白いリボン
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白いリボン | |
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Das weiße Band | |
監督 | ミヒャエル・ハネケ |
脚本 | ミヒャエル・ハネケ |
製作 |
シュテファン・アルント ファイト・ハイドゥシュカ マルガレート・メネゴス アンドレア・オキピンティ |
製作総指揮 | ミヒャエル・カッツ |
出演者 |
ウルリッヒ・トゥクル ブルクハルト・クラウスナー ヨーゼフ・ビアビヒラー ライナー・ボック ズザンネ・ロータ ブランコ・サマロフスキー |
撮影 | クリスティアン・ベルガー |
編集 | モニカ・ヴィッリ |
配給 |
フィルムラデン Xヴェルライ レ・フィルム・デュ・ローザンジュ ラッキー・レッド ツイン |
公開 |
2009年9月17日 2009年9月24日 2009年10月21日 2009年10月30日 2010年12月4日 |
上映時間 | 144分 |
製作国 |
オーストリア ドイツ フランス イタリア |
言語 | ドイツ語 |
製作費 | $18,000,000[1] |
興行収入 | $19,319,444[1] |
『白いリボン』(独: Das weiße Band、英: The White Ribbon)は、2009年の映画。監督はミヒャエル・ハネケ。
第62回カンヌ国際映画祭パルム・ドール、第67回ゴールデングローブ賞外国語映画賞ほか、多数の映画賞を受賞。
あらすじ
……1913年、ドイツの名も無き村。物語は村の学校に勤務していた教師の回想によって語られる。
男爵と牧師が権力者として支配するこの村で起きた、最初の事件はドクターの落馬事故であった。屋敷への道に細い針金が渡されて、馬が転倒させられたのだ。重傷を負ったドクターは村の外の病院で療養することとなる。
二度目の事件はその次の日。怪我によって製材所へ移されていた小作人の妻が、そこで転落死した。家族全員が男爵に雇われて暮らしていたので、小作人は彼と争うことは出来なかったが、我慢できなかった長子のマックスは数ヶ月後の収穫祭の折に、男爵のキャベツ畑を蹂躙したのだった。
だが、それと呼応するかのように第三の事件が起こった。男爵の子・ジギが行方不明になった挙げ句、製材所で暴行を受け逆さ吊りの状態で発見された。 これに対し、礼拝の席で男爵はこう告げた。「犯人を見つけ出せ。果たされなければ、村の平和はない」これによって、村には言いようのない不安が立ちこめるようになった。
……そして、翌年。ヨーロッパにとっての激動の一年が訪れる------
キャスト
- クリスチャン・フリーデル(教師)
- エルンスト・ヤコビ(語り手)
- レオニー・ベネシュ(エヴァ)
- ウルリッヒ・トゥクル(男爵)
- ブルクハルト・クラウスナー(牧師)
- ヨーゼフ・ビアビヒラー(家令)
- ライナー・ボック(ドクター)
- ズザンネ・ロータ(助産婦)
- ブランコ・サマロフスキー(小作人)
受賞・ノミネート
映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
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カンヌ国際映画祭 | パルム・ドール | ミヒャエル・ハネケ | 受賞 |
エキュメニカル特別賞 | 受賞 | ||
国際批評家協会賞 | 受賞 | ||
アカデミー賞 | 外国語映画賞 | ノミネート | |
撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | ノミネート | |
ゴールデングローブ賞 | 外国語映画賞 | 受賞 | |
ドイツ映画賞 | 作品賞 | 受賞 | |
脚本賞 | ミヒャエル・ハネケ | 受賞 | |
監督賞 | ミヒャエル・ハネケ | 受賞 | |
主演男優賞 | ブルクハルト・クラウスナー | 受賞 | |
助演女優賞 | マリア=ヴィクトリア・ドラグス | 受賞 | |
撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | 受賞 | |
美術賞 | 受賞 | ||
衣装賞 | 受賞 | ||
メイキャップ賞 | 受賞 | ||
サウンド賞 | 受賞 | ||
ミュンヘン映画祭 | Cine Merit賞 | 受賞 | |
サン・セバスチャン国際映画祭 | 国際批評家協会作品賞 | 受賞 | |
ハリウッド映画祭 | 外国語映画賞 | 受賞 | |
ビハインド・ザ・カメラ・アワード | 撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | 受賞 |
ヨーロッパ映画賞 | 作品賞 | 受賞 | |
脚本賞 | ミヒャエル・ハネケ | 受賞 | |
監督賞 | ミヒャエル・ハネケ | 受賞 | |
撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | ノミネート | |
トロント映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 受賞 | |
ニューヨーク映画批評家オンライン賞 | 外国語映画賞 | 受賞 | |
ニューヨーク映画批評家協会賞 | 撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | 受賞 |
ロサンゼルス映画批評家協会賞 | 撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | 受賞 |
外国映画賞 | ノミネート | ||
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 | 外国映画賞・トップ5 | 受賞 | |
全米撮影監督協会 | 撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | 受賞 |
シカゴ映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 受賞 | |
全米映画批評家協会賞 | 撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | 受賞 |
オンライン映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 受賞 | |
スウェーデン・アカデミー賞 | 外国語映画賞 | 受賞 | |
放送映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | ノミネート | |
クロトゥルーディス賞 | 撮影賞 | クリスティアン・ベルガー | 受賞 |
ドイツ映画批評家協会賞 | 作品賞 | 受賞 | |
サテライト賞 | 外国語映画賞 | ノミネート | |
英国アカデミー賞 | 外国語映画賞 | ノミネート | |
ワシントンD.C.映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | ノミネート | |
セザール賞 | 外国語映画賞 | ノミネート |
脚注
- ^ a b “The White Ribbon (2009)” (英語). Box Office Mojo. 2010年11月17日閲覧。