共感百景
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共感百景(きょうかんひゃっけい)は、スラッシュパイル社が主宰するイベント、そのテレビ番組化、および、書籍化。
主旨
[編集]お笑い芸人、ミュージシャン、作家など各界著名人が、いわゆる「あるあるネタ」を短い詩にする集い。
イベント
[編集]第一回目は、2011年6月5日にオードリーの若林正恭の司会で行われ、星野源が優勝した[1]。なおこのときが若林と星野の初対面である。会場は北沢タウンホール。審査を担当する特別顧問は第三回目まで俵万智(第一回目は東日本大震災により欠席)、以降は東直子が主に務めている。加藤千恵が務めた回もある[2]。
回 | 開催日 | 詠み人 | 司会 | 最優秀共感詩受賞者 |
---|---|---|---|---|
1 | 2011年 6月5日 |
清水ミチコ、又吉直樹(ピース)、有野晋哉(よゐこ)、光浦靖子(オアシズ)、マンボウやしろ(カリカ)、レイザーラモンRG、豊本明長(東京03)、星野源 | 若林正恭 | 星野源 |
2 | 2011年 11月12日 |
有野晋哉(よゐこ)、マンボウやしろ(カリカ)、清水ミチコ、西加奈子、星野源、レイザーラモンRG | 劇団ひとり | 西加奈子 |
3 | 2012年 3月4日 |
光浦靖子(オアシズ)、有野晋哉(よゐこ)、豊本明長(東京03)、マンボウやしろ、西加奈子、西村賢太[3] | 松尾貴史[3] | 光浦靖子 |
4 | 2012年 8月4日 |
清水ミチコ、大橋裕之、レイザーラモンRG、かせきさいだぁ、光浦靖子(オアシズ)、マンボウやしろ、増子直純(怒髪天)、うしろシティ、SHINCO(スチャダラパー)[4] | 劇団ひとり | 大橋裕之 |
5 | 2012年 12月1日 |
豊本明長(東京03)、光浦靖子、レイザーラモンRG、安部コウセイ(HINTO)、大橋裕之、鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、西加奈子、清野とおる | 劇団ひとり | 豊本明長 |
6 | 2013年 4月24日 |
角田晃広・豊本明長(東京03)、田中卓志(アンガールズ)、能町みね子、大橋裕之、鳥居みゆき、クボケンジ(メレンゲ)、桃野陽介(MONOBLIGHT) | 博多大吉 | 大橋裕之 |
7 | 2013年 6月15日 |
安藤裕子、かせきさいだぁ、清野とおる、徳井義実(チュートリアル)、日高央、マンボウやしろ、光浦靖子(オアシズ)、山田真歩 | 劇団ひとり | 光浦靖子 |
SP | 2013年 8月23日 |
【女流共感百景】後藤まりこ、鳥居みゆき、西加奈子、能町みね子、清水ミチコ、奥華子、辛酸なめ子、安藤聖[5] | 光浦靖子 | 能町みね子 |
8 | 2013年 11月10日 |
板尾創路、川島明(麒麟)、クボケンジ(メレンゲ)、清野とおる、田中卓志(アンガールズ)、大森靖子、大橋裕之、光浦靖子(オアシズ) | 劇団ひとり | 大橋裕之 |
9 | 2014年 3月9日 |
うしろシティ、清水ミチコ、光浦靖子(オアシズ)、レイザーラモンRG、辛酸なめ子、清野とおる、大橋裕之、かせきさいだぁ | ||
10 | 2014年 6月21日 |
岩尾望(フットボールアワー)、小田原ドラゴン、川島明(麒麟)、高橋健一(キングオブコメディ)、吉田靖直(トリプルファイヤー)、西加奈子、能町みね子、見田村千晴[6] | 川島明 | |
11 | 2014年 10月13日 |
大橋裕之、木下晋也、高橋健一(キングオブコメディ)、吉田靖直(トリプルファイヤー)、辛酸なめ子、ハルカ(ハルカトミユキ)、又吉直樹(ピース)、レイザーラモンRG[7] | 吉田靖直 | |
12 | 2015年 4月18日 |
博多大吉(博多華丸・大吉)、川島明(麒麟)、豊本明長(東京03)、西加奈子、木下晋也、清野とおる、平賀さち枝[8] | 博多大吉 | |
13 | 2015年 9月12日 |
小田原ドラゴン、小山健、辛酸なめ子、高橋健一(キングオブコメディ)、DJみそしるとMCごはん、豊本明長(東京03)、吉田靖直(トリプルファイヤー)、光浦靖子(オアシズ) | ||
14 | 2016年 4月16日 |
大橋裕之、川島明(麒麟)、後藤淳平(ジャルジャル)、清野とおる、柴田聡子、武田砂鉄、吉田靖直(トリプルファイヤー)、西加奈子 | 清野とおる | |
15 | 2016年 11月6日 |
清野とおる、武田砂鉄、吉田靖直(トリプルファイヤー)、根本宗子、能町みね子、博多大吉(博多華丸・大吉)、光浦靖子(オアシズ)、箕輪はるか(ハリセンボン) | ||
16 | 2017年 4月30日 |
大橋裕之、豊本明長(東京03)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、吉田靖直(トリプルファイヤー)、箕輪はるか(ハリセンボン)、ビビる大木、岩尾望(フットボールアワー)、宮川サトシ | 宮川サトシ | |
17 | 2017年 10月3日 |
小沢一敬(スピードワゴン)、小田原ドラゴン、じろう(シソンヌ)、豊本明長(東京03)、能町みね子、橋本直(銀シャリ)、森田哲矢(さらば青春の光)、吉田靖直(トリプルファイヤー) | 吉田靖直 | |
18 | 2018年 4月29日 |
山名文和(アキナ)、衿沢世衣子、小田原ドラゴン、岩崎う大(かもめんたる)、辛酸なめ子、豊本明長(東京03)、文月悠光、レイザーラモンRG | 衿沢世衣子 | |
19 | 2018年 10月7日 |
入江陽、衿沢世衣子、大橋裕之、山内健司(かまいたち)、清野とおる、箕輪はるか(ハリセンボン)、レイザーラモンRG、加納(Aマッソ) | 大橋裕之 | |
20 | 2019年 9月1日 |
平子祐希(アルコ&ピース)、加賀翔(かが屋)、西加奈子、能町みね子、吉田靖直(トリプルファイヤー)、秋山寛貴(ハナコ)、箕輪はるか(ハリセンボン)、吉澤嘉代子 | 吉田靖直 | |
21 | 2020年 10月10日 |
田中卓志(アンガールズ)、イワクラ(蛙亭)、岩崎う大(かもめんたる)、川島明(麒麟)、玉田真也、吉田靖直(トリプルファイヤー)、能町みね子、後藤拓実(四千頭身) | イワクラ | |
22 | 2021年 9月27日 |
田中卓志(アンガールズ)、板倉俊之(インパルス)、岩崎う大(かもめんたる)、林田洋平(ザ・マミィ)、アフロ(MOROHA)、大橋裕之、衿沢世衣子、吉田靖直(トリプルファイヤー) | ||
23 | 2022年 9月21日 |
上坂あゆ美、イワクラ(蛙亭)、カツセマサヒコ、水川かたまり(空気階段)、清野とおる、川原克己(天竺鼠)、森(どんぐりず)、秋山寛貴(ハナコ)、ヒコロヒー | 水川かたまり |
テレビ番組
[編集]劇団ひとりの司会により、テレビ東京で放映された。サブタイトルは「痛いほど気持ちがわかる あるある」[9]。演出・プロデュースは佐久間宣行。第1回の放送はギャラクシー賞月間賞に選ばれた[10]。
出演者
[編集]回 | 放送日 | 詠み人 | 選者賞受賞者 | 最優秀共感詩受賞者 |
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1 | 2014年 1月2日 |
又吉直樹、清野とおる、小籔千豊、西加奈子、光浦靖子、能町みね子、増子直純(怒髪天)、日村勇紀(バナナマン) | - | 又吉直樹 |
2 | 2015年 1月2日 |
大橋裕之、大森靖子、川島明(麒麟)、清水ミチコ、清野とおる、西加奈子、能町みね子、博多大吉(博多華丸・大吉)、日村勇紀(バナナマン)、レイザーラモンRG、吉田靖直(トリプルファイヤー) | 川島明(東直子賞) 能町みね子(俵万智賞) |
吉田靖直 |
3 | 2016年 1月2日 |
田中卓志(アンガールズ)、川島明(麒麟)、辛酸なめ子、市川紗椰、吉田敬(ブラックマヨネーズ)、ケンドーコバヤシ、西加奈子、清野とおる、羽田圭介、能町みね子、DJみそしるとMCごはん、吉田靖直(トリプルファイヤー) | ケンドーコバヤシ | 西加奈子 |
4 | 2022年 4月6日 |
渡辺隆(錦鯉)、ヒコロヒー、呂布カルマ、大橋裕之、吉田靖直(トリプルファイヤー) | 大橋裕之 | 吉田靖直 |
5 | 4月13日 | |||
6 | 4月20日 | 林田洋平(ザ・マミィ)、富田鈴花、尾崎世界観、清野とおる、小宮浩信(三四郎)、サーヤ(ラランド) | 林田洋平 | 尾崎世界観 |
7 | 4月27日 | |||
8 | 5月6日 | 岡野陽一、吉住、柳原可奈子、加納(Aマッソ)、吉田靖直(トリプルファイヤー)、蓮見翔(ダウ90000) | 加納 | 柳原可奈子 |
9 | 5月13日 | |||
10 | 5月20日 | 能町みね子、渡辺江里子・木村美穂(阿佐ヶ谷姉妹)、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、大橋裕之、前田裕太(ティモンディ) | 渡辺江里子 | 大橋裕之 |
11 | 5月27日 |
書籍
[編集]KADOKAWA/エンターブレインより2014年3月に刊行された[11]。
脚注
[編集]- ^ お笑いナタリー
- ^ Inc, Natasha. “「共感百景」オアシズ光浦、キンコメ高橋、東京03豊本ら出演”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ a b Inc, Natasha. “第3回「共感百景」優勝は光浦靖子”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “初登場出演者多数、名作続々の「共感百景」”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “光浦MC、清水、鳥居ら出演、かしましの「女流共感百景」”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “「共感百景」で麒麟・川島が初の最優秀賞獲得”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “劇団ひとりMC「共感百景」番組化第2弾決定”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “博多大吉「共感百景」で最優秀共感詩を獲得「THE MANZAIに続く2冠」”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ 外部リンク参照
- ^ Inc, Natasha. “劇団ひとりMC「共感百景」がギャラクシー賞1月度の月間賞に”. お笑いナタリー. 2023年8月29日閲覧。
- ^ KADOKAWAのHP