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ST-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ST-1
主製造業者 マトラ・マルコーニ・スペース英語版
シンガポールの旗 シンガポール
中華民国の旗 中華民国
運用者 シングテル中華電信
国際標識番号 1998-049A
カタログ番号 25460
状態 運用終了
打上げ場所 ギアナ宇宙基地 ELA-2
打上げ機 アリアン44P V109
打上げ日時 1998年8月25日
23時07分 (UTC)[1][2]
物理的特長
衛星バス ユーロスター英語版
質量 3,200kg (打ち上げ時)
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道
静止経度 東経88°
近点高度 (hp) 35,771 km
遠点高度 (ha) 35,813 km
軌道傾斜角 (i) 1.83°
軌道周期 (P) 23.93 時間
元期 2013年10月29日 18時16分49秒(UTC)[3]
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ST-1シンガポール・テレコム(シングテル)と台湾中華電信の保有する通信衛星。1998年8月25日アリアン4ロケットで打ち上げられた。両社はそれぞれシンガポールセレター英語版台湾台北のコントロールセンターから衛星を共同運用している。

ST-1は高出力Kuバンド中継器16機と中出力Cバンド中継器14機を搭載している。衛星バスにはユーロスター英語版を利用しており、重量は打ち上げ時に3000kg以上、6500ワット以上の発電能力を持つ。衛星のCバンドカバレージビームは東南アジア全域を中心に中東から日本にまでおよぶ。

また、2機のKuバンドスポットビームも特徴であり、このうちK1ビームは台湾からシンガポール、インドネシアからマレーシアかけての範囲に、K2ビームはインド亜大陸を中心に展開されている。ST-1は電話、デジタルDTH放送、VSAT、その他の地域ビジネスサービスを提供している。

シングテルと中華電信はST-1が2011年に運用期間に達したあと、再配置したST-2衛星を運用している

[編集]
  1. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 30 October 2013閲覧。
  2. ^ NSSDCA Spacecraft Details ST-1”. NASA. 2017年8月5日閲覧。
  3. ^ ST 1 Satellite details 1998-049A NORAD 25460”. N2YO (29 October 2013). 30 October 2013閲覧。








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