福島圭音
阪神タイガース #126 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 埼玉県秩父市 |
生年月日 | 2001年10月6日(23歳) |
身長 体重 |
171 cm 72 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2023年 育成選手ドラフト2位 |
年俸 | 300万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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福島 圭音(ふくしま けいん、2001年10月6日 - )は、埼玉県秩父市出身のプロ野球選手(外野手・育成選手)。右投左打。阪神タイガース所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]秩父市立尾田蒔小学校3年生から秩父ドリームズで野球を始める[2]。当時のポジションは遊撃手だった[3]。秩父市立秩父第一中学校時代は軟式野球部に所属[4]。
聖望学園高等学校では2年時から外野手に転向[2][3]。3年時からは投手も務め、同年夏の埼玉大会ではリリーフとして登板した[5]。5回戦の昌平高等学校戦では7回から登板するも8回に5失点を喫し降板、チームも敗れた[5]。甲子園出場はなし。秋にはプロ志望届を提出したが、同年のドラフト会議では指名されなかった[6]。
白鷗大学では2年時からレギュラーに定着[2]。2年秋にはベストナインを獲得した[7]。4年春には9試合で打率.526、リーグ記録を更新する20盗塁を記録して[8]首位打者、最多安打、最多盗塁、最高出塁率、ベストナインを獲得[9]。最終戦の上武大学戦では初回に本塁打を放つなどの活躍でリーグ優勝に貢献した[10]。同年の大学野球日本代表候補選考合宿にも参加した[8]。2学年上に中山誠吾、1学年上に曽谷龍平がいる。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議で阪神タイガースから育成2位指名を受け[2]、支度金300万円・年俸300万円という内容で仮契約を結んだ(金額はいずれも推定)[11][1]。背番号は126[12]。
選手としての特徴
[編集]50m5.8秒、一塁到達3.8秒台を計測する俊足が最大の武器[2][13]。遠投110mの強肩を兼備する[4]。
人物
[編集]母親が俳優のケイン・コスギのファンだったことから「圭音(けいん)」と名付けられた[2][4][14]。本人は自身の名前について「なかなかいない名前なので気に入っている」と話している[15]。プロ入り後、スポーツ紙を通じてケイン・コスギ本人から激励を受けた[16]。
埼玉県秩父市出身で、幼少期の頃は山で野ウサギを追いかけていたという[17]。
父親の影響により幼少期から阪神ファンで、鳥谷敬に憧れており、鳥谷の出身校である聖望学園高校に進学した[17]。目標の選手としては近本光司を挙げている[3]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 126(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ a b 「【阪神育成ドラフト2位・福島圭音が仮契約 50メートル5.8秒の俊足は幼少期からの虎党」スポニチ、2023年11月22日。2022年12月6日閲覧。
- ^ a b c d e f 石橋隆雄「【ドラフト】虎のケインだ阪神育成2位、白鴎大・福島圭音「母親がケインさんのファンだから」」『日刊スポーツ』2023年10月26日。2023年12月6日閲覧。
- ^ a b c 「阪神育成2位・福島 野球では「チカ・ナカ」、盤上では岡田監督に挑戦状!?「機会があれば、ぜひ」」『スポニチ Sponichi Annex』2023年11月9日。2023年12月6日閲覧。
- ^ a b c 織原祥平「阪神の育成D2位・福島圭音、白鷗大の先輩・大山悠輔の魂でファイトイッパツ「全力疾走、突き通す!」」『サンスポ』2023年11月9日。2023年12月6日閲覧。
- ^ a b 「聖望学園・福島、憧れ鳥谷の背中を追って…/コラム」『日刊スポーツ』2019年7月24日。2023年12月6日閲覧。
- ^ 佐瀬百合子「【阪神】育成2位白鴎大・福島圭音「1日でも早く支配下に」指名あいさつで“下克上”宣言」『日刊スポーツ』2023年11月8日。2023年12月6日閲覧。
- ^ 「白鴎大151キロ左腕、曽谷龍平らが受賞 関甲新大学野球連盟ベストナイン」『日刊スポーツ』2021年11月15日。2023年12月6日閲覧。
- ^ a b 「【スポニチスカウト部(19)】白鴎大・福島圭音 天性のセンス 巧打の韋駄天」『スポニチ Sponichi Annex』2023年6月12日。2023年12月6日閲覧。
- ^ 「一球速報」『一球速報.com』。2023年12月6日閲覧。
- ^ 「驚異の8試合20盗塁で首位打者も獲得...白鴎大・福島圭音は快足を武器に「全国での勝利」と「プロ」を目指す (2ページ目)」『web Sportiva』2023年5月25日。2023年12月6日閲覧。
- ^ 「阪神の育成ドラフト2位・福島圭音が仮契約「自分のやるべきことをやって支配下に」」『サンスポ』2023年11月22日。2023年12月6日閲覧。
- ^ 三宅ひとみ「【阪神】新人8選手の背番号発表 ドラ1下村「19」ドラ2椎葉「26」ドラ3山田「52」」『日刊スポーツ』2023年12月11日。2023年12月11日閲覧。
- ^ 「プロ野球ドラフト会議 阪神育成2位 白鷗大・福島選手」『朝日新聞デジタル』2023年10月27日。2023年12月6日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】虎のケインだ阪神育成2位、白鴎大・福島圭音「母親がケインさんのファンだから」」『日刊スポーツ』2023年10月26日。2024年2月23日閲覧。
- ^ 「驚異の8試合20盗塁で首位打者も獲得...白鴎大・福島圭音は快足を武器に「全国での勝利」と「プロ」を目指す」『web Sportiva』2023年5月25日。2023年12月6日閲覧。
- ^ “阪神・ケインにケイン・コスギから“愛情エール” 「走力と精神力で活躍を。ファイトーイッパーツ!!」 - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年4月10日閲覧。
- ^ a b 「阪神育成2位の白鷗大・福島圭音は鳥谷マニア 強すぎる憧れで聖望学園へ 俊足で「うさぎ追いかけていた」」『デイリースポーツ online』2023年12月6日。2024年2月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 福島圭音 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手プロフィール - 阪神タイガース公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 福島圭音 (@kein_tora) - Instagram