遠藤渓太
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名前 | |||||||||||
愛称 | ケータ | ||||||||||
カタカナ | エンドウ ケイタ | ||||||||||
ラテン文字 | ENDO Keita | ||||||||||
基本情報 | |||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||
生年月日 | 1997年11月22日(26歳) | ||||||||||
出身地 | 神奈川県横浜市旭区 | ||||||||||
身長 | 176cm | ||||||||||
体重 | 73kg | ||||||||||
選手情報 | |||||||||||
在籍チーム | FC東京 | ||||||||||
ポジション | MF | ||||||||||
背番号 | 22 | ||||||||||
利き足 | 右足 | ||||||||||
ユース | |||||||||||
2010-2012 | 横浜F・マリノスジュニアユース(横浜市立万騎が原中学校) | ||||||||||
2013-2015 | 横浜F・マリノスユース(神奈川県立瀬谷高等学校) | ||||||||||
クラブ1 | |||||||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | ||||||||
2016-2021 | 横浜F・マリノス | 103 | (13) | ||||||||
2020-2021 | → 1.FCウニオン・ベルリン(loan) | 16 | (1) | ||||||||
2021-2024 | 1.FCウニオン・ベルリン | 4 | (0) | ||||||||
2022-2024 | → ブラウンシュヴァイク(loan) | 24 | (0) | ||||||||
2024 | → FC東京(loan) | 6 | (0) | ||||||||
2024- | FC東京 | ||||||||||
代表歴2 | |||||||||||
2017 | 日本U-20 | 3 | (0) | ||||||||
2019-2021 | 日本 | 2 | (0) | ||||||||
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1. 国内リーグ戦に限る。2024年4月11日現在。 2. 2019年12月18日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
遠藤 渓太(えんどう けいた、1997年11月22日 - )は、神奈川県横浜市旭区出身のプロサッカー選手。Jリーグ・FC東京所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。元日本代表。
来歴
[編集]クラブ
[編集]中学から横浜F・マリノスの下部組織に入団。高校3年次に出場した日本クラブユース選手権で7ゴールを挙げ、優勝に貢献。大会MVPと得点王に輝いた。
2016年、トップチームに昇格。同期は和田昌士。3月12日、1stステージ第3節のアルビレックス新潟戦でプロ初出場・初先発を飾る。第9節湘南ベルマーレ戦でA契約に必要な出場時間450分以上を達成した。
2017年は、ルヴァンカップグループリーグ第3節の新潟戦でプロ初ゴールをマーク[1]。第28節のガンバ大阪戦では松原健の怪我によって急遽出場したが、J1リーグ初ゴールを決めて勝利に貢献した[2]。リーグ第30節の鹿島アントラーズ戦では決勝点を決めて勝利に貢献した。天皇杯準決勝の柏レイソル戦では途中出場から決勝点をアシストして決勝進出に貢献した[3]。
2018年、同じ下部組織出身の齋藤学が過去に着用した11番に背番号を変更[4]。ルヴァンカップでの活躍が評価されてニューヒーロー賞に選出された[5]。
2019年は、リーグ第24節名古屋グランパス戦にてJ1通算22000得点目となるメモリアルゴールを挙げ[6]、第25節のG大阪戦では2試合連続ゴールを決めるなど活躍を見せる[7]。最終節のFC東京戦では途中出場から優勝を決定付ける3点目のゴールを決めた[8]。最終的にリーグ戦ではキャリアハイとなる7ゴールを記録し、チームの15年ぶりとなるリーグ制覇に貢献した。
2020年7月12日、リーグ第4節のFC東京戦でJ1リーグ通算100試合出場を達成し、その試合で自らゴールを挙げた[9]。
7月25日、1.FCウニオン・ベルリンへの期限付き移籍(買取オプション付き)が発表された[10][11][12]。ブンデスリーガ第3節の1.FSVマインツ05戦でブンデスデビューを飾ると、第7節ビーレフェルト戦では移籍後初ゴールを決めた[13]。2021年4月に買取オプションを行使し、完全移籍が決定した[14]。
2022年7月19日、アイントラハト・ブラウンシュヴァイクへレンタル移籍し[15]、2.ブンデスリーガの18試合に出場した。2023年7月3日にはブラウンシュヴァイクへのレンタル期間が1年延長され[16]、 背番号は8に変更となった[17]。しかし2023-2024シーズンはウィンターブレイク前の17節で6試合出場にとどまった。
2024年1月2日に前年末での移籍期間繰り上げ満了が発表され[18][19]、同月7日にFC東京への期限付き移籍が発表された[20]。同年4月、完全移籍が発表された[21]。完全移籍発表直後の試合となった東京ダービーで2得点を取った[22]。
代表
[編集]2017年5月、FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出。5月27日、U-20イタリア戦でスタメンに抜擢されると堂安律の得点をアシストして決勝トーナメント進出に貢献した[23]。7月、AFC U-23選手権2018 (予選)に出場し、2試合連続で得点を決めた[24]。
2019年12月にはEAFF E-1サッカー選手権2019に出場する日本代表メンバーに初選出され[25][26]、12月10日の中国戦で代表初出場。
2021年、東京オリンピックの日本代表では本大会でメンバー入りすることができなかった。
人物・エピソード
[編集]- 2016年1月23日、日産スタジアムにて開催された新体制発表会に新入団選手として参加。自己紹介の中で「一発芸やります」と言い、和田昌士と共にラグビー日本代表・五郎丸歩が行うプレースキックのルーティンのモノマネから「ボウリング」を行う一発芸を披露した[27][28]。
- 2023年11月22日、2022年に一般女性と入籍していたことを自身のSNSにて報告した[29]。
所属クラブ
[編集]- 二俣川SC(横浜市立二俣川小学校)
- 2010年 - 2012年 横浜F・マリノスジュニアユース(横浜市立万騎が原中学校)
- 2013年 - 2015年 横浜F・マリノスユース(神奈川県立瀬谷高等学校)
- 2016年 - 2021年 横浜F・マリノス
- 2020年 - 2021年 1.FCウニオン・ベルリン(期限付き移籍)
- 2021年 - 2024年4月 1.FCウニオン・ベルリン
- 2022年 - 2024年 アイントラハト・ブラウンシュヴァイク(期限付き移籍)
- 2024年 - 同年4月 FC東京(期限付き移籍)
- 2024年4月 - FC東京
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2016 | 横浜FM | 18 | J1 | 23 | 0 | 5 | 0 | 2 | 0 | 30 | 0 |
2017 | 14 | 2 | 4 | 1 | 6 | 1 | 24 | 4 | |||
2018 | 11 | 27 | 2 | 9 | 0 | 1 | 0 | 37 | 2 | ||
2019 | 33 | 7 | 6 | 0 | 3 | 0 | 42 | 7 | |||
2020 | 6 | 2 | - | - | 6 | 2 | |||||
ドイツ | リーグ戦 | リーグ杯 | DFBポカール | 期間通算 | |||||||
2020-21 | U.ベルリン | 18 | ブンデス1部 | 16 | 1 | - | 1 | 0 | 17 | 1 | |
2021-22 | 4 | 0 | - | 0 | 0 | 4 | 0 | ||||
2022-23 | ブラウンシュヴァイク | 21 | ブンデス2部 | 18 | 0 | - | 2 | 0 | 20 | 0 | |
2023-24 | 8 | 6 | 0 | - | 1 | 0 | 7 | 0 | |||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2024 | FC東京 | 22 | J1 | ||||||||
通算 | 日本 | J1 | 103 | 13 | 24 | 1 | 12 | 1 | 139 | 15 | |
ドイツ | ブンデス1部 | 20 | 1 | - | 1 | 0 | 21 | 1 | |||
ドイツ | ブンデス2部 | 24 | 0 | - | 3 | 0 | 27 | 0 | |||
総通算 | 147 | 14 | 24 | 1 | 16 | 1 | 187 | 16 |
その他の公式戦
- 2020年
- FUJI XEROX SUPER CUP 1試合0得点
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2020 | 横浜FM | 11 | 2 | 1 |
通算 | AFC | 2 | 1 |
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 横浜F・マリノスユース
- 横浜F・マリノス
代表
[編集]- U-19日本代表
個人
[編集]- 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会 ・MVP(2015年)
- 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会 ・得点王(2015年)
- Jリーグカップ・ニューヒーロー賞(2018年)
- TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD・ベストイレブン(2018年)
代表歴
[編集]- U-19日本代表
- 水原JSカップ U-19国際ユースサッカー大会(2016年)
- NTC招待大会(2016年)
- AFC U-19選手権(2016年)
- U-20日本代表
- ドイツ遠征(2017年)
- FIFA U-20ワールドカップ(2017年)
- AFC U-23選手権2018 (予選)(2017年)
- U-21日本代表
- AFC U-23選手権(2018年)
- スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流(2018年)
- トゥーロン国際大会(2018年)
- アジア競技大会(2018年)
- U-22日本代表
- AFC U-23選手権2020 (予選)(2019年)
- 北中米遠征(2019年)
- ブラジル遠征(2019年)
- キリンチャレンジカップ(2019年、怪我で辞退)
- 日本代表
- EAFF E-1サッカー選手権2019(2019年)
- 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 (2021年)
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 2試合 0得点(2019年 - 2021年)
日本代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2019 | 2 | 0 |
2021 | 0 | 0 |
通算 | 2 | 0 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1. | 2019年12月14日 | 釜山 | 九徳総合運動場 | 香港 | ○5-0 | 森保一 | EAFF E-1サッカー選手権2019 |
2. | 2019年12月18日 | 釜山アジアド主競技場 | 韓国 | ●0-1 |
脚注
[編集]- ^ 【横浜M】号泣、笑顔、苦笑 ヒーローインタビューで見えたそれぞれの思い スポーツ報知(2017年4月27日)
- ^ 横浜FM、土壇場ゴールで勝ち点3獲得…遠藤のJ1初ゴールが勝ち越し点 サッカーキング(2017年9月30日)
- ^ “東京五輪の星”横浜M・遠藤が50メートル独走Vアシスト!/天皇杯 サンスポ(2017年12月24日)
- ^ 目指すは「齋藤学超え」…新進気鋭の20歳・遠藤渓太が描く未来図とは【J1注目選手:横浜F・マリノス】 Goal.com(2018年10月22日)
- ^ 名選手への登竜門…横浜FM20歳MF遠藤渓太がニューヒーロー賞を受賞!! ゲキサカ(2018年10月22日)
- ^ “名古屋に5発快勝の横浜FM、MF遠藤渓太がJ1通算2万2000ゴール目を記録!”. 超WORLDサッカー (2019年8月24日). 2020年8月20日閲覧。
- ^ 前節2発も先発落ち…「何でだろうという気持ち」をバネに、横浜FM遠藤渓太が千金追加点 ゲキサカ(2019年9月1日)2019年9月1日閲覧。
- ^ 横浜FM遠藤がラスト2戦連発! 遠かった先発の座「それも含めて成長」 ゲキサカ(2019年12月8日)2019年12月11日閲覧。
- ^ 遠藤渓太選手J1リーグ100試合出場記念セレモニー 横浜F・マリノス 2020年7月21日
- ^ KEITA ENDO SIGNS FOR 1. FC UNION BERLIN 1.FCウニオン・ベルリン 2020年7月25日(2020年7月25日閲覧)
- ^ 遠藤渓太選手 1. FC Union Berlin (ドイツ)へ期限付き移籍のお知らせ 横浜F・マリノス 2020年7月25日
- ^ “「スピードとテクニック」に期待、遠藤渓太のウニオン移籍を発表”. キッカー日本語版 (2020年7月25日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ 「やっぱスゲーわ」「何気に難しいやつだ」遠藤渓太が決めた待望のブンデス初ゴールにファン歓喜!負傷交代を心配する声も… サッカーダイジェスト(2020年11月8日)2020年11月8日閲覧。
- ^ “ウニオン・ベルリン、遠藤渓太の買取オプション行使を発表”. キッカー日本語版 (2021年4月30日). 2021年4月30日閲覧。
- ^ “遠藤渓太がウニオン・ベルリンから2部昇格のブラウンシュヴァイクへレンタル移籍、背番号は「21」”. 超ワールドサッカー (2022年7月19日). 2022年7月20日閲覧。
- ^ “KEITA ENDO TO STAY IN BRAUNSCHWEIG” (英語). 1.FCウニオン・ベルリン (2023年7月3日). 2024年3月8日閲覧。
- ^ “Eintracht Braunschweig leiht Keita Endo weiterhin aus” (ドイツ語). アイントラハト・ブラウンシュヴァイク (2023年7月3日). 2024年3月8日閲覧。
- ^ “KEITA ENDO LEAVES BRAUNSCHWEIG” (英語). 1.FCウニオン・ベルリン (2024年1月2日). 2024年3月8日閲覧。
- ^ “Keita Endo verlässt die Eintracht” (ドイツ語). アイントラハト・ブラウンシュヴァイク (2024年1月2日). 2024年3月8日閲覧。
- ^ “遠藤渓太選手 期限付き移籍加入のお知らせ”. FC東京オフィシャルサイト (2024年1月7日). 2024年1月8日閲覧。
- ^ “遠藤渓太選手 完全移籍のお知らせ”. FC東京オフィシャルサイト (2024年4月11日). 2024年4月13日閲覧。
- ^ “16年ぶりの「東京ダービー」は10人のFC東京が2点差を追いつき2―2のドロー…遠藤渓太が後半49分に劇的同点弾”. スポーツ報知 (2024年4月14日). 2024年4月16日閲覧。
- ^ 絶妙アシストのMF遠藤渓太、ウズウズしながら演じた“したたかな戦い” サッカーキング(2017年5月28日)
- ^ 中国は「死にもの狂いで来ていた」 MF遠藤渓太、2戦連発も空砲に… ゲキサカ(2017年7月24日)
- ^ 『遠藤渓太選手・仲川輝人選手・畠中槙之輔選手 EAFF E-1サッカー選手権2019 決勝大会 SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー選出のお知らせ』(プレスリリース)横浜F・マリノス、2019年12月4日 。2019年12月7日閲覧。
- ^ 『SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール ~EAFF E-1サッカー選手権2019(12/10~18@韓国)~』(プレスリリース)日本サッカー協会、2019年12月4日 。2019年12月7日閲覧。
- ^ “2016 横浜F・マリノス新体制発表会”. YouTube. 2016年1月23日閲覧。
- ^ ““強心臓”横浜FMトップ昇格2人組、和田と遠藤がサポーターの前で一発芸”. ゲキサカ. 2016年1月23日閲覧。
- ^ “結婚報告”. 遠藤渓太公式Instagram. 2023年11月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 遠藤渓太 - National-Football-Teams.com
- 遠藤渓太 - Soccerway.com
- 遠藤渓太 - FootballDatabase.eu
- 遠藤渓太 - WorldFootball.net
- 遠藤渓太 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 遠藤渓太 - FIFA主催大会成績
- 遠藤渓太 - J.League Data Siteによる選手データ
- 遠藤渓太 - TheFinalBall.com
- 遠藤渓太 (@keita_ed) - X(旧Twitter)
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