葉梨康弘
葉梨 康弘(はなし やすひろ、1959年(昭和34年)10月12日 - )は、日本の政治家、元警察官僚。自由民主党所属の衆議院議員(7期)、自由民主党国会対策副委員長。パチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザー、IR議連副幹事長、自民党パチンコ議連事務局次長。
葉梨 康弘 はなし やすひろ | |
---|---|
公式肖像写真(2016年撮影) | |
生年月日 | 1959年10月12日(65歳) |
出生地 | 日本 東京都 |
出身校 | 東京大学法学部卒業 |
前職 | 警察庁刑事局少年課理事官、衆院議員秘書 |
所属政党 | 自由民主党(岸田派→無派閥) |
称号 | 法学士 (東京大学) |
子女 | 葉梨彩子(長女) |
親族 |
義祖父・葉梨新五郎[1](衆議院議員) 義父・葉梨信行[2](第36代自治大臣、第45代国家公安委員会委員長、衆議院議員) |
公式サイト | はなし康弘のページ |
第106代 法務大臣 | |
内閣 | 第2次岸田第1次改造内閣 |
在任期間 | 2022年8月10日 - 2022年11月11日 |
選挙区 | 茨城3区 |
当選回数 | 7回 |
在任期間 |
2003年 - 2009年 2012年 - 現職 |
法務大臣(第106代)、農林水産副大臣(菅義偉内閣)、自民党総務部会長、法務副大臣兼内閣府副大臣(第2次安倍改造内閣・第3次安倍内閣、第3次安倍第3次改造内閣・第4次安倍内閣)、衆議院法務委員長を歴任した。
養父は自治大臣、国家公安委員会委員長、衆議院議員を歴任した葉梨信行(結婚時に信行と養子縁組した)[2]。養祖父は中央新聞、日本電報通信社(後の電通)の記者を経て衆議院議員を務めた葉梨新五郎[1][3]。旧姓は渡邉(わたなべ)。
来歴
編集東京都出身(現住所は茨城県取手市新町1丁目[4])[5]。実父は医師の渡邉武治[6]。東京教育大学附属駒場高等学校(現・筑波大学附属駒場高等学校)、東京大学法学部卒業後、1982年、警察庁入庁。警察庁刑事局防犯課、岩手県警察本部刑事部捜査第二課長、兵庫県警察本部刑事部捜査第二課長、外務省在インドネシア日本国大使館一等書記官を歴任した。衆議院議員の葉梨信行の娘と結婚。信行と養子縁組した[2]。
1999年、警察庁を警視正で退職[7]。同年3月、葉梨信行の秘書になる[8]。
衆議院議員
編集2003年の第43回衆議院議員総選挙に茨城3区から、葉梨信行の後継として立候補し、初当選した。
2005年の第44回衆議院議員総選挙で再選。自由民主党畜産酪農対策小委員会委員長・農林部会部会長代理を歴任。
2009年8月、第45回衆議院議員総選挙に茨城3区から立候補したが、落選。
2012年12月、第46回衆議院議員総選挙に茨城3区から立候補し当選、国政に復帰。2013年9月、財務大臣政務官に就任。
2014年9月4日、第2次安倍改造内閣で法務副大臣に就任[9]、同月12日、兼ねて内閣府副大臣に就任した[10]。同年12月の第47回衆議院議員総選挙に茨城3区から出馬し4選。
2016年1月、衆議院法務委員長に就任。同年8月、自民党総務部会長に就任[11]。
2017年8月7日、第3次安倍第3次改造内閣で再び法務副大臣兼内閣府副大臣に就任[12]。同年10月の第48回衆議院議員総選挙に茨城3区から立候補し5選。
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で6選。
法務大臣
編集2022年8月10日に発足した第2次岸田第1次改造内閣において法務大臣として初入閣した[14]。
同年11月9日、武井俊輔の政治資金パーティーに出席した際、「法務大臣は死刑のはんこを押す地味な役職」「統一教会に抱きつかれてテレビに顔が出た」「法相になっても金にも票にも縁がない」と発言(後述)。これらの発言は即日報道されて社会問題となった[15][16]。2日後の11月11日、岸田文雄首相に法務大臣の辞表を提出し、受理された。事実上の更迭とされる。後任は元農林水産大臣の齋藤健が起用された[17][18][19]。在任中、1度も死刑執行命令を行わなかった[20]。
2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示され、旧岸田派からは林芳正と上川陽子の2人が立候補した。投票日前日の9月26日22時半頃、産経新聞は、麻生太郎が1回目の投票から高市早苗を支援するよう自派閥の議員に指示を出したとスクープした[21]。9月27日朝、岸田文雄首相は高市が決選投票に残る可能性が高いと踏み、「決選は高市氏以外。党員票が多い方に投じてほしい」と旧岸田派のメンバーに一気に指示を下ろした[22]。高市は1回目の議員投票で、報道各社の事前調査での30~40票を大きく上回る72票を獲得した[23]。党員数と合わせた得票数は1位だったが、決選投票で石破茂に敗れた。葉梨は1回目の投票では林に投じ[24]、決選投票では高市に投じた[24]。
2024年10月27日、第50回衆議院議員総選挙で7選[25]。
政策・主張
編集憲法
編集- 憲法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答する[26]。
- 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[27]。
- 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで選択肢以外の回答をした[28]。
外交・安全保障
編集- 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[26]。
- 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[26]。
- 普天間基地の辺野古移設について、2021年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[26]。
- 徴用工訴訟などの歴史問題をめぐる日韓の関係悪化についてどう考えるかとの問いに対し、2021年の毎日新聞社のアンケートで「政府の今の外交方針でよい」と回答[28]。
ジェンダー
編集- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[26]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2021年の朝日新聞社のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[26]。同年のNHKのアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[27]。「同性婚を制度として認めるべきだと考るか」との2021年の毎日新聞社のアンケートに対し、選択肢以外の回答をした[28]。
- 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[26]。
- クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[27]。
その他
編集- 「原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「現状を維持すべき」と回答[27]。
- 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げは、2021年のアンケートで「必要でない」と回答[27]。
- 森友学園への国有地売却をめぐる公文書改竄問題で、2021年5月6日、国は「赤木ファイル」の存在を初めて認めた[29]。しかし5月13日、菅義偉首相はファイルの存在を踏まえた再調査を行わない考えを報道各社に書面で示した[30]。9月の自民党総裁選挙で総裁に選出された岸田文雄も10月11日、衆議院本会議の代表質問で再調査の実施を否定した[31]。国の対応をどう考えるかとの同年の毎日新聞社のアンケートに対し、選択肢以外の回答をした[28]。
人物・不祥事
編集統一教会との関係
編集- 2008年、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体の世界日報社が発行する月刊誌「ビューポイント」に葉梨のインタビュー記事が掲載された[32]。
- 2022年8月10日、第2次岸田改造内閣が発足。葉梨は法務大臣就任時において、統一教会との関わりはないと否定した[32]。同年8月15日、閣議後記者会見で、前述のインタビュー記事掲載の旨を明らかにした[33]。また、統一教会問題について、自らの主宰で関係省庁連絡会議を設置すると明らかにした。被害者救済に連携して取り組むと述べた[34]。
- 2022年9月14日、BS-TBSの報道1930に出演した際、自民党をめぐる統一教会問題について触れ、「知らないとか忘れたとか、一般の社会でもよくあること」などと述べた。この発言を受けて、TwitterなどのSNSで物議を醸した。
「死刑のはんこを押す地味な役職」発言
編集2022年11月9日夜、外務副大臣の武井俊輔が「衆議院議員武井俊輔君と共に『正姿勢』で明るい『みらい』を創る会」と題する政治資金パーティーを開催[35][36]。このパーティーで葉梨が述べた以下の3つの発言が問題視された[15][16]。
「法務大臣というのは、朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」
「今回は旧統一教会の問題に抱きつかれてしまい、一生懸命、その問題の解決に取り組まなければならず、私の顔もいくらかテレビで出ることになった」
「外務省と法務省は票とお金に縁がない。外務副大臣になっても、全然お金がもうからない。法相になってもお金は集まらない」
同日21時台、読売新聞や西日本新聞など大手メディアは葉梨の発言をすぐに報道[37][38]。日本共産党書記局長の小池晃は自身のツイッターに「言語道断の大暴言。岸田首相は即座に更迭すべき」と投稿した[39][40]。
11月10日8時30分頃、松野博一官房長官に呼ばれた葉梨は首相官邸に到着。松野は「軽率な言動がないようにしてほしい」と葉梨を注意した[41][42]。面会後、葉梨は記者団に対し、発言の撤回や辞任の考えはないと答えた。その際、9日の発言をまとめた紙を読み上げた。「一部切り取られたことがあったとしても、(自身の発言は)気をつけていかなければならない」と述べ、報道に不満をにじませた。記者がICレコーダーを差し出すと、「ちょっと、紙が読めないんだよ」と言って記者の手を払いのけた[41][43]。
葉梨の発言問題は、法務省が所管する法案の審議に影響を及ぼした。10日の参議院法務委員会は、当初の予定よりも質疑の開始時間が約50分遅れた。裁判官と検察官の給与を見直す2法案については10日だけで質疑が終わらず、15日以降に持ち越しとなった。「嫡出推定制度」の見直しなどを柱とする民法改正案は10日の衆議院本会議で採決が行われる予定であったが、先送りされた[44]。自民党の茂木敏充幹事長らから撤回の助言を受けた葉梨は、法務委員会の冒頭で、問題となった自身の発言のうち、「死刑のはんこ」は撤回すると述べた[41]。
同日13時10分頃、記者団の取材に応じ、「法相になってもお金は集まらない」については撤回しないと述べた[41][16][45][46]。
同日、立憲民主党政調会長の長妻昭は記者会見で「許されるものではない」と述べ、辞任を求めた[39]。各野党からの辞任要求に対し、岸田首相は葉梨を交代させない考えを示した[16]。
野党ばかりでなく、党内からも辞任要求の声は上がった。同日、岸田首相に近い閣僚経験者は「何を考えているのか。辞めさせないとダメだ」と批判した[47]。自民党総務会長の遠藤利明は党の会合で「岸田文雄政権を支えようと言っているときに、肝心の(首相が会長を務める)宏池会でそういう発言あるのは大変、不愉快だ」と述べた[48]。元裁判官の森炎弁護士は「法務省の職務を軽んじたあり得ない発言だ」と批判。また、確定から執行まで長い期間を取っている日本の死刑制度の特徴に触れて、「そこには死刑囚自身に死や罪と向き合ってもらう『贖罪』という重要な意味が込められている」と述べた。アムネスティ・インターナショナル日本の中川英明事務局長は「死刑のはんこを押すということは、人間の生存権を奪うことを意味する。究極の人権侵害のはずだが、そのことをどう考えているのか」と非難した[49]。
葉梨の就任後、統一教会に関する政府の合同電話相談窓口が設置された。対応するのは関係省庁連絡会議で、会議の主宰は法務大臣が司ることとなった。被害者救済につなぐ重要な役割を担う組織とされる。「統一教会の問題に抱きつかれてしまい、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」との発言に対し、全国霊感商法対策弁護士連絡会の井筒大介弁護士は「ひとごとのように聞こえる。やる気が感じられない」と批判した[50]。
同日、自民党関係者の証言により、葉梨は10月31日に東京都内で開かれた岸田派議員2人のパーティーに出席し、それぞれのパーティーの挨拶で、「法相がテレビに出るのはだいたい死刑執行のはんこを押した次の日の昼ニュース」「死刑のはんこを押した昼のNHKぐらい」と語っていたことが明らかとなった。会場からは笑い声が漏れたという[51][52]。
11月11日午前、葉梨は参議院法務委員会で、都内の政治資金パーティーであわせて4回、さらに地元の会合でも、前述の発言をしたことを明らかにした[53]。週刊誌を含む複数のメディアは「笑いをとるための『鉄板ネタ』だったのか」と揶揄した[54][55]。
同日午前、立憲民主党の川田龍平は参議院本会議で葉梨の進退について岸田首相に質問。岸田は「職責の重さを自覚し、説明責任を徹底的に果たしてもらわなければならない」と述べ、改めて更迭を否定した。ASEAN関連首脳会議出席のためカンボジアに向けて政府専用機で羽田空港を出発することになっていた岸田は、同日13時30分頃、自民党幹部に電話をかけ「葉梨さんを更迭することにしました」と言った[56]。葉梨更迭の意向を固めた岸田の外遊は、出発直前に12日に延期された[57]。
同日、葉梨は辞表を岸田に提出し、受理された。辞表提出後の記者団の囲み取材で葉梨は「死刑という文言を軽率にも扱い、国民に不快な思いをさせた。昨晩、出処進退を含めて岸田総理大臣と相談し、きょう辞表を提出した」「国民、法務省職員に不快な思いをさせた。国会日程にも影響を与え、内閣にも迷惑をかけた」と釈明した[58]。また、岸田も「法務行政の根幹に関わる制度についての軽率な発言によって、法務行政に対する国民の信頼を損ねたこと、また旧統一協会による被害者救済に政府をあげて取り組む中、その重責の一端を担う法務大臣の発言によって重要政策の審議などに遅滞が生じることを考慮し、辞任の申し出を認めました」と事実上の更迭であることを認めた[59]。
その他
編集- 平沢勝栄らと同様に警察庁キャリア官僚出身ということもあり、パチンコ業界と関連が深い、茨城県のパチンコ業者団体主催の新年祝賀会に出席した[60]。
- トラック業者の業界団体である道路運送経営研究会から献金を受けている[61]。
- 自民党遊技業振興議員連盟事務局次長を務め、「これまで遊技業界に関心のなかった国会議員などの理解を深め、パチンコ業界の位置づけを真剣に考えていく」として、自民党の「遊技業等の営業の健全化に関するプロジェクト会議」を立ち上げた[62][63]。また、パチンコチェーンストア協会の政治分野アドバイザーを務める[64]。
- 2009年6月26日、法務委員会の児童買春・児童ポルノ処罰法改正案の答弁において、写真集「Santa Fe」について「児童ポルノかも分からないなという意識のあるものについては、やはり廃棄をしていただくのが当たり前だと思います」との発言をした。後にこの件を振り返って「娘(3女の父)を持つ父親なら誰でもそう思うだろう」と言っている。また、改正案の定義について「芸術性は考慮しない」と回答し、その上で電子メールの添付ファイルを「開かなくても児童ポルノかわかる」、「警察が冤罪を起こすはずがない」という趣旨の発言をしたため、同時期に問題となった足利事件との関連より、冤罪に対する認識の低さの表れであると、改正案に反対する人々からの反発を受けた[65][66]。
- 2011年1月14日、ホームページ上のコラムを更新。「昨年、柳田元法相が、「法務大臣は楽な仕事。国会答弁は、『個別事案の答弁は差し控える』と『法と証拠に基づき適正にやっている』という2つのフレーズでOK。」と発言して顰蹙を買い、辞職したことは記憶に新しい」と記し[67]、法相の職務を軽視する発言をし、辞任に追い込まれた民主党の柳田稔を批判した。しかし、皮肉なことに、コラムの掲載から11年以上経った2022年11月、葉梨は前述の通り、法相の職務を軽視する発言をし、辞任に追い込まれた[68][69]。
- 2017年3月23日、学校法人森友学園の籠池泰典の証人喚問で、葉梨は、籠池が安倍昭恵の担当職員に宛てた陳情の手紙を示して追及した[70]。4月1日深夜、ホームぺージの「目で見る活動日誌」コーナーを更新。「3月23日の証人尋問を行って以来、私に対する誹謗中傷も多くなっているようです。言いがかりの類いで、同じ土俵に乗るつもりはありません」と綴った。その上で「今日は、その手の人たちから、事実と異なるカツラ疑惑だとかなんとか言われているらしいので、洗髪直後の写真をアップします」と述べ、自身の写真を証拠として掲載した。ところが、地元支持者から「真面目な国政報告をしてきたホームぺージなのに違和感がある」「先生のイメージを損ねる」などの指摘を受け、数日中に写真を削除した[71]。
- 2022年9月22日、葉梨が法務大臣の在任中、旧優生保護法を巡る強制不妊訴訟の控訴審で同年3月、旧法を違憲と判断して国に賠償を命じる判決を裁判長として言い渡した、東京高裁第12民事部の平田豊部総括判事が22日付で依願退官している[72][73]。
- 2008年4月30日、ガソリン国会で国会が混乱する中で、民主党の若手議員の服を破ったなどとして、同年5月2日に民主党から懲罰動議を出された[74]。
- 葉梨の資金管理団体「信和政経懇話会」が支出ゼロの会合費として556万の収入を計上したり、商品をクレジットカードで購入した際に、支出を二度したように計上することを続けて架空の支出を毎年計上していたことが、政治資金収支報告書の記載から明らかになった[75]。
選挙
編集当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年11月 9日 | 44 | 茨城3区 | 自由民主党 | 10万2315票 | 48.92% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 9月11日 | 45 | 茨城3区 | 自由民主党 | 11万3977票 | 46.82% | 1 | 1/5 | / |
落 | 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 8月30日 | 49 | 茨城3区 | 自由民主党 | 10万3228票 | 40.13% | 1 | 2/3 | / |
当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 53 | 茨城3区 | 自由民主党 | 11万3158票 | 50.86% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 55 | 茨城3区 | 自由民主党 | 12万500票 | 57.64% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 58 | 茨城3区 | 自由民主党 | 11万3068票 | 57.04% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 62 | 茨城3区 | 自由民主党 | 10万9448票 | 53.59% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 65 | 茨城3区 | 自由民主党 | 8万3667票 | 42.11% | 1 | 1/5 | / |
所属団体・議員連盟
編集- 自民党たばこ議員連盟[76]
- 神道政治連盟国会議員懇談会[77]
- 日本会議国会議員懇談会
- 自民党遊技業振興議員連盟(事務局次長)
- 日韓議員連盟
- 再チャレンジ支援議員連盟
- TPP交渉における国益を守り抜く会
- つくばエクスプレス(TX)利用・建設促進議員連盟(事務局長)
- 運動器の健康増進・健康寿命の延伸をはかる議員連盟(事務局長)
- パチンコチェーンストア協会
- 日本の死刑制度の今後を考える議員の会[78]
脚注
編集- ^ a b “葉梨信行氏死去 元自治相、元自民党衆院議員”. 時事ドットコム (時事通信社). (2021年8月17日) 2022年8月9日閲覧。
- ^ a b c “葉梨信行さん死去”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞). (2021年8月18日) 2022年8月16日閲覧。
- ^ 閨閥学 (2020年9月21日). “葉梨家(葉梨康弘・葉梨信行・葉梨新五郎の家系図)▲”. 閨閥学. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “政治資金収支報告書 自由民主党本部(1/11)(令和4年分 定期公表)”. 総務省 (2023年11月24日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ “法務大臣 葉梨 康弘 (はなし やすひろ)”. 首相官邸ホームページ. 2023年12月28日閲覧。
- ^ “渡辺武治氏死去/葉梨康弘自民党衆院議員の父”. 四国新聞 (2009年5月7日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “プロフィール”. はなし康弘 - 自民党茨城第3選挙区支部. 2022年8月16日閲覧。
- ^ “国会議員情報:葉梨 康弘(はなし やすひろ)”. 時事通信. 2022年8月16日閲覧。
- ^ 『官報』 平成26年(2014年)9月9日付 本紙第6371号 p. 7
- ^ 『官報』 平成26年9月18日付 本紙第6377号 p. 9
- ^ 産経新聞 (2016年8月18日). “小泉進次郎氏は農林部会長留任 自民、部会長人事を内定”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年10月31日閲覧。
- ^ “外務副大臣に「ヒゲの隊長」佐藤正久元防衛政務官 副大臣・政務官名簿発表”. 産経新聞 (2017年8月7日). 2017年8月7日閲覧。
- ^ 自民党が衆院常任・特別委員長ら了承 予算委員長に野田聖子前総務相
- ^ “初入閣に 県政界 期待の声 茨城県関係議員2人以上入閣 26年ぶり 法相に葉梨康弘氏 文科相に永岡桂子氏”. 東京新聞. (2022年8月11日) 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b “葉梨法相「死刑のはんこを押してニュースに 地味な役職」発言”. NHK (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ a b c d “葉梨康弘法相、発言を陳謝し撤回 岸田首相は続投させる考え 「死刑のはんこを押す、地味な役職」”. 東京新聞 (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ “葉梨法相、岸田首相に辞表提出…「死刑という文言を軽率に使ってしまった」”. 読売新聞オンライン (2022年11月11日). 2024年10月31日閲覧。
- ^ “葉梨法相後任に齋藤健元農相起用の意向固める 岸田首相 | NHK”. web.archive.org (2022年11月11日). 2024年10月31日閲覧。
- ^ “死刑巡る失言の葉梨法相、首相が続投させる意向一転…事実上の更迭へ”. 読売新聞. (2022年11月11日) 2022年11月11日閲覧。
- ^ “今年の死刑執行、3年ぶりにゼロ 施設収容の確定死刑囚は106人:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年12月28日). 2024年7月12日閲覧。
- ^ “<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から”. 産経新聞 (2024年9月26日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2024年9月28日付朝刊、11版、1面、「結局派閥 再生遠く 岸田首相が指示『決選は高市氏以外に』」。
- ^ 遠藤修平、園部仁史、高橋祐貴 (2024年9月27日). “麻生、安倍派は「消極的支持」で広がり欠く 決選投票で敗れた高市氏”. 毎日新聞. 2024年10月1日閲覧。
- ^ a b “自民総裁選 決選投票 石破氏と明言3人 茨城県関係国会議員 地方創生に期待”. 茨城新聞 (2024年9月28日). 2024年10月3日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “衆議院選挙 茨城3区 葉梨康弘氏(自民・前)当選確実|NHK 茨城県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g “葉梨康弘”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e “茨城3区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
- ^ a b c d “自民 茨城3区 葉梨康弘”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
- ^ “「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上”. 東京新聞 (2021年5月6日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ 石井潤一郎 (2021年5月13日). “菅首相、再調査を否定 「赤木ファイル」所在確認も”. 朝日新聞. 2023年5月12日閲覧。
- ^ 皆川剛 (2021年10月11日). “岸田首相、森友問題再調査を否定 赤木さん妻「再調査を期待していたので残念」”. 東京新聞. 2023年5月12日閲覧。
- ^ a b “旧統一教会問題で連絡会議 法務・警察など関係省庁”. 共同通信 (2022年8月15日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “新内閣の閣僚に新たな接点 葉梨法相、旧統一教会関連の月刊誌に記事”. 朝日新聞 (2022年8月15日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “旧統一教会問題で省庁連絡会議を設置 葉梨法相”. 時事ドットコムニュース (2022年8月15日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “駐日ジョージア大使 ティムラズ・レジャバ Twitter 2022年11月9日 午後6:40”. 2022年11月10日閲覧。
- ^ “政治資金収支報告書 2050年の明るい「みらい」研究会(令和2年分 定期公表)” (PDF). 総務省 (2021年11月26日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “葉梨法相「死刑のハンコ押しニュース、地味な役職」…パーティーで「法相はお金集まらない」”. 読売新聞 (2022年11月9日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “「死刑のはんこ押す」「地味な役職」葉梨法相が会合で発言”. 西日本新聞 (2022年11月9日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ a b “葉梨法相の辞任要求 立・共”. 時事通信 (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ “小池晃 Twitter 2022年11月9日 午後11:14”. 2022年11月10日閲覧。
- ^ a b c d “失言の法相、記者の手払いのけ「紙が読めないんだよ」…反省の色見えず批判拡大”. 読売新聞 (2022年11月11日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “松野官房長官、葉梨法相を注意”. 共同通信 (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ “【速報】“死刑のハンコ押す地味な役職”発言の葉梨法務大臣が松野官房長官に謝罪 長官は厳重注意 発言は撤回せず辞任の考えもなし”. TBS NEWS DIG. TBSテレビ (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ “葉梨法相発言、法案審議に早速影響…民法改正案の衆院採決が先送りに”. 読売新聞 (2022年11月10日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “葉梨法相、「死刑のはんこ」発言を陳謝し撤回”. 産経新聞. (2022年11月10日) 2022年11月10日閲覧。
- ^ “葉梨法相、「金に縁ない」は撤回せず 問題となった自身の発言巡り”. サンスポ (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ “葉梨法相発言に自民からも批判 「山際氏の二の舞いダメ」「更迭を」”. 朝日新聞 (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ “「大変、不愉快」 自民・遠藤氏 、葉梨法相に苦言”. 産経新聞 (2022年11月10日). 2022年11月10日閲覧。
- ^ 山本将克、加藤佑輔 (2022年11月10日). “「あり得ない発言」 失言の葉梨法相に専門家、省内からも批判”. 毎日新聞. 2022年11月10日閲覧。
- ^ 中沢佳子、大杉はるか、宮畑譲 (2022年11月11日). “法相は本当に「地味な役職」なのか…猛批判される葉梨康弘氏の「はんこ」発言から考えた”. 東京新聞. 2022年11月11日閲覧。
- ^ 藤渕志保 (2022年11月10日). “葉梨法相 「死刑はんこ」発言、10月にも2度 自民議員パーティーで”. 毎日新聞. 2022年11月11日閲覧。
- ^ “先月も「死刑はんこ」発言 葉梨法相、議員会合で”. 岩手日報 (2022年11月10日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “葉梨法務大臣 「死刑のはんこを押す地味な役職」複数回の発言認め「票とお金に縁がない」発言も撤回”. TBS NEWS DIG. TBSテレビ (2022年11月11日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “葉梨康弘法相の「死刑のはんこ」は“鉄板ネタ”「生真面目だから空気を読み間違える」過去にはカツラ疑惑への反論写真もアップ”. NEWSポストセブン (2022年11月11日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “葉梨法相「死刑のハンコ」は撤回も火に油…発言複数回は《“鉄板ネタ”だったから》との指摘”. 日刊ゲンダイ (2022年11月11日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ “「辞めないって言ったじゃないか!」 法相辞任劇で「首相離れ」加速”. 朝日新聞 (2022年11月11日). 2022年11月14日閲覧。
- ^ “岸田首相の外遊出発が急きょ延期 葉梨法相の更迭検討で出発直前に”. 朝日新聞 (2022年11月11日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ 葉梨法相が陳謝 「国民に不快な思い」 - 産経ニュース 2022年11月11日
- ^ 「法務行政への信頼損ねた」 岸田首相、葉梨法相の辞任認める - 毎日新聞 2022年11月11日
- ^ @グリーンべると NEWS DASH 2009年1月23日
- ^ 社団法人全日本トラック協会への補助金のあり方に関する質問に対する答弁書 内閣衆質169第30号 2008年2月5日
- ^ 「@グリーンべると NEWS DASH」2008年6月19日を参照。
- ^ 「@グリーンべると NEWS DASH 2008年6月23日
- ^ 理事・会員リスト パチンコチェーンストア協会
- ^ 第171回国会 法務委員会 第12号(平成21年6月26日(金曜日)) 2009年6月26日
- ^ 宮沢りえのヘアヌード写真集 17歳で撮影なら児童ポルノ? J-CASTニュース 2009年6月29日
- ^ “民主党改造内閣は故意に日本を衰退させようとしている~新しい政治を創っていかなければ | はなし康弘 - 自民党茨城第3選挙区支部”. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “葉梨康弘法相に皮肉な「ブーメラン」2010年失言更迭の柳田元法相を批判した過去 - 社会 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “葉梨法相にブーメラン、11年前に失言の民主党政権・柳田法相をブログで批判”. SAKISIRU(サキシル)| 先を知る、新しい大人のメディア. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “第193回国会 予算委員会 第18号(平成29年3月23日(木曜日))”. 衆議院. 2022年8月16日閲覧。
- ^ “かつら疑惑に洗髪後写真で反証 自民・葉梨康弘衆院議員、HPに掲載→すぐ削除”. 産経新聞 (2017年4月5日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ 共同通信 (2022年9月21日). “異例所感で話題の裁判長が退官 平田判事、強制不妊訴訟で | 共同通信”. 共同通信. 2022年9月23日閲覧。
- ^ (日本語) 【解説】旧優生保護法"裁判" 拍手に包まれた法廷 裁判所が異例の"所感" 2022年9月23日閲覧。
- ^ 国会混乱めぐり与野党双方が懲罰動議提出 日テレNEWS24 2008年5月2日
- ^ 「葉梨法務副大臣 556万を研修会名目で違法に収受 クレカの領収書を使った二重払いの架空支出も 政治資金規正法違反の疑い」エコーニュース 2014年11月15日
- ^ “2021年7月号_6面”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2021年6月25日) 2021年7月11日閲覧。
- ^ 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
- ^ “死刑議連に葉梨前法相が入会 「失言」を反省?”. 時事ドットコム. (2022年11月30日) 2022年11月30日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 葉梨康弘 (@874ibaraki) - X(旧Twitter)
公職 | ||
---|---|---|
先代 古川禎久 |
法務大臣 第106代:2022年 |
次代 齋藤健 |
先代 伊東良孝 加藤寛治 |
農林水産副大臣 宮内秀樹と共同 2020年 - 2021年 |
次代 武部新 中村裕之 |
先代 石原宏高 越智隆雄 松本洋平 盛山正仁 赤間二郎 水落敏栄 高木陽介 末松信介 伊藤忠彦 若宮健嗣 |
内閣府副大臣 越智隆雄 福田峰之→赤間二郎 松本文明→田中良生 坂井学 水落敏栄 武藤容治 秋元司 伊藤忠彦 山本朋広と共同 2017年 - 2018年 |
次代 左藤章 田中良生 中根一幸 佐藤ゆかり 浮島智子 磯﨑仁彦 塚田一郎→牧野京夫 秋元司 原田憲治 |
先代 奥野信亮 盛山正仁 |
法務副大臣 2014年 - 2015年 2017年 - 2018年 |
次代 盛山正仁 平口洋 |
先代 後藤田正純 西村康稔 岡田広 関口昌一 赤羽一嘉 井上信治 |
内閣府副大臣 赤沢亮正 平将明 西村康稔 高木陽介 西村明宏 小里泰弘 左藤章と共同 2014年 |
次代 高鳥修一 松本文明 松下新平 盛山正仁 冨岡勉 高木陽介 山本順三 井上信治 若宮健嗣 |
先代 伊東良孝 竹内譲 |
財務大臣政務官 山本博司と共同 2013年 - 2014年 |
次代 大家敏志 竹谷とし子 |
議会 | ||
先代 奥野信亮 平口洋 |
衆議院法務委員長 2016年 2018年 - 2019年 |
次代 鈴木淳司 松島みどり |