イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー
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「イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー」 | ||
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ピーター・クックソンの楽曲 | ||
リリース | 1953年:ミュージカル初演 | |
ジャンル | ミュージカル ジャズ | |
作詞者 | コール・ポーター | |
作曲者 | コール・ポーター | |
エラ・フィッツジェラルド フランク・シナトラ ほか |
「イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー」(It's All Right with Me) は、1953年初演のミュージカル『CAN-CAN』のためにコール・ポーターが書いたポピュラー歌曲で、ミュージカル初演時にはアリスティード・フォレスティエ 判事役のピーター・クックソンが歌った[1]。
この曲は、コール・ポーターの曲を使った後年のミュージカル作品『High Society』でも使われた。1998年のブロードウェイ初演では、トレイシー・サマンサ・ロード役[2]のメリッサ・エリコが歌った[3]。
その他のカバー
[編集]- ビング・クロスビーは、1955年にこの曲を録音し[5]、自身のラジオ番組『The Bing Crosby Show』で放送したが、その音源は2009年にモザイク・レコードが発売したボックスセット『The Bing Crosby CBS Radio Recordings (1954-56)』 (catalog MD7-245) に収録された[6]。
- ソニー・ロリンズ - 1956年のアルバム『Work Time』に収録。
- エロル・ガーナー (1956)
- エラ・フィッツジェラルド - 1956年のアルバム『Ella Fitzgerald Sings the Cole Porter Song Book』[7]、1958年のアルバム『At the Opera House』[8]、1959年のアルバム『Ella in Rome: The Birthday Concert』[9]にそれぞれ収録。
- リタ・レイズ - 1956年のアルバム『The Cool Voice of Rita Reys』に収録。
- ハリー・ジェイムス - 1956年のアルバム『Harry James and His New Jazz Band, Vol. 1』(Mr. Music MMCD 7010, 1956 [2002])[10]に収録。
- ジェリ・サザン - 1959年のアルバム『Jeri Southern Meets Cole Porter』に収録。
- カーティス・フラー - 1960年のアルバム『The Curtis Fuller Jazztet』に収録。
- フランク・シナトラ - ミュージカルを原作として映画化された1960年の映画『カンカン (Can-Can)』のためにこの曲を録音し、後には1984年のアルバム『L.A.イズ・マイ・レイディ (L.A. Is My Lady)』にもこの曲を収録した[11]。
- ヴィック・ダモーン - 1961年のアルバム『On the Swingin' Side』に収録。
- スティーヴ・ローレンス - 1961年のアルバム『Lawrence Goes Latin』に収録。
- ブレンダ・リー - 1963年のアルバム『All Alone Am I』に収録。
- 中本マリ - 1976年のアルバム『ザット・オールド・フィーリング』に収録。
- クリスタル・ゲイル - 1977年のアルバム『We Must Believe in Magic』に収録。クリスタル・ゲイルのバージョンは、「Eastern's got the right time and the right place for you」という歌詞で、イースタン航空のジングルにも使用された。
- ズート・シムズ - ケニー・ドリュー、ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン、エド・シグペンとの共演によるライブ・アルバム『Live in Copenhagen』(1978年収録:1995年リリース)に収録[12]。
- アン・ミラー - テレビ・シリーズ『The Love Boat』の1982年に放送されたエピソードのひとつにおいて、この曲をカバー。
- 阿川泰子 - トミー・フラナガンと共演した1985年のアルバム『オール・ライト・ウイズ・ミー』の冒頭に、この曲を収録[4]。
- トム・ウェイツ - 1990年に発売されたコンピレーション・アルバム『Red Hot + Blue』に収録[13]
- ハリー・コニック・ジュニア - 1990年のアルバム『We Are in Love』に収録[14]。
- メル・トーメ - 1992年のアルバム『Sing Sing Sing』に収録[15]。
- ジョージ・マイケル - 1999年のアルバム『Songs from the Last Century』に収録。
- スザンナ・ マッコークル - 2002年のアルバム『Ballad Essentials』に収録。
- ジャズ・オーケストラ・オブ・ザ・デルタ - 2003年のアルバム『Big Band Reflections of Cole Porter』に収録。
- ナタリー・コール - 2008年のアルバム『Still Unforgettable』に収録。
- ブラッド・メルドー - いずれもライブ・アルバムである、1998年のアルバム『Art of the Trio Volume Two』、2011年のアルバム『Live in Marciac』に収録。
- モロコ - 1995年のツアーでこの曲をカバーし、メンバーのロウシーン・マーフィーは、2004年にもこの曲を取り上げた。
- セス・マクファーレン - 2015年のアルバム『No One Ever Tells You』に収録。
- オリータ・アダムス - 2017年のアルバム『Third Set』に収録。
脚注
[編集]- ^ IBDB Home Page - Can-Can -Production songs
- ^ IBDB Home Page - High Society - Production Songs
- ^ High Society | IBDB: The official source for Broadway information
- ^ a b “ALL RIGHT WITH ME 阿川泰子”. Tower Records. 2020年10月10日閲覧。
- ^ “A Bing Crosby Discography”. BING magazine. International Club Crosby. 2017年10月6日閲覧。
- ^ “allmusic.com”. allmusic.com. 2017年10月9日閲覧。
- ^ allmusic ((( Sings the Cole Porter Songbook > Overview )))
- ^ allmusic ((( Ella at the Opera House > Overview )))
- ^ allmusic ((( Ella in Rome: The Birthday Concert > Overview )))
- ^ “Harry James and His New Jazz Band, Vol. 1”. AllMusic. 2017年2月10日閲覧。
- ^ allmusic ((( L.A. Is My Lady > Overview )))
- ^ "'Live in Copenhagen' Overview". Allmusic. Retrieved 2012-02-11.
- ^ allmusic ((( Red Hot + Blue: A Tribute to Cole Porter > Overview )))
- ^ allmusic ((( We Are in Love > Ovierview )))
- ^ allmusic ((( Sing Sing Sing > Overview )))