種(しゅ、species)とは、生物分類上の基本単位である。2004年時点で命名済みの種だけで200万種あり、実際はその数倍から十数倍以上の種の存在が推定される。新しい種が形成される現象、メカニズムを種分化という。 ラテン語の species より、単数の場合は省略形 sp. で、複数の場合は省略形 spp. で書き表す。「イヌ属のある種」であれば「Canis sp.」、「ネコ属のいくつかの種」であれば、「Felis spp.」と表現する。