『階段の聖母』(かいだんのせいぼ、伊: Madonna della Scala, 英: Madonna of the Stairs)は、イタリア、ルネサンス期のパルマ派の画家コレッジョが1522年から1524年に制作した絵画である。フレスコ画。もともとはパルマの市壁の東の玄関口であるサン・ミケーレ門のベアータ・マリア・ヴェルジネ祈祷所のファサードに描かれた作品で、祈祷所が階段を上ったところにあったためにこの名前で呼ばれている。パルマでは古くからよく知られたコレッジョの作品の1つで、ジョルジョ・ヴァザーリも本作品を見て称賛している。現在はパルマ国立美術館に所蔵されている。