滝ノ下信号場
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滝ノ下信号場 | |
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信号場看板(2004年7月) | |
たきのした Takinoshita | |
◄川端 (3.3 km) (5.5 km) 滝ノ上(信)► | |
所在地 | 北海道夕張郡栗山町滝下 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■石勝線 |
キロ程 | 30.3 km(南千歳起点) |
電報略号 | タタ |
駅構造 | 地上 |
ホーム | 2線(乗降設備なし) |
開業年月日 | 1981年(昭和56年)7月1日 |
滝ノ下信号場(たきのしたしんごうじょう)は、北海道夕張郡栗山町滝下(たきのした)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。電報略号はタタ[1]。事務管理コードは▲132111[2]。
歴史
[編集]石勝線開業時に、既存の夕張線を活用する追分駅 - 紅葉山駅(現:新夕張駅)間は線路容量が不足するため、既存の棒線駅への交換設備新設や、有効長延伸が行われたが、このうち川端駅 - 滝ノ上駅(現:滝ノ上信号場)間は既存の駅もなく、駅間も8.8 km あるため、信号場を新設して対応することとなった[3]。これが当信号場である。
年表
[編集]- 1981年(昭和56年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[6]。
- 1994年(平成6年)9月4日:石勝線・根室線高速化工事に伴い同日に分岐器を弾性分岐器に交換[7][8]。
構造
[編集]南千歳方から新得方に向かって左手から下り本線、上り本線の2線を有する単線行き違い型信号場[9]。このほかそれぞれの進行方向に安全側線を設け、両方の分岐器をスノーシェルターで覆っている[9]。
開設当初より職員無配置の無人信号場である[10]。
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機械室(2004年7月)
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電気室(2004年7月)
周辺
[編集]ダム湖の近くである。北海道開発局の川端ダムおよび北海道企業局の川端発電所がある。わずかに民家がある。
隣の施設
[編集]脚注
[編集]- ^ “道央の新しい動脈 石勝線 プロフィールと撮影ガイド”. 鉄道ジャーナル 16 (1(通巻179)): 22-27. (1982-01-01).
- ^ 日本国有鉄道旅客局 編『日本国有鉄道 停車場一覧』日本国有鉄道、1985年9月20日、188頁。doi:10.11501/12065988。ISBN 4-533-00503-9 。
- ^ 『石勝線建設工事誌』日本鉄道建設公団札幌支社、1982‐03、479頁。doi:10.11501/12653289。
- ^ a b 土師, 総一、倉本「昭和56年度国鉄・民鉄信号保安新設備の概要」『信号保安』第37巻第6号、信号保安協会、1982年6月、297-301頁、doi:10.11501/2369803、ISSN 0286-3006。
- ^ 追分町史編さん委員会 編『追分町史』追分町、1986年8月、302, 1025‐1027頁。doi:10.11501/9571742 。2022年10月9日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、15頁。
- ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045、ISSN 0915-9231。
- ^ 藤野, 孝泰「バス代行による保守間合の確保(小特集『保守間合』 線路部門)」『日本鉄道施設協会誌』第32巻第12号、日本鉄道施設協会、1994年12月、24-26頁、doi:10.11501/3255389、ISSN 0913-2643。
- ^ a b 渡辺節雄 (1981-12). “国鉄・石勝線の開業について”. 鉄道ピクトリアル (電気車研究会) 31 (12): pp.13-18. doi:10.11501/3294531. ISSN 0040-4047.
- ^ 資料「札幌鉄道管理局管内停車場一覧表」(発行:札幌鉄道管理局、1982年4月1日現在)より。