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国民経済生産

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

経済学基礎 > 国民経済生産

国民経済生産(こくみんけいざいせいさん・SNA)とは、一国の経済の状況について、生産・消費・投資といったフロー面や、資産、負債といったストックを体系的に記録したもの。国際連合による基準である93SNA(1993)により、日本でも2000年に改定した。内閣府により年報が発表され、国勢調査などの1次統計や統計学を駆使した統計である2次統計がある。生産と所得の分配状況や所得・消費などの経済動向が判別できる。


用語集

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国民経済生産を解釈する上で必要な用語を以下のように挙げてみた。

  •  三面等価:一国における経済活動の規模は、生産、支出、分配の3つ面から把握できるが、これらは等しくなる原則のこと。
  •  国内総生産:GDP。国内で生産された付加価値額の合計。(国内総生産 = 雇用者所得 + 営業余剰 + 固定資本減耗 + 生産・輸入にかかわる税 – 補助金)
    •  国内純生産
    •  国民総生産
    •  国民総所得
  •  国内総支出:国内で生産された付加価値額が、家計最終消費や政府最終消費、資本形成などにどれくらいの額が支出されたかを示す。
  •  県民経済生産
  •  産業連関表:産業ごとの生産・販売等の取引額を行列形式にした指標。
  •  消費物価指数:CPI。消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。


外部リンク

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