ヤロスラヴィチ]]（在位：1034年 - 1052年）
* [[イジャスラフ1世|イジャスラフ・ヤロスラヴィチ]]（在位：1052年 - 1054年）
* [[ムスチスラフ・イジャスラヴィチ (ノヴゴロド公)|ムスチスラフ・イジャスラヴィチ]]（在位：1055年 - 1067年）
* [[グレプ・スヴャトスラヴィチ (ノヴゴロド公)|グレプ・スヴャトスラヴィチ]]（在位：1067年、1069年 - 1073年、1077年 - 1078年）
* [[スヴャトポルク2世|スヴャトポルク・イジャスラヴィチ]]（在位：1078年 - 1088年）
* [[ムスチスラフ1世|ムスチスラフ・ウラジミロヴィチ]]（在位：1088年 - 1094年）
* [[ダヴィド・スヴャトスラヴィチ (チェルニゴフ公)|ダヴィド・スヴャトスラヴィチ]]（在位：1094年 - 1095年）
* [[ムスチスラフ1世|ムスチスラフ・ウラジミロヴィチ]]（在位：1095年 - 1117年）：再任
* [[フセヴォロド・ムスチスラヴィチ (ノヴゴロド公)|フセヴォロド・ムスチスラヴィチ]]（在位：1117年 - 1132年）
* [[スヴャトポルク・ムスチスラヴィチ]]（在位：1132年）
* [[フセヴォロド・ムスチスラヴィチ (ノヴゴロド公)|フセヴォロド・ムスチスラヴィチ]]（在位：1132年 - 1136年）：再任

=== ノヴゴロド共和国 ===
* [[スヴャトスラフ・オリゴヴィチ (チェルニゴフ公)|スヴャトスラフ・オリゴヴィチ]]（在位：1136年 - 1138年）
* スヴャトポルク・ムスチスラヴィチ（在位：1138年）：再任
* ロスチスラフ・ユーリエヴィチ[[:ru:Ростислав Юрьевич|(ru)]][[:en:Rostislav Yuryevich|(en)]]（在位：1138年 - 1140年）
* スヴャトスラフ・オリゴヴィチ（在位：1140年 - 1141年）：再任
* [[スヴャトスラフ・フセヴォロドヴィチ (キエフ大公)|スヴャトスラフ・フセヴォロドヴィチ]]（在位：1141年）
* ロスチスラフ・ユーリエヴィチ（在位：1141年 - 1142年）：再任
* スヴャトポルク・ムスチスラヴィチ（在位：1142年 - 1148年）：再任
* [[ヤロスラフ2世 (キエフ大公)|ヤロスラフ・イジャスラヴィチ]]（在位：1148年 - 1154年）
* [[ロスチスラフ1世|ロスチスラフ・ムスチスラヴィチ]]（在位：1154年）
* [[ダヴィド・ロスチスラヴィチ]]（在位：1154年 - 1155年）
* [[ムスチスラフ・ユーリエヴィチ (ノヴゴロド公)|ムスチスラフ・ユーリエヴィチ]]（在位：1155年 - 1158年）
* [[スヴャトスラフ・ロスチスラヴィチ (ノヴゴロド公)|スヴャトスラフ・ロスチスラヴィチ]]（在位：1158年 - 1160年）
* [[ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ (ロストフ公)|ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ]]（在位：1160年 - 1168年）
* スヴャトスラフ・ロスチスラヴィチ（在位：1161年 - 1168年）：再任
* [[ロマン・ムスティスラーヴィチ|ロマン・ムスチスラヴィチ]]（在位：1168年 - 1170年）
* [[リューリク・ロスチスラヴィチ (キエフ大公)|リューリク・ロスチスラヴィチ]]（在位：1170年 - 1171年）
* ユーリー・アンドレエヴィチ[[:ru:Юрий Андреевич Боголюбский|(ru)]]（在位：1171年 - 1175年）
* スヴャトスラフ・ムスチスラヴィチ（在位：1175年 - 1176年）：在位1218年 - 1219年の人物とは別人
* ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ（在位：1177年）：再任
* [[ヤロスラフ・ムスチスラヴィチ]]（在位：1177年）
* ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ（在位：1177年 - 1178年）：再任
* [[ヤロポルク・ロスチスラヴィチ]]（在位：1178年）
* [[ロマン・ロスチスラヴィチ]]（在位：1178年 - 1179年）
* [[ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ (スモレンスク公)|ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ]]（在位：1179年 - 1180年）：通称フラブリー。上記の人物とは別人
* [[ウラジーミル・スヴャトスラヴィチ (ノヴゴロド公)|ウラジーミル・スヴャトスラヴィチ]]（在位：1180年 - 1181年）
* [[ヤロスラフ・ウラジミロヴィチ (ノヴゴロド公)|ヤロスラフ・ウラジミロヴィチ]]（在位：1182年 - 1184年）
* [[ムスチスラフ・ダヴィドヴィチ (ノヴゴロド公)|ムスチスラフ・ダヴィドヴィチ]]（在位：1184年 - 1187年）
* ヤロスラフ・ウラジミロヴィチ（在位：1187年 - 1196年）：再任
* [[ヤロポルク・ヤロスラヴィチ]]（在位：1197年）
* ヤロスラフ・ウラジミロヴィチ（在位：1197年 - 1199年）：再任
* スヴャトスラフ・フセヴォロドヴィチ[[:ru:Святослав Всеволодович (князь владимирский)|(ru)]][[:en:Sviatoslav III of Vladimir|(en)]]（在位：1200年 - 1205年）
* [[コンスタンチン (ウラジーミル大公)|コンスタンチン・フセヴォロドヴィチ]]（在位：1205年 - 1207年）
* スヴャトスラフ・フセヴォロドヴィチ（在位：1207年 - 1210年）：再任
* [[ムスチスラフ・ムスチスラヴィチ]]（在位：1210年 - 1215年）
* [[ヤロスラフ2世 (ウラジーミル大公)|ヤロスラフ・フセヴォロドヴィチ]]（在位：1215年 - 1216年）
* ムスチスラフ・ムスチスラヴィチ（在位：1216年 - 1218年）：再任
* [[スヴャトスラフ・ムスチスラヴィチ (スモレンスク公)|スヴャトスラフ・ムスチスラヴィチ]]（在位：1218年 - 1219年）
* [[フセヴォロド・ムスチスラヴィチ (スモレンスク公)|フセヴォロド・ムスチスラヴィチ]]（在位：1219年 - 1221年）
* フセヴォロド・ユーリエヴィチ[[:ru:Всеволод Юрьевич (князь новгородский)|(ru)]]（在位：1221年）
* ヤロスラフ・フセヴォロドヴィチ（在位：1221年 - 1223年）：再任
* フセヴォロド・ユーリエヴィチ（在位：1223年 - 1224年）：再任
* [[ミハイル2世 (キエフ大公)|ミハイル・フセヴォロドヴィチ]]（在位：1224年 - 1226年）
* ヤロスラフ・フセヴォロドヴィチ（在位：1226年 - 1228年）：再任
* フョードル・ヤロスラヴィチ[[:ru:Фёдор Ярославич|(ru)]]（在位：1228年 - 1229年）：下記の人物との共同統治。
* [[アレクサンドル・ネフスキー|アレクサンドル・ヤロスラヴィチ]]（在位：1228年 - 1229年）：上記の人物との共同統治。通称・アレクサンドル・ネフスキー。
* ミハイル・フセヴォロドヴィチ（在位：1229年）：再任
* [[ロスチスラフ・ミハイロヴィチ]]（在位：1229年 - 1230年）
* ヤロスラフ・フセヴォロドヴィチ（在位：1230年 - 1236年）：再任
* アレクサンドル・ヤロスラヴィチ（在位：1236年 - 1240年、1241年 - 1252年）：再任
* ヴァシーリー・アレクサンドロヴィチ[[:ru:Василий Александрович (князь новгородский)|(ru)]]（在位：1252年 - 1255年）
* [[ヤロスラフ3世|ヤロスラフ・ヤロスラヴィチ]]（在位：1255年）
* ヴァーシリー・アレクサンドロヴィチ（在位：1255年 - 1257年）：再任
* アレクサンドル・ヤロスラヴィチ（在位：1257年 - 1259年）：再任
* [[ドミトリー・アレクサンドロヴィチ]]（在位：1259年 - 1263年）
* ヤロスラフ・ヤロスラヴィチ（在位：1264年 - 1272年）：再任
* ドミトリー・アレクサンドロヴィチ（在位：1272年 - 1273年）：再任
* [[ヴァシーリー・ヤロスラヴィチ (ウラジーミル大公)|ヴァシーリー・ヤロスラヴィチ]]（在位：1273年 - 1276年）
* ドミトリー・アレクサンドロヴィチ（在位：1276年 - 1281年）：再任
* [[アンドレイ・アレクサンドロヴィチ (ウラジーミル大公)|アンドレイ・アレクサンドロヴィチ]]（在位：1281年 - 1285年）
* ドミトリー・アレクサンドロヴィチ（在位：1285年 - 1292年）：再任
* アンドレイ・アレクサンドロヴィチ（在位：1292年 - 1304年）：再任
* [[ミハイル・ヤロスラヴィチ]]（在位：1308年 - 1314年）
* アファナシー・ダニーロヴィチ[[:ru:Афанасий Данилович|(ru)]]（在位：1314年 - 1315年）
* [[ユーリー3世 (モスクワ大公)|ユーリー・ダニーロヴィチ]]（在位：1322年 - 1325年）
* [[アレクサンドル・ミハイロヴィチ (トヴェリ大公)|アレクサンドル・ミハイロヴィチ]]（在位：1325年 - 1327年）
* [[イヴァン1世|イヴァン・ダニーロヴィチ]]（在位：1328年 - 1337年）
* [[セミョーン (モスクワ大公)|セミョーン・イヴァノヴィチ]]（在位：1346年 - 1353年）
* [[イヴァン2世|イヴァン・イヴァノヴィチ]]（在位：1355年 - 1359年）
* ドミトリー・コンスタンチノヴィチ[[:ru:Дмитрий Константинович (князь суздальский)|(ru)]][[:en:Dmitry of Suzdal|(en)]]（在位：1359年 - 1363年）
* [[ドミートリー・ドンスコイ|ドミトリー・イヴァノヴィチ]]（在位：1363年 - 1389年）
* [[レングヴェニス・アルギルダイティス]]（在位：1389年 - 1407年）
* [[ヴァシーリー1世|ヴァシリー・ドミトリヴィチ]]（在位：1408年 - 1425年）
* [[ヴァシーリー2世|ヴァシリー・ヴァシリエヴィチ]]（在位：1425年 - 1462年）
* [[ミカイラス・オレリカイティス|ミハイル・オレリコヴィチ]]（在位：1470年 - 1471年）
* [[イヴァン3世|イヴァン・ヴァシリエヴィチ]]（在位：1462年 - 1480年）

イヴァン・ヴァシリエヴィチ（イヴァン3世・イヴァン雷帝）により[[モスクワ大公国]]へ併合

== 脚注 ==
<references />

== 出典 ==
* [http://ru.wikisource.org/wiki/%D0%AD%D0%A1%D0%91%D0%95/%D0%9D%D0%BE%D0%B2%D0%B3%D0%BE%D1%80%D0%BE%D0%B4_%D0%92%D0%B5%D0%BB%D0%B8%D0%BA%D0%B8%D0%B9 {{lang|ru|Новгород Великий}}]//{{lang|ru|Энциклопедический словарь Брокгауза и Ефрона В 86 томах (82 т. и 4 доп.). — СПб., 1890—1907.}}
* {{lang|ru|Минникес И. В. ''Основания и порядок избрания князя в русском государстве X-XIV вв. '7// Академический юридический журнал. — ''Иркутское ГНИУ Институт Законодательства и правовой информации,'' 2001. — № 4(6) (октябрь-декабрь).}}
* {{lang|ru|Рыжов К}} ''[http://www.hrono.info/libris/lib_r/ryzov00.php {{lang|ru|Все монархи мира. Россия}}]''— {{lang|ru|М.: Вече, 1998. — 640 с. — 16 000 экз.}}
* [https://web.archive.org/web/20070930202400/http://www.genealogia.ru/projects/lib/catalog/rulers/3.htm {{lang|ru|Россия, СССР, СНГ}}]（2007年9月30日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]）

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