兵庫県立図書館(ひょうごけんりつとしょかん)は、日本の都道府県立図書館の1館として兵庫県が設置している公立図書館である。 本館所在地は県庁所在地の神戸市でなく明石市の兵庫県立明石公園(明石城跡)内で、同時に開館した明石市立図書館旧本館と一体の建物になっていたものの、運営主体が県と市でそれぞれ異なるため通路を経由して両館を互いに行き来することは出来なかった。明石市立図書館は2017年(平成29年)1月に約700メートル南下した明石駅前の複合商業施設「」内へ移転し「あかし市民図書館」となったが、同年8月には旧本館の2階で市の郷土資料収集に特化した「あかしふるさと図書館」が開設されている。 本館が開館当初に有していた「県市合同」のコンセプトで整備された県立図書館は、他にオーテピア高知図書館(高知県・高知市合同)とミライon図書館(長崎県・大村市合同)がある。 2015年(平成27年)時点での蔵書数は約62万冊。