SBイノベンチャー
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒105-7313 東京都港区東新橋1-9-1 |
設立 | 2012年8月7日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 4010401101235 |
事業内容 | シードビジネスへの投資・育成・管理 |
代表者 | 代表取締役 青野 史寛 |
資本金 | 9250万円 |
純利益 |
5,531万6,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
3億6,688万円 (2024年3月期)[1] |
決算期 | 3月 |
主要株主 | ソフトバンク株式会社(100%) |
外部リンク | https://www.sbinnoventure.co.jp/ |
SBイノベンチャー株式会社(SB Innoventure Corp.)はソフトバンクグループのソフトバンク株式会社の完全子会社であり、「ソフトバンクイノベンチャー」で提案された新規事業を手掛ける社内ベンチャーである。旧商号はSBai株式会社。(2012年7月に設立されたイノベンチャー事業準備株式会社というグループ内の別法人があったが汐留ファイナンス株式会社へ改名している)。
ソフトバンクイノベンチャー
[編集]ソフトバンクが2011年から実施している新規事業提案制度。2014年度までは年1回、2015年度からは年2回開催されている。「イノベンチャー」とは、「イノベーション」(innovation)と「ベンチャー」(venture)を組み合わせた造語である。[2] 2017年11月までの応募件数は6100件、事業化した案件は13件(うち、4件が会社化)。[3]
回数 | 審査期間 | 応募件数 | 審査通過件数 | 事業化件数 |
---|---|---|---|---|
1 | 2011年 | 8月 - 12月1200 | 10 | 6 |
2 | 2012年 | 5月 - 11月1200 | 7 | 2 |
3 | 2013年 | 5月 - 11月1400 | 10 | 2 |
4 | 2014年 | 6月 - 11月末1200 | 10 | 1 |
5 | 2015年 | 6月 - 11月500 | 8 | * |
6 | 2015年 | 9月 - 2016年2月400 | 3 | * |
沿革
[編集]- 2012年8月7日 - 会社設立
- 2012年11月29日 - 【第1回】ヤフーが画像投稿SNS「WONDER!」公開[4]
- 2013年2月21日 - 【第1回】ヤフーが子供の成長記録共有サービス「kazoc」公開[5]
- 2013年4月12日 - 【第1回】ヤフーが電子クーポン/チケット販売「PassMarket」[6]
- 2013年6月14日 - ソフトバンクBB(現在のソフトバンク)がスマホサイト変換サービス「bMobilized SoftBank BB Edition」の提供[7]
- 2013年7月20日 - 【第1回】ソフトバンクモバイル(現在のソフトバンク)等により2014年3月まで香川県小豆郡土庄町豊島で「超小型モビリティ」を活用した「ユビ電」実証実験を実施[8]
- 2013年10月1日 - 【第2回】ソフトバンクBBにより「クラウドマーケティング」のWEBサイトをオープン
- 2014年6月30日 - 【第2回】バリューコマースとソフトバンクモバイルがオンラインモール「得するモール」を提供開始[9]
- 2014年7月18日 - 【第1回】BBIXにより国際間接続を可能にするインターネットエクスチェンジサービス「Smart IX サービス」提供[10]
- 2014年9月1日 - SBイノベンチャー企業情報公開
- 2014年9月30日 - 【第1回】「WONDER!」サービス停止[11]
- 2014年10月11日 - 【第1回】奈良県高市郡明日香村で超小型モビリティレンタルサービス事業「MICHIMO」がプレオープン[12]
- 2014年10月27日 - 【第3回】ソフトバンクテクノロジー子会社「M-SOLUTIONS」により電子コミックアプリ「ハートコミックス」提供開始[13]
- 2015年2月9日 - 【第1回】ヤフーとバンダイにより「WONDER!」が子供向け無料学習サイト「WONDER!SCHOOL」にリニューアル[14]
- 2015年4月13日 - 【第2回】ソフトバンクC&Sが「クラウドマーケティング」をリニューアルしプラットフォーム「Marketing Bank」開始[15]
- 2015年4月17日 - 【第1回】ユビ電を用いた奈良県高市郡明日香村で「MICHIMO」が正式にサービス開始[16]
- 2015年6月10日 - 【第3回】SBイノベンチャーが配送サービス「Scatch!」を東京都港区、品川区、目黒区、渋谷区で提供開始[17]
- 2015年9月8日 - 【第4回】SBイノベンチャーがプライベートスポーツレッスンサービス「スマートコーチ」提供開始[18]
- 2015年10月1日 - 【第4回】SBイノベンチャーが新会社「スマートコーチ」設立[19]
- 2015年10月14日 - 【第1回】PSソリューションズにより日立製作所と共同開発した農業IoTソリューション「e-kakashi」販売開始[20]
- 2015年12月24日 - 【第1回】「e-kakashi」サービス提供開始
- 2015年12月1日 - 【第3回】「ハートコミックス」をGYAO!が設立しマンガ図書館Zを運営するJコミックテラスへ引き継ぎ[21]
- 2016年1月28日 - 【第3回】「Scatch!」サービス拡充およびECサイトと連携するためのAPIを提供開始[22]
- 2016年4月1日 - 【第5回】自動運転技術を開発・運用するSBドライブ株式会社設立[23]
- 2016年11月1日 - 子会社株式会社hugmoを設立し、子育てクラウドサービス「hugnote」提供開始[24]
- 2016年11月10日 - 子会社OpenStreet株式会社を設立し、シェアサイクリングサービス「HELLO CYCLING」提供開始[25]
- 2017年5月24日 - 「Scatch!」を運営するMagicalMove(マジカルムーブ)株式会社設立[26]
- 2017年10月3日 - 旅行プランを自動作成するアプリ「Planme(プランミー)」を提供開始[27]
- 2018年3月8日 - ヤフー子会社Zコーポレーションが資本参加。[28]
- 2019年3月25日 - 日本食輸出支援プラットフォーム「umamill(ウマミル)」の提供開始[29]
- 2019年3月27日 - セミナー・イベント主催者と会場のマッチングサービス「MICE Platform」の提供開始[30]
脚注・出典
[編集]- ^ a b SBイノベンチャー株式会社 第12期決算公告
- ^ “RMSmessage vol.40「ソフトバンクイノベンチャー」を通じて次世代経営者と事業を同時に育成”. リクルートマネジメントソリューションズ (2015年11月). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが社員に起業させる理由。30年間でグループ5000社へ”. ニュースイッチ (2017年3月16日). 2017年3月16日閲覧。
- ^ “ヤフーがサブカル系画像投稿SNS「WONDER!」オープン”. ねとらぼ (2012年11月29日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ヤフー、子供の成長記録を共有する家族間SNS「kazoc」”. INTERNET Watch (2013年2月21日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ヤフー、スマホ活用型の電子チケット流通サービス「PassMarket」開始”. INTERNET Watch (2013年4月12日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “PCサイトをスマホ向けにワンタッチで自動変換 ソフトバンクBBが新サービス”. ITmediaニュース (2013年6月14日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “香川県小豆郡土庄町豊島における超小型モビリティの先導導入について”. 国土交通省報道発表資料 (2013年7月19日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ソフトバンク、買い物やアプリインストールで携帯料金を値引きする「得するモール」を6月末に提供”. ITmediaニュース (2014年6月2日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “海外現地法人による「Smart IX サービス」の提供について”. BBIX (2014年7月18日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “【重要】【Important Notice】サービスのリニューアル、およびユーザーデータ、投稿データ削除のお知らせ”. ヤフーブログwonderofficial (2014年8月25日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “奈良の明日香村で超小型モビリティのレンタル「MICHIMO」がスタート”. Car Watch (2014年10月14日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが無料漫画アプリに参入 Jコミとタッグ「ハートコミックス」 “ソシャゲ風”ビジネスモデルで”. ITmediaニュース (2014年10月27日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ヤフーとバンダイ、学校をテーマにした子供向け動画学習・投稿サービス”. INTERNET Watch (2015年2月9日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “最先端ツールを集約+まとめて買える クラウドマーケティングポータル「Marketing Bank」開始”. ITmediaエンタープライズ (2015年4月13日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが日産の超小型モビリティを利用した地域振興協力 - 奈良県の明日香村で"MICHIMO"がグランドオープン”. マイナビニュース (2015年4月18日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “早朝・夜間に商品受取り、配送サービス「Scatch!」開始”. ASCII.jp Web Professional (2015年6月11日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “スマホでプロスポーツ選手が添削指導「スマートコーチ」”. ケータイWatch (2015年8月3日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “SBイノベンチャー、レッスン開講プラットフォーム事業の新会社「スマートコーチ」設立”. ビジネス+IT (2015年10月1日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “PSソリューションズ、農業IoT製品群の「e-kakashi」を10月14日に発売”. 日経コンピュータ (2015年10月8日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “電子コミックアプリ「ハートコミックス」に関わる事業の発展的引き継ぎについて”. SBイノベンチャー (2015年12月1日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “ネットで購入した商品を早朝・夜間でも受け取れる「Scatch!」がEC連携APIを提供”. ECzine (2016年1月29日). 2016年1月30日閲覧。
- ^ “29歳が社長に直談判 ソフトバンク自動運転の勝算”. 日経カレッジカフェ (2016年6月10日). 2016年9月7日閲覧。
- ^ “SBイノベンチャー「hugmo」設立、連絡帳アプリほか保育サービスを提供”. リセマム (2016年11月1日). 2016年11月1日閲覧。
- ^ “ソフトバンクもシェアサイクルに参入、中野区で11日に開始”. ケータイ Watch (2016年11月10日). 2017年3月16日閲覧。
- ^ “AIを活用して早朝・夜間にネットショッピング購入商品を効率的に配達するMagicalMove株式会社を設立”. SBイノベンチャー株式会社 (2017年5月24日). 2018年1月19日閲覧。
- ^ “10秒で詳細な旅行プランを自動作成するAI活用アプリ「Planme(プランミー)」を10月3日より提供開始~自動作成されたプランのカスタマイズ、家族や友人との共有も可能~”. f (2017-0-0). 2018年1月19日閲覧。
- ^ “Z コーポレーションが OpenStreet に資本参加し、ヤフーグループがシェアサイクル領域に新規参入”. OpenStreet (2018年3月8日). 2018年3月8日閲覧。
- ^ “SBイノベンチャー、日本食の輸出支援開始”. NNA (2019年3月27日). 2019年3月29日閲覧。
- ^ “イベントの会場選定から運営準備までワンストップでできる「MICE Platform」を正式に提供開始”. SBイノベンチャー (2019年3月27日). 2019年3月29日閲覧。
関連項目
[編集]- ソフトバンクグループ
- ソフトバンク(親会社)
- 社内ベンチャー
- ソフトバンクロボティクス - ソフトバンク新30年ビジョンコンテストの社内提案で事業化
- SBドライブ - ソフトバンクイノベンチャーの社内提案で事業化
- OpenStreet株式会社 - ソフトバンクイノベンチャーの社内提案で事業化(子会社)
- 株式会社hugmo - ソフトバンクイノベンチャーの社内提案で事業化(子会社)
- マジカルムーブ株式会社 - ソフトバンクイノベンチャーの社内提案で事業化(子会社)
- 青野史寛