コール・ヤンガー
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トーマス・コールマン・ヤンガー(Thomas Coleman Younger, 1844年1月15日?-1916年3月21日)は、アメリカ西部開拓時代のガンマン、強盗・殺人者。
南北戦争中にウィリアム・クァントリルの南軍ゲリラに参加し、ミズーリ州やカンザス州を転戦して殺人や盗みを覚えて腕を磨いた。終戦後、コールの兄弟や戦友のジェシー・ジェイムズやその兄弟と強盗団を結成し、銀行強盗や列車強盗を繰り返した。
1876年9月7日、強盗団はミネソタ州の銀行を襲い逃走したが、コールと兄弟たちは逮捕されて終身刑を言い渡される。1901年に保釈されて出所すると、1903年には自叙伝を出版し、さらにバッファロー・ビルが主催する『Wild West Show』に参加するなどして各地を巡業した。
晩年、罪を悔いてキリスト教に深く帰依し、1916年、ミズーリ州 Lee's Summit の自宅で永眠した。
コール・ヤンガーに関連した作品
[編集]映画
[編集]- 無法の王者ジェシイ・ジェイムス(ニコラス・レイ監督、1957年、演:アラン・ヘイル・Jr)
- ミネソタ大強盗団(フィリップ・カウフマン監督、1971年、演:クリフ・ロバートソン)
- ロング・ライダーズ(ウォルター・ヒル監督、1980年、演:デヴィッド・キャラダイン)
- ワイルド・ガンズ(ロバート・ボリス監督、1994年、演:ランディ・トラヴィス)
- アメリカン・アウトロー(レス・メイフィールド監督、2001年、演:スコット・カーン)
漫画
[編集]- ベル☆スタア強盗団(伊藤明弘、1993年12月、富士見書房、ISBN 978-4-8291-8335-9)