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烏川 (利根川水系)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
烏川
烏川 2009年10月21日撮影
倉渕村・水沼橋より
水系 一級水系 利根川
種別 一級河川
延長 61.8[1] km
平均流量 -- m3/s
流域面積 470 km2[1]
支川を含む場合は1724 km2
水源 鼻曲山(群馬県高崎市倉渕町)
水源の標高 1655 m
河口・合流先 利根川(群馬県佐波郡玉村町/埼玉県本庄市
流域 群馬県長野県埼玉県
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烏川が流れる倉賀野宿を描いた浮世絵(木曾街道六拾九次倉賀野、渓斎英泉
葛飾北斎諸国名橋奇覧よりかうつけ佐野ふなはしの古づ
万葉集の歌枕「佐野の舟橋」に因んだもの
室田発電所

烏川(からすがわ)は、主に群馬県高崎市を流れる利根川水系一級河川。利根川の左支川であり、群馬県西部、いわゆる西毛地域のほとんどを流域に持つ川である。

地理

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群馬県と長野県の県境に位置する鼻曲山に源を発し、榛名山の西と碓氷丘陵の東の境を東南方向に流れる[2]。その後、高崎市下豊岡町付近で碓氷川、高崎市阿久津町付近で鏑川を、さらに佐波郡玉村町と埼玉県児玉郡上里町の境界付近で神流川を合わせる。そこから僅かの間、群馬県・埼玉県の県境を成し、利根川に合流する。支川・鏑川の上流域(南牧川上流の馬坂川および熊倉川)は長野県佐久市に属する[3]

名称

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名前の由来は諸説あり、水源の地形が唐臼に似ており「カラウス川」と呼ばれていたとの説、が傷ついた日本武尊をこの川の水源に導いて救ったからとの説などがある[2]

流域の自治体

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群馬県
高崎市藤岡市佐波郡玉村町
長野県
佐久市
埼玉県
児玉郡上里町本庄市

支川

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河川施設

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橋梁

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災害史

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  • 1935年(昭和10年)9月24日から26日 - 台風接近に伴う集中豪雨があり、烏川流域で氾濫。多数の死者を出し、河川工事が進められる契機となった(烏川災害[4]

脚注

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  1. ^ a b 烏川 - 国土交通省 水管理・国土保全局
  2. ^ a b 体験体感 烏川 神流川 鏑川・碓氷川”. 国土交通省 関東地方整備局 高崎河川国道事務所. 2024年12月24日閲覧。
  3. ^ [1] Yahoo!地図、2021年12月28日閲覧
  4. ^ 昭和10年(1935)台風(通称:烏川災害)”. 国土交通省利根砂防事務所. 2022年12月31日閲覧。

外部リンク

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  • 烏川流域 - 国土交通省 関東地方整備局(利根川水系砂防事務所)








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