コンテンツにスキップ

川村怜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年10月10日 (木) 23:55; Anaka Satamiya (会話 | 投稿記録) による版 (Cite web|和書における引数修正・リンク切れ追加)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

川村 怜(かわむら りょう、1989年2月13日 - )は、日本ブラインドサッカー選手、日本代表[1]アクサ生命保険セラピストとして勤め[2]つくば市のブラインドサッカー・チーム「F.C.Avanzareつくば(F.C.アヴァンツァーレつくば)」に所属している[3][4]

経歴

[編集]

大阪府東大阪市出身[1]。小学1年から少年サッカーをやっていたが[5]、5歳のころぶどう膜炎を発症し[6]、7歳のころからその進行により視力が著しく低下した[1]。中学以降はサッカーを離れ、陸上競技に取り組んだ[1]。鍼灸マッサージ関係の資格取得を目指して[7]2007年に進学した筑波技術大学で、ブラインドサッカーを始めた[1]

大学入学当初のころまでは弱視であったが[7]2009年ころにはかなり見えづらくなり、2013年には全盲と診断された[2]

2013年3月、日本代表に選出された初戦であるブラジルとの親善試合で、代表初ゴールを奪った[2]3月20日、フットメッセ大宮で行なわれたこの試合で、川村は2点先行された後半終盤48分に、日本代表唯一のゴールを挙げた[8]

2014年の日本選手権では、MVPに選ばれた[4]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e ブラサカ川村怜、リオで「メダルを獲得します」”. 日刊スポーツ (2015年6月21日). 2015年8月19日閲覧。
  2. ^ a b c 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)6/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  3. ^ B1クラス 選手&スタッフ 日本代表強化指定選手”. JBFA日本ブラインドサッカー協会. 2015年8月19日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ a b ニッポンチャレンジドアスリート 今秋のピックアップアスリート 川村怜(かわむら・りょう)選手”. ニッポン放送 (2014年11月15日). 2015年8月19日閲覧。
  5. ^ 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)2/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  6. ^ 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)1/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  7. ^ a b 大元よしき (2014年4月24日). “ブラインドサッカー 代表デビュー戦でゴール 恐怖心を乗り越えて 川村怜さん (アクサ生命)3/6”. ウェッジ. 2015年8月19日閲覧。
  8. ^ 【B1】さいたま市ノーマライゼーションカップ ブラインドサッカー国際親善試合 日本代表 VS ブラジル代表”. JBFA日本ブラインドサッカー協会. 2015年8月19日閲覧。[リンク切れ]
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy