腸重積症(ちょうじゅうせきしょう、英: Intussusception)とは、小腸が大腸の中に入り込んで(逆蠕動)してイレウス(腸閉塞)を発症する病気。主に0〜3歳までの乳幼児に多く発症し男児にやや多い。発症者の80%が2歳未満であるが、まれに成人でも発症する。腸重畳症、腸重鞘症ともいう。成人の直腸重積は排便障害の原因となり得るが、直腸重積所見を有していても50%が無症状との報告がある。