加藤好男
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名前 | ||||||
カタカナ | カトウ ヨシオ | |||||
ラテン文字 | KATO Yoshio | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1957年8月1日(67歳) | |||||
出身地 | 埼玉県浦和市(現さいたま市) | |||||
身長 | 180cm | |||||
体重 | 76kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | GK | |||||
ユース | ||||||
1973-1975 | 本郷高校 | |||||
1976-1979 | 大阪商業大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1980-1993 | 古河電工/ジェフユナイテッド市原 | 87 | (0) | |||
通算 | 87 | (0) | ||||
代表歴 | ||||||
1980-1981[1] | 日本 | 8 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
加藤 好男(かとう よしお、1957年8月1日 - )は埼玉県浦和市(現、さいたま市)出身の元サッカー選手、サッカー指導者。
経歴
[編集]本郷高等学校、大阪商業大学を経て、1980年に古河電気工業サッカー部に加入。同期には岡田武史(学年は1つ上)、吉田弘、田嶋幸三がいる[2]。すぐに日本代表に選ばれるほどの加藤だったが、古河には不動のGK・佐藤長栄がいたため、長きにわたり控えに回っていた。1986年、29歳のシーズンにようやく正位置の座を確保。クラブがプロ化にともないジェフユナイテッド市原となった後の1993年まで選手生活を続けた。日本代表としては1980年から1981年にかけて国際Aマッチ8試合に出場している。
引退後はサッカー指導者となり、市原の育成組織の指導を経て、日本サッカー協会にて年代別日本代表のスタッフやJFA GKプロジェクトのインストラクターを歴任。2001 FIFA U-17世界選手権に出場したU-17日本代表、2003 FIFAワールドユース選手権、2005 FIFAワールドユース選手権に出場したU-20日本代表のGKコーチを務めた。2006年、イビチャ・オシムが新監督に就任した日本代表のGKコーチに就任[3]。監督がオシムから岡田武史へ交代したあとも留任し、2010 FIFAワールドカップではベスト16進出に貢献した。
2011年、旧知のヴィタヤ・ラオハクルに誘われてタイ・プレミアリーグ・チョンブリーFCのGKコーチに就任[4]。ヴィタヤおよび和田昌裕両監督のもとでGKコーチを務めた[4][5]。2013年、スラチャイ・ジャトゥラパッタラポンが新監督に就任したタイ代表のGKコーチに就任した[6][7][8]。
2015年からはJFAアカデミー福島で指導を行っている[9][10][11]。
2018年2月、日本サッカー協会技術委員会委員に就任[12]。
人物
[編集]息子の加藤光男もサッカー指導者であり、チョンブリーFCではともに働いた[4][13]。
所属クラブ
[編集]- 本郷高校
- 大阪商業大学
- 1980年 - 1993年 古河電工/JR古河/ジェフユナイテッド市原
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | JSL杯/ナビスコ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
1980 | 古河 | 31 | JSL1部 | 1 | 0 | ||||||
1981 | 1 | 0 | |||||||||
1982 | 21 | 0 | 0 | ||||||||
1983 | 0 | 0 | |||||||||
1984 | 3 | 0 | |||||||||
1985 | 0 | 0 | |||||||||
1986-87 | 17 | 0 | |||||||||
1987-88 | 19 | 0 | 2 | 0 | |||||||
1988-89 | 1 | 19 | 0 | 0 | 0 | ||||||
1989-90 | 2 | 0 | 2 | 0 | |||||||
1990-91 | 1 | 0 | 5 | 0 | |||||||
1991-92 | JR古河 | 6 | 0 | 1 | 0 | ||||||
1992 | 市原 | - | J | - | 4 | 0 | |||||
1993 | 18 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 21 | 0 | |||
通算 | 日本 | J | 18 | 0 | 7 | 0 | |||||
日本 | JSL1部 | 69 | 0 | ||||||||
総通算 | 87 | 0 |
その他の公式戦
- 1990年
- コニカカップ 6試合0得点
- 1991年
- コニカカップ 7試合0得点
代表歴
[編集]試合数
[編集]- 国際Aマッチ 8試合 0得点(1980-1981)[1]
日本代表 | 国際Aマッチ | その他 | 期間通算 | |||
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年 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
1980 | 3 | 0 | 5 | 0 | 8 | 0 |
1981 | 5 | 0 | 3 | 0 | 8 | 0 |
通算 | 8 | 0 | 8 | 0 | 16 | 0 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦相手 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1. | 1980年06月09日 | 広州 | 香港 | ○3-1 | 渡辺正 | 広州国際サッカー大会 | |
2. | 1980年06月11日 | 広州 | 中華人民共和国 | ●0-1 | 広州国際サッカー大会 | ||
3. | 1980年06月18日 | 広州 | 香港 | ○2-0 | 広州国際サッカー大会 | ||
4. | 1981年02月08日 | クアンタン | マレーシア | ●0-1 | 川淵三郎 | 国際親善試合 | |
5. | 1981年02月10日 | クアラルンプール | マレーシア | △1-1 | 国際親善試合 | ||
6. | 1981年02月17日 | シンガポール | シンガポール | ○1-0 | 国際親善試合 | ||
7. | 1981年02月19日 | シンガポール | シンガポール | △0-0 | 国際親善試合 | ||
8. | 1981年02月24日 | インドネシア | インドネシア | ●0-2 | 国際親善試合 |
指導歴
[編集]- 1994年 - 1998年 ジェフユナイテッド市原 ユースアシスタントコーチ
- 1998年 - 1999年 JFA GKプロジェクト インストラクター
- 1999年 U-15日本代表 アシスタントコーチ
- 2000年 ジェフユナイテッド市原 アシスタントコーチ
- 2000年 - 2001年 U-16、U-17日本代表 GKコーチ
- 2001年 - 2003年 U-18、U-19、U-20日本代表 GKコーチ
- 2003年 - 2004年 U-15、U-16日本代表 GKコーチ
- 2004年 - 2005年 U-19、U-20日本代表 GKコーチ
- 2005年 - 2006年 U-18、U-19日本代表 GKコーチ
- 2006年 - 2010年 日本代表 GKコーチ
- 2011年 - 2014年 チョンブリFC GKコーチ
- 2013年 タイ代表 GKコーチ
- 2015年 - JFAアカデミー福島
- 2018年 - 日本サッカー協会技術委員会委員
出典
[編集]- “2010 FIFA World Cup South Africa Japan National Team Media Guide” (pdf). 日本サッカー協会. p. 5. 2017年3月16日閲覧。
- ^ a b “加藤 好男”. サッカー日本代表データベース
- ^ 岩上和道. “公益財団法人日本サッカー協会 田嶋幸三 副会長と対談インタビュー”. フジサンケイグループイノベーションズアイ. オリジナルの2016年2月1日時点におけるアーカイブ。 2017年3月16日閲覧。
- ^ 『日本代表およびU-21日本代表のコーチングスタッフが内定(06.07.21)』(プレスリリース)日本サッカー協会、2006年7月21日 。2017年3月16日閲覧。
- ^ a b c Soccer Journal編集部 (2012年10月4日). “タイ・プレミアリーグで旋風を起こす“日本流” ~チョンブリFCで活躍する5人の日本人~”. ライブドアニュース. LINE. 2017年3月16日閲覧。
- ^ 本多辰成 (2014年3月31日). “金銭面・親日国だけが理由ではない。近年急増、なぜタイリーグは日本人を求めているのか?”. フットボールチャンネル. 2017年3月16日閲覧。
- ^ “川島育てた加藤好男氏 タイ代表GKコーチ就任”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2013年9月25日) 2017年3月16日閲覧。
- ^ 長沢正博 (2013年10月18日). “日本とタイ、両国で代表GKコーチに。加藤好男が見たタイサッカーの現実と課題”. フットボールチャンネル. 2017年3月16日閲覧。
- ^ “Japanese soccer coaches put expertise into practice in Southeast Asia”. Nikkei Asian Review (日本経済新聞社). (2014年1月26日) 2017年3月16日閲覧。
- ^ “(8)全寮制 サッカー英才教育”. 読売新聞(YOMIURI ONLINE) (読売新聞社). (2015年7月13日) 2017年3月16日閲覧。
- ^ 加藤 好男 (2015年). “Facebook”. Facebook. 2017年3月16日閲覧。
- ^ 『2017 指導者養成体制』(プレスリリース)日本サッカー協会 。2017年3月16日閲覧。
- ^ 関塚氏ら協会技術委に 次期代表監督推挙の重責担うnikkansports.com
- ^ “京都サンガ応援特集 - フロント、指導陣紹介(下)”. 京都新聞 (京都新聞社). (2015年1月30日) 2017年3月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 加藤好男 - National-Football-Teams.com
- 加藤好男 - FootballDatabase.eu
- 加藤好男 - WorldFootball.net
- 加藤好男 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 加藤好男 - Transfermarkt.comによる指導者データ
- 加藤好男 - J.League Data Siteによる選手データ
- 加藤 好男 (yoshio.kato.7) - Facebook