緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)、陽起石(ようきせき)ともいう。 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9) で、鉄(Fe)をほとんど含まないと透閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9)。マグネシウム(Mg)よりも鉄(Fe)が多いものは(ferro-actinolite)。 成分により灰白色から緑色。マグネシウムを多く含むものは灰白色で、鉄が多くなると緑色が強くなる。比重3.1、モース硬度6。単斜晶系。 緑色片岩などの変成岩中に含まれることが多い。 江戸時代には、胡蝶の舞の仕掛けに使われた。

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  • 緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)、陽起石(ようきせき)ともいう。 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9) で、鉄(Fe)をほとんど含まないと透閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9)。マグネシウム(Mg)よりも鉄(Fe)が多いものは(ferro-actinolite)。 成分により灰白色から緑色。マグネシウムを多く含むものは灰白色で、鉄が多くなると緑色が強くなる。比重3.1、モース硬度6。単斜晶系。 緑色片岩などの変成岩中に含まれることが多い。 江戸時代には、胡蝶の舞の仕掛けに使われた。 (ja)
  • 緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)、陽起石(ようきせき)ともいう。 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9) で、鉄(Fe)をほとんど含まないと透閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9)。マグネシウム(Mg)よりも鉄(Fe)が多いものは(ferro-actinolite)。 成分により灰白色から緑色。マグネシウムを多く含むものは灰白色で、鉄が多くなると緑色が強くなる。比重3.1、モース硬度6。単斜晶系。 緑色片岩などの変成岩中に含まれることが多い。 江戸時代には、胡蝶の舞の仕掛けに使われた。 (ja)
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  • 緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)、陽起石(ようきせき)ともいう。 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9) で、鉄(Fe)をほとんど含まないと透閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9)。マグネシウム(Mg)よりも鉄(Fe)が多いものは(ferro-actinolite)。 成分により灰白色から緑色。マグネシウムを多く含むものは灰白色で、鉄が多くなると緑色が強くなる。比重3.1、モース硬度6。単斜晶系。 緑色片岩などの変成岩中に含まれることが多い。 江戸時代には、胡蝶の舞の仕掛けに使われた。 (ja)
  • 緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)、陽起石(ようきせき)ともいう。 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9) で、鉄(Fe)をほとんど含まないと透閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9)。マグネシウム(Mg)よりも鉄(Fe)が多いものは(ferro-actinolite)。 成分により灰白色から緑色。マグネシウムを多く含むものは灰白色で、鉄が多くなると緑色が強くなる。比重3.1、モース硬度6。単斜晶系。 緑色片岩などの変成岩中に含まれることが多い。 江戸時代には、胡蝶の舞の仕掛けに使われた。 (ja)
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  • 緑閃石 (ja)
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