津山栄一
つやま えいいち 津山 栄一 | |
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本名 | 三木 豊 |
生年月日 | 1958年4月12日(66歳) |
出生地 | 日本・大阪府 |
身長 | 170 cm[1] |
職業 | 元俳優 |
ジャンル | テレビドラマ、映画 |
活動期間 | 1967年 - 1988年 |
配偶者 | あり |
主な作品 | |
テレビドラマ 『商魂』 『電子戦隊デンジマン』 映画 『暴力戦士』 |
津山 栄一(つやま えいいち、1958年4月12日[1] - )は、日本の元俳優、元子役。本名、三木 豊(みき ゆたか)[1][2]。
大阪府出身[1][2]。大阪芸術大学卒業[1]。特技は舞台効果[1]。東映俳優センターに所属していた[1]。既婚。
人物
[編集]関西の児童劇団「ホリホック・アカデミー」に所属し、小学校3年生の時(1967年)から、本名で子役として俳優活動を開始[2]。小学校5年生のときには『商魂』(関西テレビ)で準主役を務め、子役時代の代表作となる[2]。その他、時代劇を中心に多数の作品にゲスト出演。『仮面の忍者 赤影』に出演した際には、アフレコルームで主演の坂口祐三郎と一緒になり「赤影さんの素顔が見れた!」と喜んだことを覚えているという[2]。
大阪を拠点に活動していたが、20歳になるころより東映俳優センターに所属し東京で活動を始める[2]。1980年には『電子戦隊デンジマン』(テレビ朝日)のに黄山純 / デンジイエロー役でレギュラー出演。第42話でデンジイエローが分身するシーンでは、津山自身もスーツアクターとして分身の一人を演じている[3]。なお、撮影終了後にデンジイエローのアクション用マスクを貰っており、その後も大切に保管しているという[3]。また、津山の話によれば次作『太陽戦隊サンバルカン』で「デンジマン役の5人がヘドリアン女王とすれ違い、彼女がいぶかしむ」という形でのゲスト出演が検討されたこともあったとのこと[3]。
30歳で結婚したのを期に俳優業を引退し、ログビルダーを営んでいる[3]。2004年には、東映ヒーローMAXで開かれた『デンジマン』の座談会に出席した[4]。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- 二十四の瞳(1967年、MBS)
- 待っていた用心棒 第1話「剣を抱いた十人の客」(1968年、NET)
- 銭形平次(CX) ※第665話まで「三木豊」名義
- 第116話「四人目の男」(1968年) - 子供
- 第152話「投げ銭由来」(1969年) - 少年時代の平次
- 第310話「死ね! 八五郎」(1972年) - 左右吉(少年時代)
- 第550話「かんざし変化」(1976年) - 紋太
- 第665話「殉職・榊同心」(1979年) - 宇月力
- 第703話「想い出の紙風船」(1980年) - 伏見屋手代
- 第775話「大先輩八十歳」(1981年) - 源太
- 帰って来た用心棒 第34話「京屋敷丁半」(1969年、NET)
- 素浪人 花山大吉(NET)
- 第23話「子ゆえに母は強かった」(1969年) - 祐太郎
- 第39話「島から悪魔が帰ってきた」(1969年) - 三吉
- 第50話「シゴいた相手が悪かった」(1969年) - 重吉
- 第62話「あきれた病気にかかっていた」(1970年) - 徳七
- 第102話「覗いちゃいけないことだった」(1970年) - 市太郎
- 大坂城の女 第24話「戦国の母は哀し」(1970年、KTV) - 忠利
- 商魂(1971年、KTV) - 川波正二(少年期) ※第6話まで
- 大岡越前(TBS)
- 軍兵衛目安箱 第25話「将軍暗殺」(1971年、NET) - 啓吉
- 水戸黄門 第4部(TBS)
- 第11話「地獄に落ちた悪い奴 -庄内-」(1973年) - 信太郎
- 第27話「士魂 -福島-」(1973年) - 有村粂太郎
- 必殺シリーズ(ABC)
- 影同心II 第20話「罠に泣く女の黒髪」(1976年、MBS) - 真之助
- 遠山の金さん 第1シリーズ 第39話「松風聴いた母子草」(1976年、NET) ※杉良太郎版
- 桃太郎侍(NTV)
- 第16話「折れた孤剣」(1977年) - 左近将監
- 第227話「身替り代は高すぎた」(1981年)
- 燃えろアタック 第21話「跳べる青春 跳べない青春」(1979年、ANB) - 水木勝男
- ザ・スーパーガール(12ch)
- 第20話「女の命は裸で守れ」(1979年)
- 第23話「暴力の街に女体を賭けろ」(1979年)
- 大都会 PARTIII 第43話「自動車泥棒」(1979年、NTV)
- Gメン'75(TBS)
- 第224話「九月の海から出てきた女の手首」(1979年)−りょうへい
- 第236話「国会議員宿舎の連続強盗事件」(1979年) - 石丸
- 第284話「金髪女性バスルーム殺人事件」(1980年) - 姉川
- 第340話「闇に囁く連続女性殺人鬼」(1981年) - 土屋清
- 電子戦隊デンジマン(1980年 - 1981年、ANB) - 黄山純 / デンジイエロー[注釈 1]
- 俺はおまわり君 第14話「そよ風の渡る世間に…」(1981年、NTV)
- 判決〜生きる 第3話「東京サバク 衝動殺人事件」(1981年、ANB)
- ザ・ハングマン 第48話「死人の恋 愛の言葉はさようなら」(1981年、ABC) - 河田信彦
- 闇を斬れ 第18話「おんなの罠」(1981年、KTV) - 菊之丞
- 傑作推理劇場 / 消えた献本(1981年、ANB)
- 特捜最前線(ANB)
- 第208話「フォーク連続殺人の謎!」(1981年)
- 第242話「張込み・鍵穴の向うの女!」(1982年) - 尾川
- 第266話「老刑事、女詐欺師を追う!」(1982年) - 木田
- 竜馬がゆく(1982年、TX) - 野老川吉五郎
- 赤かぶ検事奮戦記II 第10話「被告は娘、検事は父」(1982年、ABC) - 西島実
- 大江戸捜査網 第543話「お市乱れ花 三味線殺法」(1982年、TX)
- 時代劇スペシャル / 荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻(1982年、CX) - 渡部源太夫
- 源九郎旅日記 葵の暴れん坊 第10話「つっぱり囃子の子守唄」(1982年、ANB) - 卯助
- 影の軍団III 第13話「女相続人の秘密」(1982年、KTV)
- ロボット8ちゃん 第48話「でたぞユウレイ ウラメシヤ」(1982年、CX) - 山田松吉
- 暁に斬る! 第6話「生娘殺し」(1982年、KTV)
- 遠山の金さん 第1シリーズ 第41話「俺は見た! 料亭"水月"殺人事件」(1983年、ANB) ※高橋英樹版
- 夏の怪談シリーズ / 怨みの黒猫屋敷(1984年、CX)
- 宇宙刑事シャイダー 第29話「百面相だよ女刑事」(1984年、ANB) - 石黒先生
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- 観覧車は見ていた(1984年)
- 夫の時効(1985年)
- 三年目の誤算(1986年)
- 女からの眺め(1987年)
- 女監察医・室生亜季子2 遺された眼(1987年)
- 月曜ワイド劇場 / 京都・祇園レディスホテル、女子高卒業17年・ああ熟女たちの同窓会!(1985年、ANB)
- 暴れん坊将軍II(ANB)
- 第135話「散らすな忠義の首一つ!」(1985年) - 清二郎
- 第159話「天晴れ! 赤穂の竹光夫婦」(1986年) - 倉内
- 第185話「妖艶、因幡の白うさぎ!」(1987年) - 孫七
- 誇りの報酬 第29話「白バイを撃て!」(1986年、NTV / 東宝) - 土井エイジ
- 女ふたり捜査官 第13話「ソープランドから来た母」(1986年、ABC)
- おんな風林火山(1986年 - 1987年、TBS) - 大島
- 水曜ドラマスペシャル / 麗子の足(1987年、TBS)
- 土曜ワイド劇場 / 密会の宿3 湯けむり旅館連続殺人(1987年、ANB)
- ザ・ドラマチックナイト / となりの女(1988年、CX)
映画
[編集]- 暴力戦士(1979年、東映) - ドーベルマン・キッド
- ナオミ(1980年、東映) - 関
- 劇場版 電子戦隊デンジマン(1980年、東映) - 黄山純 / デンジイエロー
- 四季・奈津子(1980年、東映)
- ダイアモンドは傷つかない(1982年、東映) - ボーイ
- 誘拐報道(1982年、東映) - 喫茶店のボーイ
- 別れぬ理由(1987年、東映) - 佐藤
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 第42話の一部のシーンではスーツアクターも兼任
出典
[編集]参考文献
[編集]- 安藤幹夫(編) 編『東映スーパー戦隊大全 バトルフィーバーJ・デンジマン・サンバルカンの世界』双葉社、2003年。ISBN 4575295205。