幸田博人
幸田 博人(こうだ ひろと、1959年6月8日 - )は、日本の実業家、エコノミスト。みずほ証券代表取締役副社長を経て、イノベーション・インテリジェンス研究所代表取締役社長、京都大学経営管理大学院特別教授、一橋大学大学院経営管理研究科客員教授、アクセンチュアスペシャルアドバイザー等を歴任した。
人物・経歴
編集1982年一橋大学経済学部卒業、日本興業銀行入行[1]。金融制度、資本市場等の調査に携わり、日本興業銀行金融グループ企画部副参事役、興銀証券企画部長等を経て[2]、2002年みずほフィナンシャルグループグループ戦略第二部参事役。2003年みずほ証券経営企画グループ経済調査部長[1]。2009年みずほ証券執行役員経営企画グループ長兼総合企画部長。2011年みずほ証券常務執行役員総合企画部長[3][4]。
2016年みずほ証券代表取締役専務リテール・事業法人部門長。同年みずほ証券代表取締役副社長[3]。2018年みずほ証券理事。同年One Tap BUY取締役[3]、ポラリス・キャピタル・グループ取締役、一橋大学大学院経営管理研究科客員教授、リーディング・スキル・テスト代表取締役社長、SBI大学院大学教授、京都大学経営管理大学院特別教授[5]、イノベーション・インテリジェンス研究所代表取締役社長。2019年産業革新投資機構取締役 産業革新投資委員会委員[6]、京都大学大学院経済学研究科特任教授[5]。
この間、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科客員教授[2]、京都大学経営管理大学院特命教授[7]、アクセンチュアスペシャルアドバイザー等を歴任した[8][9]。2020年CAC Holdings特別委員。2021年Institution for a Global Society取締役。2022年6月 ストラテジー・アドバイザーズ 代表取締役会長に就任。同年7月Arent取締役[5]、ファイナンシャル・アドバイザー協会理事[10]。
著書
編集- 『AI革命で日本株は復活する』(藤田勉と共著)毎日新聞出版 2016年
- 『日本経済再生25年の計 : 金融・資本市場の新見取り図』(池尾和人と共編著)日本経済新聞出版社 2017年
- 『オーナー経営はなぜ強いのか? : 企業を成長させるコーポレートガバナンス戦略』(藤田勉と共著)中央経済社 2018年
- 『金融が解る世界の歴史』(藤田勉と共著)金融財政事情研究会 2020年
- 『プライベート・エクイティ投資の実践 : オープン・イノベーションが企業を変える』(編著)中央経済社 2020年
- 『日本企業変革のためのコーポレートファイナンス講義』(編著)金融財政事情研究会 2020
- 『金融リテラシー入門 基礎編』(川北英隆と共編著)金融財政事情研究会 2021年
- 『金融リテラシー入門 応用編』(川北英隆と共編著)金融財政事情研究会 2021年
- 『プライベート・エクイティ投資の実践』中央経済社 2021年
- 『ポストコロナ時代のプライベート・エクイティ』(木村雄治と共編著)金融財政事情研究会 2022年
- 『DX時代の日本企業の戦い方 : 京大で学ぶデジタル社会と資本市場』(編著)中央経済社 2023年
- 『現代ビジネスエシックスと企業価値向上』(柴崎健と共編著)金融財政事情研究会 2023年
脚注
編集- ^ a b 幸田 博人 日本経済新聞社
- ^ a b 「幸田 博人 」- 明治大学
- ^ a b c 取締役人事について 株式会社One Tap BUY2018年7月18日 15時00分
- ^ 「みずほフィナンシャルグループの役員異動のお知らせ」 みずほフィナンシャルグループ
- ^ a b c 株式会社Arent訂正有価証券届出書(新規公開時)
- ^ 「株式会社産業革新投資機構 / Japan Investment Corporation 新体制発足記者会見」 株式会社産業革新投資機構
- ^ 「Pannel Discussionイノベーションエコシステムの実現に向けて」 Innovation Field 2017
- ^ 幸田博人
- ^ 「著者略歴」『オーナー経営はなぜ強いのか? : 企業を成長させるコーポレートガバナンス戦略』
- ^ 一般社団法人ファイナンシャル・アドバイザー協会の体制に関するご報告一般社団法人 ファイナンシャル・アドバイザー協会 2023年7月20日 15時31分