国立民族学博物館
2007 年 55 巻 2 号 p. 72-75
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文化財を形づくる材料に関する研究の一例として,20世紀に生まれた新しい画材である合成樹脂絵具についての知見をまとめる。市販の専門家用合成樹脂絵具の組成分析をもとに,固着成分として使用されている合成樹脂がもつ,伝統的な絵具にはない特徴を明らかにする。また近年,絵具に積極的に使用されている合成有機顔料についても言及する。現在の絵具は色数が多く鮮やかになるとともに,表現の可能性が大きく広がった。
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