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ジョン・バーケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・バーケット
John Burkett
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州ニューブライトン
生年月日 (1964-11-28) 1964年11月28日(59歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
211 lb =約95.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1983年 MLBドラフト6巡目でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名
初出場 1987年9月15日
最終出場 2003年9月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョン・デビッド・バーケットJohn David Burkett, 1964年11月28日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ニューブライトン出身の元MLBの選手(投手)。右投右打。


経歴

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ジャイアンツ

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1983年ドラフト会議サンフランシスコ・ジャイアンツから6巡目で指名され入団。1987年9月15日にメジャーデビュー。1988年から2年間はマイナー暮らしが続いたが、1990年に約3年振りにメジャーに昇格。ジャイアンツの先発ローテーション入りを果たして、14勝7敗、防御率3.79の成績を残し、新人王投票では4位の活躍をした。1993年は初めてのオールスターに選出されるなど22勝を挙げる活躍を見せ、チームが最後まで地区優勝を争ったアトランタ・ブレーブストム・グラビン最多勝のタイトルを分け合った。しかし1994年は打線の援護に恵まれず、おまけにストでシーズン中断したため6勝8敗に終わり、シーズン連続二桁勝利は4年でストップした。12月22日リッチ・オーリリアデジ・ウィルソン(後に阪神でプレイ)との交換トレードでテキサス・レンジャーズへ移籍。しかし開幕直前の1995年4月9日に創設3年目のフロリダ・マーリンズへ移籍。

マーリンズ・レンジャーズ

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バーケットはロサンゼルス・ドジャース戦で開幕投手に抜擢され、チーム最多の14勝を挙げるなどエースの働きを見せた。1996年8月6日の時点で6勝10敗と不振、8月8日ライアン・デンプスターリック・ヘリング後日発表選手として9月3日に移籍)との交換トレードで地区優勝を目指して先発投手の補強を進めていたテキサス・レンジャーズへ再び移籍。移籍後初登板となった8月11日トロント・ブルージェイズ戦で完封勝利するなど、レンジャーズの球団創設初の地区優勝に貢献した。自身初のポストシーズンでもあるニューヨーク・ヤンキースとのディビジョンシリーズ第1戦に先発。デビッド・コーンとの対決を完投勝利で収めたが、チームはその後ディーン・パーマー三塁手のサヨナラ失策などで連敗、1勝3敗で敗退した。レンジャーズはその後のプレーオフ進出しても必ずヤンキースと当たって一度も勝てず、ディビジョンシリーズ9連敗という不名誉な記録を樹立した。バーケット自身も故障がちで1997年から3年連続9勝留まりで、中でも1998年はリーグワーストの123自責点という不名誉な記録で不振が続いた。2000年1月17日FAタンパベイ・デビルレイズと契約。しかし、開幕直前の3月29日自由契約となった。

ブレーブス・レッドソックス

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開幕直後の4月2日トミー・ジョン手術で全休となったジョン・スモルツの穴埋めとしてアトランタ・ブレーブスと契約。背番号もそれまで着けていた『33』から心機一転『19』を着けることとなった。先発と中継ぎで4年振りの二桁となる10勝を挙げた。2001年は12勝、自己最多の187奪三振と自己最良の防御率3.04で8年振りのオールスターに選出されるなど活躍し、チームの地区優勝に貢献。しかしチームはリーグチャンピオンシップシリーズで創設4年目のアリゾナ・ダイヤモンドバックスに1勝4敗で敗退した。

12月19日、FAでボストン・レッドソックスに移籍。2002年に13勝、2003年に12勝を挙げたが、因縁のヤンキースとのリーグチャンピオンシップを最後に引退した。


特技はボウリングで、パーフェクトを12回達成するなどプロ級の腕前である。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
1987 SF 3 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 28 6.0 7 2 3 0 1 5 0 0 4 3 4.50 1.67
1990 33 32 2 0 0 14 7 1 -- .667 857 204.0 201 18 61 7 4 118 3 3 92 86 3.79 1.28
1991 36 34 3 1 0 12 11 0 -- .522 890 206.2 223 19 60 2 10 131 5 0 103 96 4.18 1.37
1992 32 32 3 1 1 13 9 0 -- .591 799 189.2 194 13 45 6 4 107 0 0 96 81 3.84 1.26
1993 34 34 2 1 0 22 7 0 -- .759 942 231.2 224 18 40 4 11 145 1 2 100 94 3.65 1.14
1994 25 25 0 0 0 6 8 0 -- .429 676 159.1 176 14 36 7 7 85 2 0 72 64 3.62 1.33
1995 FLA 30 30 4 0 0 14 14 0 -- .500 810 188.1 208 22 57 5 6 126 2 1 95 90 4.30 1.41
1996 24 24 1 0 0 6 10 0 -- .375 645 154.0 154 15 42 2 3 108 0 0 84 74 4.32 1.27
TEX 10 10 1 1 0 5 2 0 -- .714 289 68.2 75 4 16 2 2 47 0 0 33 31 4.06 1.33
'96計 34 34 2 1 0 11 12 0 -- .478 934 222.2 229 19 58 4 5 155 0 0 117 105 4.24 1.29
1997 30 30 2 0 0 9 12 0 0 .429 828 189.1 240 20 30 1 4 139 1 0 106 96 4.56 1.43
1998 32 32 0 0 0 9 13 0 -- .409 854 195.0 230 19 46 1 8 131 3 0 131 123 5.68 1.42
1999 30 25 0 0 0 9 8 0 0 .529 656 147.1 184 18 46 1 3 96 4 0 95 92 5.62 1.56
2000 ATL 31 22 0 0 0 10 6 0 0 .625 603 134.1 162 13 51 2 4 110 2 0 79 73 4.89 1.59
2001 34 34 1 1 0 12 12 0 -- .500 902 219.1 187 17 70 13 6 187 5 1 83 74 3.04 1.17
2002 BOS 29 29 1 1 1 13 8 0 0 .619 760 173.0 199 25 50 5 8 124 2 1 93 87 4.53 1.44
2003 32 30 1 0 0 12 9 0 -- .571 785 181.2 202 20 47 1 9 107 3 0 108 104 5.15 1.37
MLB:15年 445 423 21 6 2 166 136 1 *0 .550 11324 2648.1 2866 257 700 59 90 1766 33 8 1374 1268 4.31 1.35
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 「-」は記録なし
  • 通算成績の「*数字」は不明年度がある事を示す

タイトル

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表彰 

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背番号

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  • 40(1987年 - 同年途中)
  • 51(1987年途中 - 同年終了)
  • 32(1990年 - 同年途中)
  • 33(1990年途中 - 1999年)
  • 19(2000年 - 2003年)

外部リンク

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