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F-02F

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ARROWS Tab F-02F
キャリア NTTドコモ
製造 富士通
発売日 2013年11月29日
概要
OS Android
4.2.2→4.4.2
CPU Qualcomm
Snapdragon 800 MSM8974 2.2GHz
(クアッドコア)
通信方式 3.9GXi(LTE)
3.5GFOMAハイスピード(HSDPAHSUPA)
3GFOMA(W-CDMA)
2GEDGE
通信速度 受信時:最大150Mbps/送信時:最大50Mbps
形状 タブレット
サイズ 169 × 261 × 8.9 mm
質量 519 g
連続待受時間 約2220時間(静止時・3G)
約1690時間(静止時・LTE)
約1750時間(静止時・GSM)
充電時間 約500分(ACアダプタ04使用時)
約300分(ACアダプタF07使用時)
内蔵メモリ ROM:64GB
RAM:2GB
外部メモリ microSD
microSDHC
microSDXC
(最大64GB)
日本語入力 ATOK
Bluetooth 4.0Smart Ready [1]
放送受信機能 フルセグ/ ワンセグ/モバキャス対応
外部接続 MicroUSB(ホスト・MHL共用)、3.5mmヘッドフォン端子
備考 HDMIはマイクロUSBと共用のMHLとなる。
メインディスプレイ
方式 TFT
解像度 画素数:
WQXGA(2560×1600ピクセル
サイズ 10.1インチ
表示色数 16,777,216色
無線LAN
規格 IEEE802.11 a/b/g/n/ac
テザリング対応
周波数範囲 2.4GHz/5GHz
同時接続可能台数 10
メインカメラ
画素数・方式 810万画素積層型CMOS
Exmor RS for mobile
機能 オートフォーカス、手ぶれ防止機能(静止画)
サブカメラ
画素数・方式 125万画素CMOS
機能 なし
カラーバリエーション
 
White
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

ドコモ タブレット ARROWS Tab F-02F(ドコモ タブレット アローズタブ エフゼロにエフ)は、富士通によって開発された、NTTドコモLTEデータ通信(Xi)端末である。ドコモ タブレットのひとつ。 キャッチコピーは「軽くて電池長持ち、フルセグも楽しめるスタイリッシュなタブレット」

概要

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ARROWS Tab F-05Eの事実上の後継機種である。かなりの高機能化とともに、軽量・薄型化されている。

ディスプレイでは10.1インチのタブレットとしては最高クラスとなる、解像度WQXGA(2,560×1,600ピクセル)のTFT液晶を採用している。更に色彩や質感を忠実に再現する富士通独自の映像処理エンジンXevicや液晶とパネルの間の空気層をなくすことで光の乱反射と拡散を抑えるSuper Clear Panelを搭載し、写真や動画などはっきりと表示させることができる。

フルセグ放送の受信および録画が可能となっている。電波が届きにくい屋内でも、同梱のUSB同軸変換ケーブルを使うことで視聴が可能となる。音声はドルビーデジタルプラスと正面に配置したステレオスピーカーでクリアで臨場感のある音響を楽しめる。

富士通のお家芸とも言える指紋認証も備えており、指紋認証により利用者を切り替えたり、あんしんモードを備えるなど家族などで共有したりすることも可能である。その際の利用者が子供や高齢者の場合も想定し、こども向けのホーム画面や高齢者向けのらくらくホンライクなホーム画面を用意している。また子供が使う場合は利用時間の制限を行う設定やこども向けの50音キーボードなどもある。

そのほか、「Exmor RS for mobile」搭載カメラ、防水(IPX5/8)・防塵(IP5X)、NFCワンセグNOTTVテザリングDLNAカーナビ連携、F-LINKMiracastなどに対応するが、おサイフケータイ赤外線通信には非対応となる。

電池容量は9600mAhとなり、それとあわせ使用状況に応じて無駄なく省電力を実現する、ヒューマンセントリックエンジンやWi-FiやGPSのON/OFFをはじめ、CPU周波数の制限など、きめ細かな設定でバッテリーを長持ちさせるNXエコなどにより長時間の利用が可能となっている。バッテリーの取り外しはできず、交換は有償預かり修理となり9,950円かかる。

搭載アプリ

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家族共用で子供が使うことも考え、子供が利用できるアプリを制限することが可能となっている。

PC連携アプリケーション

  • F-LINK

プリインストールアプリケーション

主な機能

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主な対応サービス
タッチパネル/加速度センサー Xi[2]/FOMAハイスピード[3] Bluetooth DCMX/おサイフケータイ/NFC/かざしてリンク/赤外線/トルカ
フルセグ[4]/ワンセグ[5]/モバキャス[6] メロディコール テザリング[7] WiFi IEEE802.11a/b/g/n/ac
GPS ドコモメール/電話帳バックアップ デコメール/デコメ絵文字/デコメアニメ iチャネル
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新 デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(MP3他) GSM/3Gローミング(WORLD WING) フルブラウザ/Flash Player
Google Play/dメニュー/dマーケット Gmail/Google Talk/YouTube/Picasa バーコードリーダ/名刺リーダ ドコモ地図ナビ/Google Maps/ストリートビュー

歴史

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不具合・アップデート

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2014年3月27日のアップデート(機能バージョンアップ)[8]
  • 機能バージョンアップ
    • 「LTE国際ローミング」の対応 本端末を利用して、海外でLTEの通信が可能になる(本機能対応に伴い、LTEのON/OFF設定を追加)。
  • 改善される事象
    • 電源キーを押してもスリープモードから復帰せず、画面が表示されない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R58AからV19R63Aになる。
2014年9月24日のアップデート[8]
  • 画面を回転させた際、正しく表示されない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R58AV19R63AのいずれかからV20R65Aになる。
2014年12月1日のアップデート[8]
  • 電池残量表示が急激に変化する場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R58AV19R63AV20R65AのいずれかからV21R66Bになる。
2015年2月5日のアップデート(OSバージョンアップ)[8]
  • 機能バージョンアップ
    • 絵文字のリニューアル。
    • アイコンのリニューアル。
    • プリンタ連携機能。写真やWebサイトの印刷がしやすくなる。
    • テキストの範囲選択やコピー&ペーストなど編集操作性が向上される。
  • 改善される事象
    • 「アプリ動作時間」使用状況の詳細のグラフ表示が実消費電流より大きくなる場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R58AV19R63AV20R65AV21R66BのいずれかからV09R19Cになる。

※以降のソフトウェア更新の対象は、2015年2月5日より提供しているOSバージョンアップを実施された端末となるため、事前にOSバージョンアップの実施が必要。

2015年5月7日のアップデート[8]
  • 本体の電源がOFFの状態で電源ボタンを長押ししても、電源が入らない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV09R19CからV10R20Aになる。
2016年2月8日のアップデート[8]
  • タブレット(本体)が意図せず再起動する場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV09R19CV10R20AのいずれかからV11R22Cになる。

脚注

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  1. ^ 対応プロファイル: HSP、DUN、OPP、SPP、HID、A2DP、AVRCP、PBAP、HDP、PASP、ANP、TIP、PXP、FMP
  2. ^ 受信時:150Mbps/送信時:50Mbps
  3. ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
  4. ^ 連続視聴時間:440分
  5. ^ 連続視聴時間:490分
  6. ^ 連続視聴時間:470分
  7. ^ 同時接続:Wi-Fi 10台/USB 1台/Bluetooth 1台
  8. ^ a b c d e f ARROWS Tab F-02Fの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

関連項目

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外部リンク

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先代
F-05E
富士通
ARROWS Tab
F-02F
次代
F-03G
pFad - Phonifier reborn

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