ウシュナス
ウシュナス | |
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誕生 |
Natwarlal Kuberdas Pandya 1920年9月28日 インド グジャラート州 ヴァドーダラー近郊サヴリ |
死没 |
2011年11月6日 (91歳没) インド グジャラート州 バルサード |
職業 | 詩人 |
言語 | グジャラート語 |
国籍 | インド |
代表作 |
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主な受賞歴 |
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ウィキポータル 文学 |
ウシュナス(Ushnas、グジャラート語: ઉશનસ્)という筆名でもっぱら知られた、ナトワリアル・パンディア(Natwarlal Pandya、નટવરલાલ પંડ્યા、1920年9月28日 - 2011年11月6日)は、インドのグジャラート語詩人。
生涯
[編集]1920年9月28日にヴァドーダラーに近いサヴリという村に生まれた。メーサナ、シドプール、サヴリ、ダバイーに学ぶ。ヴァドーダラー(別名バローダ)のバローダ・カレッジ(Baroda College:ボロダ・マハーラージャ・サヤージー・ラーオ大学の前身)に学び、サンスクリット語を専攻して1942年に学士号 (Bachelor of Arts) を得た後、1945年にはグジャラート語を専攻して修士号 (Masters in Gujarati) を得た[1][2]。 その後、ロザリー高等学校や、ナブサリの ガルダ・カレッジ (Garda College) で教鞭を執った。また、バルサードのJ・P・ショーフ・アーツ・カレッジ (J P Shroff Arts College) でも教えた。1979年には、グジャラート教員組合 (Gujarati Adhyapak Sangh/Gujarati Teachers Union) の代表も務めた[1][2]。1991年から1993年にはグジャラート文学評議会の会長を務めた。
ウシュナスは、2011年11月6日に、グジャラート州バルサードに没した[1][2]。
作品
[編集]ウシュナスの最初の詩集『Prasoon』は。1955年に出版された。その他の代表的詩集には、『Nepathye』(1956年)、『Aardra』(1959年)、『Manomudra』(1960年)、『Trun No Grah』(1964年)[3]、『Spand ane Chhand』(1968年)、『'Kinkini』(1971年)、『Bharat Darshan』(1974年)、『Ashwattha』(1975年)、『Rupana Lay』(1976年)、『Vyakul Vaishnav』(1977年)、『Pruthvine Paschim Chahere』(1979年)、『Shishulok』(1984年)がある。『Valavi, Ba Avi』と『Sadmatano Khancho』は、物語と詩を集めたものである。また戯曲も手がけ、『Pantuji, Doshini Vahu』、『Trun No Grah』などを残した[1][2]。
受賞
[編集]ウシュナスは、1959年にクマール・スヴァルナ・チャンドラク(クマール金メダル)、1963年にはナルマド・スヴァルナ・チャンドラク(ナルマド金メダル)を受賞し、またグジャラート・ガウラヴ賞 (Gujarat Gaurav Award) も受賞した。さらに、グジャラート語文学の分野の最高賞であるランジトラム・スヴァルナ・チャンドラクも1972年に受賞した。1976年には、詩集『Ashwattha』に対して、サヒチャ・アカデミー賞を受賞した[1][2]。
グジャラート語の長篇詩ないし連作詩に対して与えられるウシュナス賞は、彼にちなんで命名された賞である[4]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “Gujarati Poet Natvarlal Pandya ‘Ushnas’ passes away”. DeshGujarat. (2011年11月6日) 2014年7月12日閲覧。
- ^ a b c d e “Poet Ushnas passes away”. Surat: The Times of India. (2011年11月7日) 2014年7月12日閲覧。
- ^ Kuśa Satyendra (1 January 2000). Dictionary of Hindu Literature. Sarup & Sons. p. 15. ISBN 978-81-7625-159-4
- ^ “Gujarati Sahitya Parishad”. Gyansetu (2017年12月16日). 2019年11月17日閲覧。