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勇者シリーズ

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勇者シリーズ(ゆうしゃシリーズ)は、名古屋テレビサンライズ制作のテレビアニメシリーズ。

概要

本シリーズは、1990年放送の『勇者エクスカイザー』に端を発し、1998年まで連年にわたって制作された、特定の原作を持たないオリジナルのロボットアニメ群であり、制作には前出の2社の他、メインスポンサーである玩具メーカーのタカラ、広告代理店の東急エージェンシーも関わっている。テレビアニメ全8作品の他、一部作品の続編としてリリースされたOVAや、テレビゲームにて発表されたオリジナル作品、それにWeb漫画作品なども、場合によってはシリーズに含むことがあり、これらについても本項目にて併せて詳述するものとする。

シリーズ全作とも「勇者」をキーワードとして、心を持ったロボット「勇者(勇者ロボ)」と少年の交流やメカのアクション、ロボットの合体、そのほか作品ごとの独自のテーマで物語が展開される[1]。『エクスカイザー』と『太陽の勇者ファイバード』(1991年)の関係を例外として、各作品間には世界観や時間軸に直接の関係が無い[注 1][注 2]。そのためほぼ全ての作品が独立した世界観を持ち、作風もその都度大きく変化している。

誕生の経緯

本シリーズは、アニメーション制作を手掛けるサンライズ(第7スタジオ)の「小さい子供向けのヒーローロボットものを作りたい」という思惑と、メインスポンサーであるタカラの「『トランスフォーマー』シリーズと同様のコンセプトの玩具を、日本国内向けに作りたい」という思惑とが一致して誕生に至った[2]

その背景には、本シリーズの企画が立ち上げられた1980年代末当時、同じくサンライズ制作の『機動戦士ガンダム』(1979年)を皮切りにリアルロボットものが多数世に送り出され、ロボットアニメというジャンルの対象年齢層も上昇しつつあった一方で、小さい子供向けのヒーローロボットものがなくなりつつあったという状況も深く関わっている[2][3]高松信司も、自身が入社した1980年代前半頃のサンライズは、『ガンダム』のヒット後であることから「アニメでロボットを出すと玩具が後からついてくる」という感じであり、「玩具と一緒にやっていく」というスタンスで作品づくりが試みられたのは本シリーズからであると振り返っている[4]。サンライズ側のプロデューサーとして、本シリーズに関与していた吉井孝幸はこうした状況への不安や、バンダイが展開していたスーパー戦隊シリーズなどと競っていけるようなロボット作品やキャラクターを作りたいという思いを抱いていた[5]うちの一人であり、(ロボットアニメの)対象年齢層が高くなるのはいいことではあるものの、その一方で小さい子供向けの作品があれば、そこから先へ広がっていくだろうという考えが念頭にあったことを、初期の3作に監督として携わった谷田部勝義が証言している[2]

一方、タカラの側でもアメリカへの進出の際に、それまで手掛けてきた様々な変形合体ものが提携相手のハズブロ社により『トランスフォーマー』として一括りにされ、結果として同シリーズの権利が複雑になってしまったという事情があった[2]。サンライズの企画室室長として、『エクスカイザー』の企画にも携わった井上幸一が語るところによれば、その『トランスフォーマー』のテレビアニメシリーズが終了するのに伴い、タカラの担当役員から「サンライズでもこういう作品(トランスフォーマー)は作れるものなのか」と相談を持ちかけられたといい[5]、前出の吉井もこの申し出に「ロボットものの入門編として、10年20年と続けていけるようなシリーズになると面白い」との思いから二つ返事で引き受けるに至った。とはいえ、前述したリアルロボットものの成功でブランドが確立されつつあった中で、今さら子供向けの作品を手掛けることに対してはサンライズ内部でも消極論が強く、吉井も役員に対して前述した「子供たちにとってのロボットものの入門編」の必要性を、延々説明していったという[5]。ともあれ、本シリーズの立ち上げに当たっては、『トランスフォーマー』でのノウハウを活かした玩具開発を行いつつも、「乗り物から変形するロボットがあるので、それを元に何かストーリーを作ってほしい」「トランスフォーマーとはあくまで違う切り口で」という要望がタカラからはサンライズに出されたといい[2][3]、サンライズとしても久々となる子供向けの企画であったことから、井上を中心にアニメ制作サイドの方で乗り物から変形するロボットや、そのロボット同士も合体するという、シリーズの基本的なパターンが固められていった[2][6]

前述の通り、「10年20年と続いていけるようなシリーズになると面白い」との思いを抱き、企画が立ち上がってからも早い段階から「10年やる」旨を言明していた[7][注 3]吉井の構想通り、結果的に10年近くにわたる長期シリーズとして定着した本シリーズであるが、実際に彼が定着したとの認識を抱いたのは、初期の3シリーズくらいが終わった後にサンライズの経営陣から「こういうシリーズもあっていいんだな」とやっと言ってもらえるようになった頃であるといい、これについて吉井は作品によって多少のブレがあるとはいえ、初期のコンセプトが比較的ちゃんと守られていたからこそ、あれだけ続けられたのではないかと後に述懐している[9]

シリーズの終了

ここまで述べてきた通り、本シリーズを語る上で切り離し難い関係にあるタカラであるが、シリーズ5作目の『勇者警察ジェイデッカー』の放送開始から間もない1994年4月には、競合他社であるバンダイの資本参加により、サンライズが同社の傘下に入るという事態が発生。これを受け、タカラもサンライズから距離を置くようになった結果、次年度の企画が一旦立ち消えになる[10]など、その影響は本シリーズにも無視できない形で表れることとなった。当時『ジェイデッカー』の監督を務めていた高松も、同作品がシリーズの原点回帰を志向していた面もあったことから、「これで勇者シリーズが終わるんだな」というつもりで作品づくりに当たっていたことを後に述懐している[10]。最終的に、『ジェイデッカー』も終盤に入った頃にタカラの側から、サンライズへと再度次年度の企画(『ゴルドラン』)が持ち込まれ[10]、同年以降もシリーズは継続することとなるものの、さらに時が下って『勇者王ガオガイガー』(1997年)の企画が立ち上げられる頃には、既にタカラと組んでの勇者シリーズの継続は難しいのではないかという空気もサンライズ内部に流れていたという[11]。結果として、シリーズ最終作となることも意識して制作された同作品は、それまでとは異なりサンライズの側からも積極的にロボットのデザインなどのアイディアを提案し、作品づくりを主導するスタンスがとられた[11]

本シリーズの終了に当たっては新聞発表まで行われており、まず1997年12月22日朝日新聞名古屋版の夕刊のトップ記事となって報じられ、2週間後の1998年1月5日には全国版にも掲載された。同記事中では、少子化とゲームの人気によりロボット路線をやめると解説がなされている[注 4][12]。また東京新聞1998年2月4日朝刊13面でも、「消えた巨大ロボット」という見出しで本シリーズの終了が報じられており、同記事中ではシリーズ終了の理由について視聴率・玩具売り上げ双方の低迷により終了に至ったとし、同時に少子化などの原因が重なった結果とも記している[注 5]。実際にそれを裏付けるかのように、「シリーズ立ち上げ当初はすごく玩具が売れていた[13][7]ものの、段々子供の数の減少やゲームの流行などもあって売れなくなっていった[13]」「シリーズ末期の『勇者指令ダグオン』(1996年)の頃には視聴率の面で苦戦を強いられ、テレビ局側からも度々テコ入れの打診があった[14]」、などといった証言も複数残されている。

幻の9作目

一般的に、勇者シリーズは『ガオガイガー』をもってシリーズは終了予定だったとされるが、その一方で後年に出た各種書籍において、『フォトグライザー[注 6]』と呼ばれる後番組、すなわち勇者シリーズ第9作目の企画の存在が明らかにされている[16][17]。当時本シリーズの玩具開発を担当し、同作品でも主人公ロボのキャラクター案や変形ギミックの考案を手がけていた[18]タカラの幸日佐志の語るところによれば、同作品については玩具のコンセプトを固めてから企画されたものであるといい、また『ガオガイガー』にも演出として参加していた谷口悟朗が監督を務めるかも知れないという話もあったという[19]

同作品においてタカラが打ち出したコンセプトは、「デジタルカメラ双眼鏡などといった、子供の身近にあるアイテムに意思が宿り、主人公の少年[注 7]とともに悪の軍団[注 8]に立ち向かう」、というものである。このコンセプトを受ける形で、サンライズ側による企画立案のための考察も行われており[15]、その内容については主人公たる子供とロボットとの関係や日常生活表現の重要性など、原点回帰を想定したものとなっている[18]

登場するロボットたちは、前述した子供の身近にあるアイテムから、1/1サイズのデフォルメロボへと変形し主人公と行動をともにするという想定がなされており、このデフォルメロボがさらに動物やビークルモチーフのメカと合体することで、リアルな頭身のヒーローロボットとなる形とされている。さらに企画立案のための考察においては、そのサイズを活かして「子ども自身がロボットを変形合体させる」という設定も打ち出されていた[15]。これらのロボットについては、従前までのシリーズ作品と同様に大河原邦男によるデザイン画稿も起こされ[18]、カメラロボについては実際に各種機構を確認するための試作品も製作されている[20][注 9]が、このメカニックデザインまで進んだ段階で企画は収束を迎えることとなった[18]

このように、作品・番組としては結実に至らなかった『フォトグライザー』であるが、企画立案から四半世紀余りが過ぎた2024年には、後述の『ソーグレーダー』においてフォトグライザーが登場し、初めてその活躍ぶりが描かれた[注 10]

特徴

純粋な子供番組

シリーズ開始当初、「アニメ雑誌に載らないようなアニメ」というスローガンが掲げられており[21]、視聴者層も3歳から5歳の幼児をターゲットとしていた[22]。実際に、シリーズ1作目である『エクスカイザー』では、当初より「純粋な子供番組」となるべく、「複雑な設定は排除する」という姿勢の元で企画・制作されている[23]。こうしたスローガンが掲げられた背景には、前述した経緯から子供向けの作品を作ることに対して、どこか下に見られるような空気が当時のサンライズ内部に蔓延していたことも関係しており、そうした中で本シリーズの制作に携わるスタッフに対してどう誇りを持ってやってもらえる環境を作るか、という試みの一環でもあった[24]。同作品を手掛けた谷田部は後年、本シリーズが開始から30年を経てもなお多くのファンの支持を得ていることに対し、シンプルさがレベルの低い話ではなく、むしろ高度な話であると前置きしつつ、そうしたシンプルさにこだわった結果ファンの心に残ってくれたのではないかと分析している[7]

とはいえ、谷田部が手掛けたシリーズ作品が概して「親目線」、すなわち主人公の少年に対してロボットが保護者のような感じであり、なおかつ少年の家族も物語に絡んでくるのに対し、高松によるシリーズ作品は作中における主人公たちの親の存在が希薄で、総じて「子供目線」で描かれているといった具合に、一口に「子供向け」といっても作品やそれを手がけるスタッフによって傾向が異なる部分もない訳ではない[10]。またシリーズが進むにつれて、対象年齢や各作品の設定・作風の幅も段階的に拡大しており[25][26]、シリーズ最終作となった『ガオガイガー』に至っては、リアリティをもたせたメカニックの設定[27]などもあり、それまでのファン以外からの支持も獲得している[28]。この人気を受け、『ガオガイガー』ではテレビシリーズ以外にもOVAやゲーム、ドラマCDなどといった様々なメディア展開も行われた[29]

一見すると、前述したシリーズ立ち上げ時のスローガンと矛盾するかのような流れともいえ、実際に本シリーズの玩具開発に当たっていたタカラの國弘高史も、吉井が掲げた10年を目指すうちに「勇者シリーズ=低年齢層向け」のコンセプトと、実際の視聴者層との間にずれが生じてきたのを感じたと後に語っている[19]。とはいえ、アニメ制作サイドとしては毎年新たに見てくれる子どもたちの好みを外さずに、しかしおよそ3年程度で子供向けの番組から「卒業」していく子どもたちを、どこまで年齢を上げて取り込むことが出来るかという意図、そして3年を目処にして再び対象年齢をシリーズ当初の頃に戻し、5作目6作目と上げてまた戻すという繰り返しでやっていけばいいという考えが、特にシリーズ初期の頃にはあったという[7][30]。対象年齢の幅が広がったシリーズ末期においても、ことテレビシリーズにおいては制作サイドもあくまでも子供向けであることが強く意識されており[14][11]、前述した『ガオガイガー』でのリアル寄りなメカニック設定についてもまた、世の中にあるリアルな機械の格好良さや大人の仕事の凄さを、メインの視聴層である子供たちに伝えたいという意図が込められている[11]

ロボット

シリーズ中に登場するロボットは「勇者ロボ」と呼称される[31]。一部の例外を除き、その多くはパトカー救急車消防車飛行機新幹線といった子供にとって身近な乗り物からの変形機構を持ち[22]、中にはライオンなどの動物の要素を含むものもある[32]が、これは身近な乗り物をモチーフとして設定した方が子供が共感しやすいと判断されたためであり[33]、同時に対象となる年齢層の子供たちが必ず知っていて、なおかつ絶対に好きであるというテーマから持ってこざるを得ないという事情もあった[32]。また、勇者ロボは意志を持ち会話することが可能で、車両などのマシンに生命が乗り移ってロボット化した「生命体型」、人間の手でロボットに知能を持たせた「超AI型」、主人公がロボットと融合する「融合型」の3つに分類できる[31]。この「意志を持った喋るロボット」という点については、前述した『トランスフォーマー』シリーズや、サンライズが制作してきた一連のリアルロボットものとの差別化を図る上で、「子どもたちが格好いいと思うためにはやっぱり人格がほしい」というアニメ制作サイドの考えが念頭にあり[30][6]、どちらかと言えば非日常的な存在であるロボットと、少年との交流を主軸に据えるに当たって、とにかくヒーロー(ロボット)を格好いいと思わせるための手段の一つでもあった[3]。また、これとは別にタカラ側でも勇者(ロボット)という存在に対する強固なポリシーがあったようで、シリーズ中でもロボットのキャラクター性に重点を置いていた『ジェイデッカー』では、そうしたタカラ側の考えるキャラクター像と、サンライズ側のそれとが激しく衝突したこともあったという[34]

ロボットのデザインについては、前述の通り企画の立ち上げがギリギリまで遅れ、その時点で既に玩具の開発まで終わっていた『ゴルドラン』[10]や、サンライズ側からも積極的に提案が行われ、ある種作品本位な形で企画が進められた『ガオガイガー』[35][注 11]といった例外を除けば、基本的にはまず登場するロボットが何から変形するのか、そして合体のギミックはどういったものか、それに関する部分がタカラ側からごく簡単ながら提示され[32]、それを受けて大河原邦男がディテールをデザインした上で、さらに主要なスタッフの間で折衝を重ねて細部を詰めていくという形で行われている[8][32][注 12]。本シリーズでは、1週間に一度は主要なスタッフが集まって、アニメの展開と玩具の登場時期との摺り合わせ、それにデザインなどについての打ち合わせが年間を通して行われていたといい[38][4]、その打ち合わせの場でタカラ側から出された「課題[注 13]」を受けて複数の案を作成し、その中から意図に合ったものを選んでもらうという形でデザインが決められていた[39][32]

低年齢層向けに直接お茶の間に売り込む作品であることから、大河原は本シリーズにおけるディテールのデザインについて、「オーソドックスな、多くの人から支持されるような単純なデザイン」を心がけていたといい、また自身もタカラも1年ごとに視聴者が交代していくことを前提としてデザインを考えていたこともあり、タカラ側から提示された変形機構には一切ケチを付けず、表面とディテールでよりカッコよく見せるという、自身曰く「職人」のようなスタンスで参加していたことを後に述懐している[8]。こうしたスタンスの背景には、本シリーズが毎年企画を立ち上げてから半年ほどで最終的なパワーアップまでを考案し、さらにはそこから数ヶ月ほどのインターバルを挟んで翌年度の企画を立ち上げねばならず、さらに玩具の開発もロボット毎に担当者がいたことや、当時の大河原自身も並行して3本ほど他の作品の仕事を手がけていたことなどから、自身からあまり変形合体にまつわる部分のアイディアを出せるだけの余裕がなかったという事情も関係している[39][注 14]

演出の面では、変形合体のシーンにおいては出来る限り、玩具での手順に即した過程を踏むことが心がけられている。これは番組を視聴している子供たちは、テレビの合体バンクを見ながら遊んでおり、その合体バンクでアニメならではの演出をしてしまうと、子供たちもそれを見たままにやろうとして無理に曲げて玩具を壊してしまうという、作品づくりを通して得られた教訓に基づいてのことであるという[4]。一方で、玩具に完全に忠実なデザインでは動かすのに無理があったり[注 15]、作業効率が上がらないという制作上の事情から、アニメーション制作に当たっては前述した大河原のデザインを元に、さらにアニメ向けに動かしやすいようディテールを省略する形でリライトされるのが通例となっている[3]。特に『マイトガイン』や『ジェイデッカー』では、チーフメカ作監のこだわり[37]や、キャラクターとしてロボットを活かしたいという監督の思惑[34]などから、そうしたアニメ向けのデザインアレンジが顕著となっており[37]、こうしたアニメ用のリライトについては「こちらの線を減らさずに、こちらの線を減らせばまだ玩具に似たのではないか」といった具合に、タカラ側でも様々に複雑な思いがあったことを窺わせるコメントも残されている[41]

テレビシリーズ

本シリーズの放送は、名古屋テレビをキー局としてテレビ朝日系列で行なわれた。シリーズ通して各作品とも放映期間は1年間であり、一部の例外を除いて2月初旬に始まり、翌年1月下旬に終わるというスケジュールであった。

シリーズ開始当初の放送時間帯は、かつて「ガンダムシリーズ」などが放送された毎週土曜17:30 - 18:00(以下、いずれもJST)で、後に30分繰り上げの17:00 - 17:30へと変更された。他方で、朝日放送のみ例外的に毎週金曜17:00 - 17:30に先行放送を行っており、シリーズ末期の1997年4月からは金曜16:30 - 17:00へと時間帯を移して先行放送を継続した。

# 作品名 放送期間 話数 備考
1 勇者エクスカイザー 1990年2月3日
1991年1月26日
全48話 放送期間中の1990年10月より放送時間帯を変更
2 太陽の勇者ファイバード 1991年2月2日
1992年2月1日
全48話
3 伝説の勇者ダ・ガーン 1992年2月8日
1993年1月23日
全46話
4 勇者特急マイトガイン 1993年1月30日
1994年1月22日
全47話
5 勇者警察ジェイデッカー 1994年2月5日
1995年1月28日
全48話
6 黄金勇者ゴルドラン 1995年2月4日
1996年1月27日
全48話
7 勇者指令ダグオン 1996年2月3日
1997年1月25日
全48話 番組終了の翌年にシリーズ初となる続編OVAをリリース
8 勇者王ガオガイガー 1997年2月1日
1998年1月31日
全49話 シリーズ唯一のステレオ放送作品
番組終了後もOVAやWeb小説などで続編展開を継続

ネット局

放送対象地域 放送局 系列 ネット形態 備考
中京広域圏 名古屋テレビ テレビ朝日系列 制作局
関東広域圏 テレビ朝日 同時ネット
北海道 北海道テレビ 同時ネット
→先行放送
→同時ネット
[注 16]
青森県 青森テレビ TBS系列 遅れネット 『エクスカイザー』のみ放映
青森朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1991年10月開局から
岩手県 岩手放送 TBS系列 遅れネット 『エクスカイザー』のみ放映
岩手朝日テレビ テレビ朝日系列 同時ネット 1996年10月開局から[注 17]
宮城県 東日本放送
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列 遅れネット 『エクスカイザー』と『ファイバード』のみ放映
秋田朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1992年10月開局から[注 18]
山形県 テレビユー山形 TBS系列 遅れネット 『ダ・ガーン』まで
山形テレビ テレビ朝日系列 同時ネット 1993年3月30日から[注 19]
福島県 福島放送
新潟県 新潟テレビ21
長野県 テレビ信州 日本テレビ系列[注 20] 1991年3月まで
長野朝日放送 テレビ朝日系列 1991年4月開局から
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列 遅れネット 『エクスカイザー』のみ放映
テレビ山梨 TBS系列 『ファイバード』から
富山県 富山テレビ フジテレビ系列 『エクスカイザー』から『ダ・ガーン』、『ジェイデッカー』から『ダグオン』まで[注 21]
『ダグオン』終了と共にシリーズ打ち切り
北日本放送 日本テレビ系列 『マイトガイン』のみ放映
石川県 石川テレビ フジテレビ系列 1991年9月まで
北陸朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1991年10月開局から
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット 『エクスカイザー』と『ファイバード』のみ放映
『ファイバード』終了と共にシリーズ打ち切り
静岡県 静岡朝日テレビ テレビ朝日系列 同時ネット [注 22]
近畿広域圏 朝日放送 先行放送 [注 23]
香川県
岡山県
瀬戸内海放送 同時ネット [注 24]
広島県 広島ホームテレビ
山口県 テレビ山口 TBS系列 遅れネット 1993年9月まで
山口朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1993年10月開局から
徳島県 四国放送 日本テレビ系列 遅れネット [注 21]
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列 1995年3月まで
愛媛朝日テレビ テレビ朝日系列 同時ネット 1995年4月開局から
高知県 テレビ高知 TBS系列 遅れネット [注 25]
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット
長崎県 長崎文化放送 [注 26]
熊本県 熊本朝日放送
大分県 大分放送 TBS系列 遅れネット 1992年9月まで[注 27]
大分朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1993年10月開局から
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット 『エクスカイザー』から『ダ・ガーン』、『ジェイデッカー』から『ダグオン』まで[注 21]
『ダグオン』終了と共にシリーズ打ち切り
宮崎放送 TBS系列 『マイトガイン』のみを本放送終了後に放映
鹿児島県 鹿児島放送 テレビ朝日系列 同時ネット
沖縄県 琉球放送 TBS系列 遅れネット 1995年9月まで
琉球朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1995年10月開局から

映像ソフト化

本シリーズの放送当時、各テレビシリーズのVHS(一部はレンタル用のみ)やLDがリリースされているが、『エクスカイザー』と『ゴルドラン』についてはVHSが中途までのリリースとなった他、LDに至っては未発売に終わっている。DVDは後述のシリーズ15周年の前後に全作品のDVD-BOXがリリースされ、このうち『エクスカイザー』については2008年1月より単巻版のレンタルも実施されている。

Bru-rayは、2015年に『ガオガイガー』がまずリリースされ、その後2023年より『マイトガイン』『ジェイデッカー』と、放送30周年を迎える作品のソフト化が順次行われている。

ラジオ

シリーズ末期には、テレビでの放送と平行してラジオ番組も放送されており、番組内で放送されたドラマについてはCDが発売されている。

  • 勇者指令ダグオン
  • 勇者王への道
    • 1997年4月 - 1997年9月 文化放送
    • 子安武人によるディスクジョッキーと1クール目は作品関係者を招いたトーク、2クール目はドラマを放送。
      • 伝説の勇者ダ・ガーン「ミステリアス・ツアー」
      • 勇者特急マイトガイン「嵐を呼ぶハネムーン」
      • 太陽の勇者ファイバード「ユリちゃんに愛の花束を…」
文化放送 土曜(金曜深夜)1:30 - 2:00
前番組 番組名 次番組
勇者王への道
(1997年4月 - 9月)
超魔神英雄伝ワタル
(1997年10月 - 1998年9月)

オリジナルビデオアニメシリーズ

勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年
1997年10月 - 12月(全2話)
勇者王ガオガイガーFINAL
2000年1月 - 2003年3月(全8話)
同作品完結後の2005年には、再編集版となる『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』(全12話)が、テレビ東京で毎週月曜深夜に放送された。

テレビゲーム

タカラより、以下のゲームがクロスオーバー作品として現在までにリリースされている。

新世代ロボット戦記ブレイブサーガ
発売日:1998年12月17日PlayStation用ソフト
ブレイブサーガ2
発売日:2000年5月2日・PlayStation 用ソフト
ブレイブサーガ 新章 アスタリア
発売日:2001年1月26日ゲームボーイカラー用ソフト
シリーズを通してオリジナルタイトル『勇者聖戦バーンガーン』が登場。
新世紀勇者大戦
発売日:2005年2月17日PlayStation 2用ソフト
オリジナルタイトル『量子跳躍レイゼルバー』が登場。

このほか、各テレビシリーズに関連した単独作品として、『勇者王ガオガイガー』が1999年にPlayStation用ソフトとして、またアイレムからは『太陽の勇者ファイバード』が放送期間中にゲームボーイファミリーコンピュータ用ソフトとしてそれぞれリリースされている。

Web小説

覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜
原案・監修:米たにヨシトモ、著:竹田裕一郎
2017年から2021年まで、Webサイト『矢立文庫』で連載された小説。上記『ガオガイガーFINAL』、そして『ベターマン』の完結編として企画・制作されたもので、後に単行本化やコミカライズもなされている。

Webコミック

勇者宇宙ソーグレーダー(ブレイブユニバース ソーグレーダー)
脚本:小太刀右京、漫画:綱島志朗[42]
2023年7月より、ホビージャパンの運営する総合ポータルサイト「ファイアCross」にて連載中のWebコミック。本シリーズの生誕30周年を記念した完全新作として企画された作品で、タイトルにもある新勇者「ソーグレーダー」を主軸として、テレビシリーズ各作品のみならず『バーンガーン』なども内包した、クロスオーバー作品としての側面を有する。
原案・監修として同作品に携わる米たにヨシトモの語るところによれば、元々勇者シリーズの新作についてはサンライズ内部でも度々企画が立てられていた他、前出の『覇界王』においても歴代勇者を競演させる構想があったといい、そうした実現に至らなかった企画・構想の数々をリセット・再構成の上で発表されたのが同作品であるという[43]


シリーズ終了後の各種展開

シリーズ開始から10年を経た2001年から2002年にかけて、初期の3作と『ガオガイガー』の主役勇者のDX玩具が、「新世紀勇者復活計画」と銘打ってタカラより復刻されており[44][45][46]、一部の商品については成形色などの仕様変更が行われた他、ガオガイガーについては別売りであったゴルディーマーグとのセット品として発売された[47]。同様の復刻発売は2005年にも「超勇者復古列伝」として、『マイトガイン』と『ゴルドラン』を対象に行われており[48][49]、いずれも成形色や塗装などを全面的に作中のイメージに近付けたものとされている他、完全受注生産という形で発売されたグレートゴルドラン(2006年発売)は、当時品ではコストなどの事情から断念された全身へのメッキ処理が施されている[49][50]。2006年には、それまで『トランスフォーマー』シリーズを中心に展開してきた「マスターピース」シリーズより、完全新規商品としてキングエクスカイザーとドラゴンカイザーが発売された。

2005年2月に生誕15周年を迎えた勇者シリーズを記念し、2004年7月 - 2006年11月にかけて、シリーズ全作(OVAも含む)がセルDVD化され、同時期には関連書籍・ゲーム・玩具なども特に力を入れて売りだされた。サンライズによる公式サイトが開設されたのもこの時期である。また、前述の通り2005年4月から6月にかけて、『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』が、シリーズ15周年記念作品としてテレビ東京で放送された。

関連商品の発売はタカラ以外の玩具メーカーからも多数行われており、前述のシリーズ15周年の前後にはユージンシーエムズコーポレーションなどから本シリーズの玩具やアクションフィギュアが多数発売された他、2010年代に入るとバンダイからも、超合金魂やスーパーロボット超合金、それにスーパーミニプラといった複数のブランドで、本シリーズに関連した商品化が度々行われている。

シリーズ30周年を迎える2020年から2022年にかけて、本シリーズの展覧会『超勇者展』が東京・渋谷などで2度にわたって開催され、シリーズ各作品の設定資料や玩具、それに後述の『ガオアライガー』[51]を始めとするエイプリルフール企画(未発表分も含む)なども公開された。2023年には前出の『ソーグレーダー』の連載が始まった他、同年に放送30周年を迎える『マイトガイン』のBru-ray BOXも発売。2024年にはこれに続いて『ジェイデッカー』のBru-ray BOXもリリースされた。

楽曲

  • BRAVEST〜勇者シリーズ・テーマソング・コレクション』(1997年)
『ファイバード』から『ダグオン』までの主題歌などを集めた記念アルバム。新曲「Always」の歌唱には、シリーズ全作品のメインキャストが参加している。
  • More BRAVEST』(2011年)
CDとDVDの2枚。CDには全シリーズの主題歌、DVDには全シリーズのオープニング・エンディング映像をそれぞれ収録。
  • HARVEST』(2011年)
歴代オープニングテーマのカバーアルバム。
  • GREATEST』(2011年)
  • DX BRAVEST』(2022年)
シリーズ30周年を記念して発売。OVA作品やゲームなども網羅した、Bru-rayとCD7枚のBOXであり、Bru-rayにはバージョン違いも含めたノンクレジットのオープニング・エンディング映像、それに新曲「ぜんぶ勇者が教えてくれた」(遠藤正明)を使用した新規制作のプロモーション映像などを収録。CDは各作品の主題歌だけでなく挿入歌、さらにそれらのTVサイズやカラオケなども含めた形とされている。

脚注

注釈

  1. ^ 一方で、『伝説の勇者ダ・ガーン』にも設定上、『エクスカイザー』との接点を匂わせる記述がある。詳しくは伝説の勇者ダ・ガーン#概要を参照。
  2. ^ 他にも過去の勇者や登場人物が、ゲストキャラクター的意味合いで登場する場合もある。
  3. ^ 本シリーズにおいてメカニックデザインを手掛けた大河原邦男も、企画への参加に当たって「シリーズになる可能性が高い」との話があったことを証言している[8]。また、谷田部はこの吉井の発言について「きっとプロデューサーとして大きな手応えがあったのではないか」と述べている[7]
  4. ^ 実際には本シリーズ終了後も、名古屋テレビ制作によるロボットアニメ路線自体は、1999年の『Bビーダマン爆外伝V』まで継続された。
  5. ^ 大人向けの限定されたメディアと断った上ではあるが、1998年4月より放送の『ブレンパワード』(WOWOW)で巨大ロボットアニメが復活することにも触れられており、そちらは3月13日朝刊15面で詳しく報じられている。その中で富野由悠季は「ロボットアニメの終焉がはっきりしたから、ガンダム以外のロボットアニメを作ることにした」とコメントしている。
  6. ^ この他、「超勇者展」にて公開された仮設定書では、仮タイトルとして「ダンガーン」の名称が使用されている[15]
  7. ^ 企画書では「宝健一」と呼称[18]
  8. ^ 企画書では「ワルダーク軍団」と呼称[15]
  9. ^ このカメラロボの試作品には、ロボット形態への変形の他にも、頭部を押し込むことでフェイス部分が収納され、カメラのファインダーとなるギミックが盛り込まれていた[20]
  10. ^ 同作品への登場に当たっては、合体前の各ロボットの名称や、合体後もデジカメに合わせた小サイズである点など、前出の企画書から変更された部分も複数存在する。
  11. ^ 『ガオガイガー』にて設定制作に携わった堀口滋の語るところによれば、同作品の企画は従来通りタカラ側からのオファーもあった一方で、サンライズ側のプロデューサーである高橋良輔の、作品全体としてこうあるべき部分についての大きな意図があった上で、そこに早い段階から監督として米たにが加わり、企画の前段階で進み始めていたデザインや要素に対して作品世界の中での使い方に即した変更を加えて、タカラ側に提示するという流れであったという[27]
  12. ^ その一方で、シリーズの関連商品の中には、『ダ・ガーン』のレッドガイストや『マイトガイン』の飛龍・轟龍のように過去のトランスフォーマーの商品から金型を流用したもの、それに『エクスカイザー』のレイカーブラザーズのように元々はトランスフォーマーとして企画されたもの[36]も存在する。こうした流用については、当初立てられていた年間の販売スケジュールの変更に際しての穴埋め[37]、それに予算の都合[35]を目的として行われるケースも複数見られる。
  13. ^ 大河原曰く、「課題」の中でも大体多いのは胸とヘルメットの部分であったという[38]
  14. ^ その中で数少ない例外とも言えるのが、『ガオガイガー』に登場するギャレオン(ガイガー)で、同機体については変形ギミックも含めて大河原が考案したことが言明されている[40]
  15. ^ 実際に、『ゴルドラン』に登場するグレートゴルドランは玩具に忠実に設定を作ってしまった分、動かすことが出来ず合体して即必殺技という演出となってしまったことを、後に高松が述懐している[37]
  16. ^ 『勇者エクスカイザー』の34話から48話まで(45話は、1991年1月5日に放送)および『太陽の勇者ファイバード』の1話から9話まで毎週金曜17:00から先行放送されていた。『ファイバード』の10話からは再度同時ネットになっている。
  17. ^ 正確には、サービス放送期間中からネットしていた。なお、本局の開局以前に放送されたシリーズ(『ファイバード』から『ゴルドラン』まで)は県内未放送。
  18. ^ 同局の開局によって途中から放送を開始した『ダ・ガーン』は、その後1994年頃に再放送扱いで全話放送されている。
  19. ^ 同局のネットチェンジ頃に放送していた『マイトガイン』は、同局がフジテレビ系列だった1993年3月30日に1話、同年3月31日に8話を放送し、4月のネットチェンジによって正式に同時ネットになった。
  20. ^ 1991年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。
  21. ^ a b c 『マイトガイン』と『ガオガイガー』は未放送。
  22. ^ 1993年9月までの社名は静岡県民放送(通称:静岡けんみんテレビ)。
  23. ^ 当時、関西ローカルの『部長刑事』シリーズを土曜19:30 - 20:00にて放映し、同時刻のテレビ朝日系列全国ネット番組を土曜17:00 - 17:30で先行放映していた都合上、本シリーズは系列局で唯一金曜日17:00 - 17:30(末期は16:30 - 17:00)に先行放送された。夏休み期間中は、関西ローカルで『全国高等学校野球選手権大会』を中継するため3 - 4試合開催日は番組を休止し、放送できなかった分は大会終了後に『子供アニメ大会』枠内で時差放送していた。
  24. ^ 夏休み期間中(主に7月中旬頃)には、『全国高校野球地区予選 香川岡山ハイライト』を放映するため番組を休止していた。『ジェイデッカー』までは、休止した回は平日の夕方に遅れ放送していた。『ゴルドラン』以降の作品は休止した回の遅れ放送をせず、このまま飛ばして放送した。また、『ダグオン』に至っては、1996年2月10日に起こった北海道の豊浜トンネル岩盤崩落事故の臨時ニュースが流れ、番組が休止となった。他局では、後日別の時間帯に遅れ放送していたが、同局だけは休止した回の遅れ放送をせずにこのまま飛ばして放送した。
  25. ^ 『ガオガイガー』の第45話をもってシリーズ打ち切り。
  26. ^ 開局の2ヶ月前に放送を開始した『エクスカイザー』は、4月1日開局時から7日の本放送直前まで集中放送を実施した。それ以降は正式に同時ネットになっている。
  27. ^ 『ダ・ガーン』の途中を以ってシリーズ打ち切り。その後、92年10月から1年間、大分県では未放送だった。

出典

  1. ^ 『勇者シリーズ コンプリートマニュアル』新声社、1998年10月、2頁。ISBN 978-4881995334 
  2. ^ a b c d e f クリエイターインタビュー 第5回  谷田部勝義<前編>”. サンライズワールド. バンダイナムコフィルムワークス (2021年10月11日). 2024年6月17日閲覧。
  3. ^ a b c d 大勇者伝説 2007, pp. 82, 「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 谷田部勝義」
  4. ^ a b c 大勇者伝説 2007, pp. 84, 「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 高松信司」
  5. ^ a b c グレートメモリアル 2012, pp. 145, 「INTERVIEW 吉井孝幸×井上幸一」
  6. ^ a b グレートメモリアル 2012, pp. 146, 「INTERVIEW 吉井孝幸×井上幸一」
  7. ^ a b c d e クリエイターインタビュー 第5回  谷田部勝義<後編>”. サンライズワールド. バンダイナムコフィルムワークス (2021年10月20日). 2024年6月17日閲覧。</
  8. ^ a b c 大河原 2000, pp. 02, 「大河原邦男 インタビュー」
  9. ^ グレートメモリアル 2012, pp. 148, 「INTERVIEW 吉井孝幸×井上幸一」
  10. ^ a b c d e クリエイターインタビュー 第6回  高松信司<後編>”. サンライズワールド. バンダイナムコフィルムワークス (2021年11月21日). 2024年5月17日閲覧。
  11. ^ a b c d クリエイターインタビュー 第8回  米たにヨシトモ<前編>”. サンライズワールド. バンダイナムコフィルムワークス (2022年1月11日). 2024年5月17日閲覧。
  12. ^ 氷川竜介『世紀末アニメ熱論』キネマ旬報社、2000年6月1日、70頁。ISBN 978-4873762340 
  13. ^ a b 大河原 2000, pp. 06, 「大河原邦男 インタビュー」
  14. ^ a b クリエイターインタビュー 第7回  望月智充<後編>”. サンライズワールド. バンダイナムコフィルムワークス (2021年12月20日). 2024年6月17日閲覧。
  15. ^ a b c d メモリアルアーカイブ 2021, pp. 212, 「〈フォトグライザー〉はじめに」
  16. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 42, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 勇者王ガオガイガー」
  17. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 43, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 勇者王ガオガイガー」
  18. ^ a b c d e メモリアルアーカイブ 2021, pp. 215, 「〈フォトグライザー〉解説」
  19. ^ a b 玩具神話 2024, pp. 13, 「interview タカラトミー 開発担当 國弘高史&幸 日佐志」
  20. ^ a b メモリアルアーカイブ 2021, pp. 234, 「超勇者展 展示用玩具試作紹介」
  21. ^ 大野修一(編)「この人に話を聞きたい 第七十八回 高松信司」『アニメージュ』2005年7月号、徳間書店、2005年7月10日、129頁。 
  22. ^ a b 『電撃B-Magazine』1998年10月号、メディアワークス、43頁。 
  23. ^ TARKUS(五十嵐浩司)新紀元社編集部(大野豊宏・大野智子)「勇者エクスカイザー THE WORLD of EXKIZER」『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』新紀元社、2004年11月13日、26頁。ISBN 4-7753-0298-1 
  24. ^ グレートメモリアル 2012, pp. 147, 「INTERVIEW 吉井孝幸×井上幸一」
  25. ^ TARKUS(五十嵐浩司)新紀元社編集部(大野豊宏・大野智子)「太陽の勇者ファイバード THE WORLD of FIGHBIRD」『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』、58頁。 
  26. ^ TARKUS(五十嵐浩司)新紀元社編集部(大野豊宏・大野智子)「伝説の勇者ダ・ガーン THE WORLD of DA-GARN」『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』、88頁。 
  27. ^ a b 大河原 2000, pp. 109, 「BRAVE SERIES DESIGNERS INTERVIEW 堀口 滋」
  28. ^ 『勇者シリーズ コンプリートマニュアル』新声社、1998年10月、41頁。ISBN 978-4881995334 
  29. ^ TARKUS(五十嵐浩司)新紀元社編集部(大野豊宏・大野智子)「勇者王ガオガイガー THE WORLD of GAOGAIGER」『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』、268頁。 
  30. ^ a b 大勇者伝説 2007, pp. 83, 「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 谷田部勝義」
  31. ^ a b 『電撃B-Magazine』1998年10月号、メディアワークス、42頁。 
  32. ^ a b c d e 大河原 2000, pp. 104, 「BRAVE SERIES DESIGNERS INTERVIEW 国弘 高史&幸 日佐志」
  33. ^ 『勇者シリーズ コンプリートマニュアル』新声社、1998年10月、190頁。ISBN 978-4881995334 
  34. ^ a b 大河原 2000, pp. 108, 「BRAVE SERIES DESIGNERS INTERVIEW 河内山 隆」
  35. ^ a b 大勇者伝説 2007, pp. 87, 「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 米たにヨシトモ」
  36. ^ 谷澤崇 編「スタッフインタビュー 大野光仁」『トランスフォーマージェネレーション デラックス』ミリオン出版、2004年3月22日、142頁。ISBN 4-8130-1094-6 
  37. ^ a b c d 大勇者伝説 2007, pp. 85, 「PART 5 [勇者たちの足跡] アニメーション監督インタビュー 高松信司」
  38. ^ a b 大河原 2000, pp. 04, 「大河原邦男 インタビュー」
  39. ^ a b 大河原 2000, pp. 03, 「大河原邦男 インタビュー」
  40. ^ 大河原 2000, pp. 14, 「THE KING OF BRAVES GAOGAIGAR ギャレオン」
  41. ^ 大河原 2000, pp. 105, 「BRAVE SERIES DESIGNERS INTERVIEW 国弘 高史&幸 日佐志」
  42. ^ 「#勇者シリーズ」完全新作!『#勇者宇宙(ブレイブユニバース)ソーグレーダー』WEBコミックで連載スタート!オリジナル描き下ろしイラスト 公開!サンライズ公式 2023年7月14日
  43. ^ 原案・監修 米たにヨシトモ氏に訊いた ソーグレーダー誕生秘話!”. 【公式】勇者宇宙 ソーグレーダー. ホビージャパン (2023年7月31日). 2024年6月23日閲覧。
  44. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 09, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 勇者エクスカイザー」
  45. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 13, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 太陽の勇者ファイバード」
  46. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 17, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 伝説の勇者ダ・ガーン」
  47. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 39, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 勇者王ガオガイガー」
  48. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 21, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 勇者特急マイトガイン」
  49. ^ a b 大勇者伝説 2007, pp. 29, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 黄金勇者ゴルドラン」
  50. ^ 大勇者伝説 2007, pp. 30, 「PART 1 [タカラの拓いた道] 黄金勇者ゴルドラン」
  51. ^ 40周年の「ラスカル」と20周年の「ガオガイガー」が奇跡のコラボ!新アニメ『洗濯王ガオアライガー』公開決定!!”. PR TIMES. 日本アニメーション (2017年4月1日). 2024年7月26日閲覧。

参考文献

  • 『大河原邦男BRAVE SERIES DESIGN WORKS』ムービック、2000年8月1日。ISBN 978-4896014877 
  • TARKUS(五十嵐浩司)新紀元社編集部(大野豊宏・大野智子) 編『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』新紀元社、2004年11月13日。ISBN 4-7753-0298-1 
  • TARKUS 編『大勇者伝説 サンライズ・ロボットトイ・コレクション[勇者・エルドラン編]』メディアワークス、2007年5月15日。ISBN 978-4-8402-3824-3 
  • TARKUS(五十嵐浩司)新紀元社編集部(大野豊宏) 編『勇者シリーズ グレートメモリアルブック 勇者エクスカイザー』新紀元社、2012年10月29日。ISBN 978-4775309025 
  • 五十嵐浩司(TARKUS) 編『勇者シリーズ30周年 メモリアルアーカイブ 超勇者展公式図録』玄光社、2021年3月30日。ISBN 978-4768314708 
  • 『勇者王ガオガイガー 25th ANNIVERSARY 熱き勇者たちの玩具神話』ホビージャパン、2024年4月3日。ISBN 978-4798634876 

関連項目

  • 名古屋テレビ制作土曜夕方5時30分枠のアニメ - 名古屋テレビ(メ〜テレ)のアニメ枠の起点であり、本シリーズも『エクスカイザー』中盤まで同枠にて放送を実施していた。
  • 名古屋テレビ制作日曜朝7時枠のアニメ - 勇者シリーズ終了以降の名古屋テレビ(メ〜テレ)のアニメ枠。
  • トランスフォーマー - 本シリーズと同じく、タカラ発のロボットアニメのシリーズ。関連性については概要なども参照。
  • ベターマン - 『ガオガイガー』と同じ米たにヨシトモが監督を務めるSFアニメ。『ガオガイガー』のテレビシリーズと『ガオガイガーFINAL』の間の2006年の世界を舞台とし、主要人物やメカニックにも関連性をもたせた作りとされている。
  • スーパーロボット大戦シリーズ - 数々のロボットアニメのロボットやキャラクターが共演するゲームシリーズ。本シリーズからは『エクスカイザー』『マイトガイン』『ジェイデッカー』『ガオガイガー』が登場している。
  • 世界名作劇場 - 日本アニメーション制作のテレビアニメシリーズ。2017年にエイプリルフール企画として、同シリーズの『あらいぐまラスカル』と『ガオガイガー』がコラボレーションした『洗濯王ガオアライガー』が発表された他、諸般の事情により未発表となったものの、2020年のエイプリルフールにも『フランダースの犬』と『エクスカイザー』のコラボによる『勇者エクスフランダー』が企画されていた(こちらは2022年開催の「超勇者展2」にて初公開)。

外部リンク

テレビ朝日系列 土曜17:30 - 18:00
前番組 番組名 次番組
勇者シリーズ
(1990年2月3日 - 9月29日)
テレビ朝日 土曜17:00 - 17:30
クイズおもしろ料理館
勇者シリーズ
(1990年10月6日 - 1998年1月31日)
朝日放送近畿広域圏 金曜17:00 - 17:30
獣神ライガー
勇者シリーズ
(1990年2月2日 - 1997年3月28日)
朝日放送(近畿広域圏) 金曜16:30 - 17:00
勇者シリーズ
(1997年4月4日 - 1998年1月30日)
Bビーダマン爆外伝








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