ジェシカ・ガル
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獲得メダル | ||
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オランダ | ||
柔道 | ||
世界柔道選手権 | ||
銅 | 1987 エッセン | 48kg級 |
銅 | 1989 ベオグラード | 52kg級 |
銅 | 1993 ハミルトン | 56kg級 |
銅 | 1999 バーミンガム | 57kg級 |
ジェシカ・シェリー・イサベル[要検証 ]・ガル(Jessica Shelley Isabel Gal、1971年7月6日 - )は、オランダのアムステルダム出身の柔道選手。父親はハンガリー人で、母親はアメリカ人[1][2]。現役時代は48kg級~57kg級の選手。身長162cm[3]。姉のジェニー・ハルはオランダ代表ののちイタリア代表の61kg級で活躍していた。
人物
[編集]1987年の世界選手権48k級では16歳にして3位となった。翌年のソウルオリンピック(公開競技)では7位だった。1989年の世界選手権では準決勝で江崎史子に判定で敗れるも3位となった。その後、階級を52kg級に上げた。1992年のバルセロナオリンピックでは準決勝で溝口紀子と対戦して、先に背負投で有効を取ってリードしていたが、終盤に縦四方固で逆転負けを喫すると、3位決定戦でも敗れてメダルを獲得できなかった[3]。その後、階級を56kg級に上げると、1993年の世界選手権では3位となった。1996年のアトランタオリンピックでは、今大会優勝したキューバのドリュリス・ゴンサレスに初戦で敗れた[3]。1999年の世界選手権57kg級では3位となった。2000年のシドニーオリンピックでは2回戦で敗れた[3]。
また、柔道で活躍する一方でスポーツ医学にも取り組み、現在は医者として柔道を始めとしたいくつものスポーツの現場に関わり合うようになった[1]。
主な戦績
[編集]48kg級での戦績
- 1986年 - イギリス国際 3位
- 1986年 - ヨーロッパジュニア 3位
- 1987年 - ヨーロッパジュニア 優勝
- 1987年 - 世界選手権 3位
- 1988年 - フランス国際 2位
- 1988年 - ドイツ国際 3位
- 1988年 - ヨーロッパ選手権 優勝
- 1988年 - ソウルオリンピック 7位
- 1988年 - ヨーロッパジュニア 2位
- 1989年 - ドイツ国際 2位
- 1989年 - オーストリア国際 2位
- 1989年 - 世界選手権 3位
52kg級での戦績
- 1989年 - ヨーロッパジュニア 優勝
- 1990年 - オーストリア国際 2位
- 1990年 - 福岡国際 2位
- 1990年 - 世界学生 優勝
- 1991年 - フランス国際 3位
- 1991年 - ドイツ国際 3位
- 1991年 - ヨーロッパ選手権 優勝
- 1991年 - 世界選手権 5位
- 1992年 - ドイツ国際 3位
- 1992年 - ベルギー国際 優勝(56kg級)
- 1992年 - ヨーロッパ選手権 2位
- 1992年 - バルセロナオリンピック 5位
56kg級での戦績
- 1992年 - 福岡国際 3位
- 1993年 - フランス国際 3位
- 1993年 - 世界選手権 3位
- 1994年 - ハンガリー国際 3位
- 1994年 - ヨーロッパ選手権 優勝
- 1996年 - ロシア国際 3位
- 1996年 - フランス国際 3位
- 1996年 - ハンガリー国際 3位
- 1996年 - ヨーロッパ選手権 優勝
57kg級での戦績
脚注
[編集]- ^ a b Jessica Gal (Ned)
- ^ Historische Kranten, Erfgoed Leiden en Omstreken
- ^ a b c d Jessica Gal Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
外部リンク
[編集]- ジェシカ・ガル - JudoInside.com のプロフィール