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シルフ (雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シルフ
SYLPH
ジャンル 少女・女性向けコミック誌
刊行頻度 季刊 → 隔月刊 → 月刊(毎月22日発売)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 KADOKAWA アスキー・メディアワークス
刊行期間 2006年12月09日 - 2017年7月22日
発行部数 70,000部(2008年10月1日 - 2009年9月30日日本雑誌協会調べ)
レーベル シルフコミックス
ウェブサイト http://sylph.dengeki.com/
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シルフ』(SYLPH)は、KADOKAWA アスキー・メディアワークス少女漫画雑誌。毎月22日発売。

概要

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2006年12月9日、メディアワークス(当時)より『comic SYLPH』(コミックシルフ)の表題で季刊誌として発刊(『月刊電撃コミックガオ!』増刊)。 2008年5月22日発売号より隔月刊化すると共に、誌名を『シルフ』へ変更している[1]2010年5月22日発売号より月刊化された[2]。同社としては初の少女漫画誌となる。

創刊当初は「目指せ! “かわカッコイイ”系! 新感覚ガールズ・コミック誌」をキャッチコピーに挙げ、目玉に電撃文庫の人気作品を漫画化した「リリアとトレイズ」を据え同文庫の読者を主なターゲットとしていたが、隔月刊化に前後して「キュン萌え☆トキメキ乙女コミック」にキャッチコピーを変更。現在はいわゆる腐女子声優ファンをターゲットにしている。

通常の連載陣のほかに乙女ゲーム小説ラジオ番組などのコミカライズを扱っている他、「BROTHERS CONFLICT」等のようにイラストとテキストを併せ持ったビジュアルストーリーも連載されていた。

KADOKAWA アスキー・メディアワークスから発売されるアンソロジーの試し読みも掲載されることもある。

人気のあった作品の付録がつくと品薄になる。その際、増刷はされることはない[3]

2017年7月22日発売の9月号をもって休刊。一部作品は7月20日にpixivコミック内に開設された「pixivシルフ」へ移籍した[4][5]

pixivシルフに移籍した作品

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  • 片恋未亡人(鮎村幸樹)
  • カミツキ(前田とも
  • 君が死なない日のごはん(おみおみ
  • こじ恋(田倉トヲル、原作:射和輪)
  • この恋に未来はない(粉子すわる、原作:森橋ビンゴ
  • さくちゃんとのぞみくん(KUJIRA
  • 死神に嫁ぐ日(椿カヲリ)
  • 次はさせてね(榎木りか
  • ドラマティック・アイロニー(なま子)
  • ふつつかな父娘ではありますが(長神)

過去の主な掲載作品

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連載作品

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あ行

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か行

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さ行

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た行

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な行

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は行

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ま行

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や行

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  • 大和彼氏(作画:純愛鏡、原案・監修:アニメロ Dear Girl)
  • ユイ、316歳(星野リリィ

ら行

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わ行

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  • 若旦那図鑑(村崎翠)

備考

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comic SYLPH Vol.6に「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜」ファンブック、「トリコン!!! triple complex」お試しCD、「咎狗の血」下敷き、と3種の付録がついた事で、普段本誌を買わない付録目的の声優ファン等が大量に購入したため、継続して本誌を購入していた読者が入手困難な状況となった。その後増刷されなかった為、現在もVol.6は入手困難なままである[3]

シルフコミックス

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2009年に刊行開始している。デザインは背表紙の上部に頭文字のSとアスキーのロゴをクロスさせたもので、カラーはピンク。 下部には、カタカナでシルフコミックスと表記しており、長年渡って、刊行が長い他社のコミックスとも区別が付きやすくなっている。

出典

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  1. ^ シルフ隔月刊化1周年、描き下ろしマグカッププレゼント”. コミックナタリー (2009年5月24日). 2017年3月3日閲覧。
  2. ^ 乙女のためのコミック誌『シルフ』月刊化・新創刊のお知らせ”. アスキー・メディアワークス ニュースリリース (2010年5月21日). 2017年3月3日閲覧。
  3. ^ a b 第51話~第55話 - DGS fansite ~谺(こだま)~ - 第53話 ふつすと(2012年8月24日閲覧)
  4. ^ シルフ9月号内容紹介
  5. ^ 月刊シルフ次号で休刊、無料Web雑誌を今夏オープン予定”. コミックナタリー (2017年6月22日). 2017年11月23日閲覧。

外部リンク

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