箕面萱野駅
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箕面萱野駅 | |
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駅舎とバス乗り場(2024年3月) | |
みのお かやの Minoh-kayano | |
(1.1 km) 箕面船場阪大前 M07► | |
所在地 | 大阪府箕面市西宿1丁目 |
駅番号 | M06 |
所属事業者 | 北大阪急行電鉄 |
所属路線 | □南北線 |
キロ程 | 8.4 km(江坂起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 2024年(令和6年)3月23日[1][2] |
箕面萱野駅(みのおかやのえき)は、大阪府箕面市西宿にある、北大阪急行電鉄南北線の駅[1]。同路線の終着駅である。駅番号はM06。
駅周辺は箕面市などによりかやの中央としてみのおキューズモールなどの開発が行われている。国道171号と接続する。
歴史
[編集]年表
[編集]- 2010年(平成22年)1月15日:箕面市・北大阪急行・大阪府・阪急電鉄の4者で構成する「北大阪急行線延伸検討委員会」が、2018年(平成30年)の開通をめざす千里中央駅 - 新箕面駅(仮称)間の整備計画案を策定・公表[注釈 1]。公表時の仮駅名は「新箕面駅」であった[5]。
- 2012年(平成24年)3月:箕面市・北大阪急行・大阪府・阪急電鉄の4者で「北大阪急行線の延伸に係る事業調査に関する覚書」を締結し、社会資本整備総合交付金を活用して本格的な事業調査を開始[6]。
- 2014年(平成26年)3月31日:延伸と費用負担割合などについて、箕面市・北大阪急行・大阪府・阪急電鉄の4者で基本合意。建設費600億円のうち、箕面市160億円、北急80億円、国260億円、大阪府100億円。車両購入費50億円は箕面市と国が折半。なお、大阪府は負担額を、第三セクター「大阪府都市開発」(泉北高速鉄道)の南海電鉄への売却益750億円から捻出[7][8]。
- 2017年(平成29年)1月19日:箕面市長・倉田哲郎と大阪府知事・松井一郎(日本維新の会代表)らが出席し、南北線延伸の起工式が行われる。倉田は「御堂筋線の力を取り込んだ素晴らしい街を目指す」と述べた[9]。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)5月7日:箕面市と北大阪急行電鉄が共同で、千里中央 - 箕面萱野間の延伸開業目標を2020年度から2023年度へ見直すと発表[13]。
- 2022年(令和4年)8月25日:千里中央 - 箕面萱野間の開業時期を2023年度末(令和5年度末)と発表[14](後に2023年8月23日のプレスリリースで正式詳細日を決定[1])。
- 2024年(令和6年)3月23日:開業[1][2]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する高架駅。ホーム上には可動式ホーム柵と待合室が設置されている。
北改札口からはみのおキューズモールと直結しているほか、駅開業に合わせてバスターミナルも設置された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[15] |
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1・2 | 南北線 | なかもず方面 |
-
ホーム(2024年3月)
-
北改札口(2024年3月)
-
南改札口(2024年3月)
-
駅名標(2024年3月)
駅周辺
[編集]主要施設
[編集]- 公共施設
- 商業施設
- みのおキューズモール
- ABCハウジングウェルビーみのお - 2023年3月26日開園[16]
バス路線
[編集]当駅開業に合わせて駅東側にバスロータリーが整備され、阪急バスの各路線が発着している[17]。停留所名は「箕面萱野駅」。
一部の路線は当駅開業までは千里中央を発着地としており、当駅開業に合わせて起点を移している。また、箕面市内の東西方向を強化するため粟生萱野線(当駅 - 外院の里・小野原方面)、箕面小野原線(小野原東 - 当駅 - 呉羽の里)が新設された[17][18]。
一般路線バスののりばは全てA・Bと乗車列が分けられている。4・5のりばはオレンジゆずるバスが発着。
各のりば付近に案内ディスプレイが設置されている。
おりばは駅西側の国道上にある。元々は「かやの中央」という千里中央行き専用の停留所であった。
のりば | 路線名 | 担当 | 系統・行先 | 備考 | 列 |
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1 | 箕面小野原線 | 石橋 | 181系統:小野原東 | A | |
181系統:呉羽の里方面 | 14時台までは新稲、15時台以降は桜ヶ丘先行。最終2本は桜ヶ丘経由呉羽の里止まり | B | |||
2 | 彩都線 | 茨木 | 21系統:彩都粟生北・彩都西駅方面 | 最終2本は彩都あさぎ三丁目止まり | A |
22系統:粟生団地・彩都西駅方面 | 最終便は彩都粟生北二丁目止まり | ||||
23系統:彩都西駅 | 日中3本のみ豊能の管轄 | ||||
北大阪ネオポリス線 | 豊能 | 24系統:余野(東能勢中) | 彩都粟生南・彩都西駅経由 | B | |
27系統:希望ヶ丘四丁目 | 箕面トンネル経由。平日夕方以降の5本のみ | ||||
3 | 粟生萱野線 | 茨木 | 31系統:外院の里方面/小野原 | 夕方の一部のみ循環運行。その他は小野原止まり | A |
箕面山麓線 | 36系統:間谷住宅/粟生団地 | 平日夕方以降に粟生団地止まりあり | B | ||
6 | 箕面森町線 | 豊能 | 1系統:森町中央公園/箕面森町地区センター | 箕面森町出張所の管轄。深夜バスの設定あり | A |
豊能西線 | 9系統:新光風台 | 箕面森町出張所の管轄。1日6本の運行 | B | ||
北摂霊園線 | 29系統:北摂霊園/希望ヶ丘四丁目 | 特急、粟生間谷西四丁目まで無停車。北摂霊園止まりは土休日のみ | |||
30系統:勝尾寺 | 途中無停車の直行便 | ||||
7 | 茨木 | 21・23・36系統:阪急箕面駅 | A | ||
如意谷線 | 豊能 | 85系統:ルミナス箕面の森方面 | B |
この他、駅南側で交差する国道171号を経由する石橋線(阪急茨木市駅・JR茨木駅 - 阪急石橋阪大前駅)は、当駅直近の「萱野小学校前」停留所を「箕面萱野駅南」に改称している[17]。
隣の駅
[編集]- 北大阪急行電鉄
- □南北線
- 箕面萱野駅 (M06) - 箕面船場阪大前駅 (M07)
- ()内は駅番号を示す。
脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ 鉄道整備計画の実現にあたっては、従前は国の補助率が低く、その分鉄道事業者の負担割合が高いために採算性が採れないことが障壁であったが、箕面市は、補助率の高い社会資本整備総合交付金制度を活用した整備計画を提案し、国土交通省と交渉を続けた結果、2012年3月に社会資本整備総合交付金の導入が認められた[3]。これは、鉄道整備分野において全国初となる社会資本整備総合交付金の活用事例となった[4]。
出典
[編集]- ^ a b c d 『北大阪急行電鉄南北線延伸線(千里中央駅~箕面萱野駅)の開業日が2024年(令和6年)3月23日(土)に決定!』(PDF)(プレスリリース)箕面市/北大阪急行電鉄、2023年8月23日。オリジナルの2024年2月17日時点におけるアーカイブ 。2024年4月28日閲覧。
- ^ a b 「キタとミナミが直通「絶対便利になる」北急南北線が延伸開業」『毎日新聞』毎日新聞社、2024年3月24日。オリジナルの2024年3月26日時点におけるアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
- ^ 新たな事業スキームの確立(箕面市)(2023年5月12日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 北大阪急行電鉄南北線延伸、2023年度末に開業決定、箕面市(日経BP総合研究所) - ウェイバックマシン(2022年9月13日アーカイブ分)
- ^ 平成30年に北大阪急行線延伸をめざしています(2010年2月1日 箕面市報道資料)(2023年5月12日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 北急延伸 現地調査・基本設計に着手! - 箕面市部長ブログ(地域創造部長)2012年5月24日
- ^ 「北急延伸 31日に調印 大阪府など4者 開業目標32年度」『産経新聞』2014年3月28日、朝刊。
- ^ 「北大阪急行延伸 4者が基本合意 費用負担割合など」『産経新聞』2014年4月1日、朝刊。
- ^ 「地下鉄御堂筋線、箕面直通へ起工 北大阪急行延伸」『産経新聞』2017年1月19日、夕刊。
- ^ 『北大阪急行線延伸線の新駅名の候補案を「箕面萱野駅」「箕面船場阪大前駅」に決定しました』(PDF)(プレスリリース)箕面市、2018年6月5日。オリジナルの2021年1月9日時点におけるアーカイブ 。2021年1月10日閲覧。
- ^ 永井啓吾「「箕面萱野」「箕面船場阪大前」 北大阪急行、新駅名案」『朝日新聞』朝日新聞社、2018年6月8日、朝刊、大阪市内版。
- ^ 『北大阪急行電鉄南北線延伸線の新駅の名称が本日決定しました』(PDF)(プレスリリース)北大阪急行電鉄/箕面市、2018年7月24日。オリジナルの2020年9月27日時点におけるアーカイブ 。2022年8月26日閲覧。「工事等も順調に進んでいることから、この度、北大阪急行電鉄南北線延伸線の開業時期を『2023年度末(令和5年度末)』としたことを、お知らせします。」
- ^ 『北大阪急行線延伸事業の開業目標の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)箕面市/北大阪急行電鉄、2019年5月7日。オリジナルの2020年9月27日時点におけるアーカイブ 。2021年1月10日閲覧。
- ^ 『北大阪急行電鉄南北線延伸線(千里中央駅〜箕面萱野駅)を『2023年度末(令和5年度末)に開業』します』(PDF)(プレスリリース)箕面市/北大阪急行電鉄、2022年8月25日。オリジナルの2022年8月26日時点におけるアーカイブ 。2022年8月26日閲覧。「工事等も順調に進んでいることから、この度、北大阪急行電鉄南北線延伸線の開業時期を『2023年度末(令和5年度末)』としたことを、お知らせします。」
- ^ “箕面萱野駅 駅構内図”. 北大阪急行電鉄. 2024年3月23日閲覧。
- ^ "住まいと暮らしのテーマパーク「ABC ハウジング ウェルビーみのお」2023年3月26日(日)グランドオープン", ABC開発,(2022年10月7日)
- ^ a b c “【2024年3月23日(土)より】北大阪急行延伸に伴う運行内容の変更について”. 阪急バス (2024年1月23日). 2024年1月24日閲覧。
- ^ 「阪急バス、3月に路線再編 北大阪急行延伸で」『日経電子版』日本経済新聞社、2024年1月23日。2024年1月24日閲覧。
参考文献
[編集]- “北大阪急行線延伸”. 箕面市. 2012年3月26日閲覧。
- 箕面萱野駅(北大阪急行電鉄) - ウェイバックマシン(2024年9月19日アーカイブ分)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 箕面萱野駅 - 北大阪急行電鉄
- 北大阪急行線延伸検討委員会(平成20、21年度)/箕面市 - 箕面市