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ニコ・グッドラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニコ・グッドラム
Niko Goodrum
ロサンゼルス・エンゼルス(マイナー) #28
デトロイト・タイガース時代
(2019年4月30日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州アトランタ
生年月日 (1992-02-28) 1992年2月28日(32歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 内野手外野手
プロ入り 2010年 MLBドラフト2巡目
初出場 2017年9月2日
年俸 $400,000 (2023年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

カーティアー・ニコ・グッドラムCartier Niko Goodrum, 1992年2月28日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のプロ野球選手ユーティリティープレイヤー)。右投両打。MLBロサンゼルス・エンゼルス所属。

経歴

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プロ入りとツインズ時代

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2010年MLBドラフト2巡目(全体71位)でミネソタ・ツインズから指名されプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズでプロデビュー。36試合に出場して打率.161、5打点、4盗塁を記録した。

2011年アパラチアンリーグのルーキー級エリザベストン・ツインズ英語版でプレーし、59試合に出場して打率.275、2本塁打、20打点、8盗塁を記録した。

2012年もルーキー級エリザベストンでプレーし、58試合に出場して打率.242、4本塁打、38打点、6盗塁を記録した。

2013年はA級シーダーラピッズ・カーネルズでプレーし、103試合に出場して打率.260、4本塁打、45打点、20盗塁を記録した。

2014年はA+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、122試合に出場して打率.249、3本塁打、49打点、35盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2015年はA+級フォートマイヤーズとAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、2チーム合計で114試合に出場して打率.232、9本塁打、38打点、29盗塁を記録した。

2016年もA+級フォートマイヤーズとAA級チャタヌーガでプレーし、2チーム合計で55試合に出場して打率.275、7本塁打、33打点、9盗塁を記録した。

2017年、マイナーではAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、127試合に出場して打率.265、13本塁打、66打点、11盗塁を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[1]、翌2日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー[2]。この年メジャーでは11試合に出場して打率.059を記録した。オフの11月6日にマイナー契約となりAAA級ロチェスターへ配属され、同日中に自由契約となった[3]

タイガース時代

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2017年11月25日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、2018年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]

デトロイト・タイガース時代
(2018年4月29日)

2018年3月28日にメジャー契約を結んで開幕25人枠入りした[5]。この年はメジャーに定着し、131試合に出場して打率.245、16本塁打、53打点、12盗塁の成績を記録した。

2019年は112試合に出場して打率.248、12本塁打、45打点、12盗塁の成績を記録した。

2020年は43試合に出場して打率.184、5本塁打、20打点、7盗塁の成績を記録した。

2021年は90試合に出場して打率.214、9本塁打、33打点、14盗塁の成績を記録した。オフの11月19日にマイナー契約となり、同日中に自由契約となった[6]

アストロズ時代

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2022年3月15日にヒューストン・アストロズと210万ドルの単年契約を結んだ[7]。9月1日にDFAとなり、3日に自由契約となった[8][9]

レッドソックス傘下時代

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2022年12月21日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、2023年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]

2023年は開幕から傘下のAAA級ウースター・レッドソックス英語版でプレーした。6月3日に自ら選んで契約を途中で放棄する「オプトアウト」を行使した[11]

ロッテ・ジャイアンツ時代

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2023年7月11日に韓国プロ野球ロッテ・ジャイアンツと契約した[12]。同年シーズン終了後に自由契約となった。

レイズ時代

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2023年12月14日にプロ入り時の古巣であるツインズとマイナー契約を結んだ[3]が、2024年3月27日にトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した。また、移籍と同時にメジャー契約を結んで40人枠入りした[13]。開幕後は9試合に出場して打率.188と振るわず、5月6日にDFAとなった[14]

エンゼルス時代

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2024年5月9日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[15]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2017 MIN 11 18 17 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 10 0 .059 .111 .059 .170
2018 DET 131 492 444 55 109 29 3 16 192 53 12 4 0 2 42 1 4 132 9 .245 .315 .432 .747
2019 112 472 423 61 105 27 5 12 178 45 12 3 0 2 46 1 1 138 7 .248 .322 .421 .743
2020 43 179 158 15 29 7 1 5 53 20 7 1 0 3 18 0 0 69 4 .184 .263 .335 .598
2021 90 325 290 39 62 11 2 9 104 33 14 5 0 2 29 0 4 107 6 .214 .292 .359 .651
2022 HOU 15 45 43 2 5 2 0 0 7 1 1 0 0 0 2 0 0 23 0 .116 .156 .163 .319
MLB:6年 402 1531 1375 173 311 76 11 42 535 152 46 13 0 9 138 2 9 479 26 .226 .299 .389 .688
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績

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内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2017 MIN - 8 4 3 0 1 1.000 - -
2018 DET 37 169 16 3 15 .984 64 85 147 8 23 .967 10 9 14 2 2 .920 12 9 16 2 4 .926
2019 18 151 13 2 11 .988 22 40 47 3 17 .967 1 0 2 0 0 1.000 38 42 117 8 12 .952
2020 - 11 18 23 1 2 .976 - 31 29 87 1 17 .991
2021 1 0 0 0 0 ---- 9 8 21 0 5 1.000 - 66 77 175 8 37 .969
MLB 56 320 29 5 26 .986 114 155 241 12 48 .971 11 9 16 2 2 .926 147 157 395 19 70 .967
外野守備


左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2017 MIN - - 1 3 0 0 0 1.000
2018 DET 11 12 0 0 0 1.000 - 8 21 0 1 0 .955
2019 20 31 1 1 0 .970 8 7 1 1 0 .889 5 15 1 0 0 1.000
2021 7 9 0 1 0 .900 8 9 0 0 0 1.000 -
MLB 38 52 1 2 0 .964 16 16 1 1 0 .944 14 39 1 1 0 .976
  • 2021年度シーズン終了時

背番号

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  • 23(2017年)
  • 28(2018年 - 2021年、2024年5月10日 - )
  • 11(2022年)
  • 4(2023年)
  • 0(2024年 - 同年5月5日)

脚注

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  1. ^ a Velle E. Neal III (2017年9月1日). “Twins expect Byron Buxton back sooner than later” (英語). Star Tribune. 2018年5月28日閲覧。
  2. ^ Kansas City Royals at Minnesota Twins Box Score, September 2, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年5月28日閲覧。
  3. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2024年5月5日閲覧。
  4. ^ David Adler (2017年11月25日). “Hardy avoids arbitration with 1-year deal” (英語). https://www.mlb.com/news/tigers-sign-blaine-hardy-avoid-arbitration/c-262402316 2018年5月28日閲覧。 
  5. ^ Evan Woodbery (2018年3月28日). “Niko Goodrum ready to be jack of all trades for Tigers in 2018” (英語). MLive.com. 2018年5月28日閲覧。
  6. ^ Niko Goodrum Elects Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年11月20日閲覧。
  7. ^ Press release: Astros sign free agent Niko Goodrum”. MLB.com. 2022年3月15日閲覧。
  8. ^ Astros Designate Niko Goodrum, Peter Solomon For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年9月6日閲覧。
  9. ^ Astros Release Niko Goodrum” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年9月6日閲覧。
  10. ^ Darragh McDonald (2022年12月21日). “Red Sox Sign Niko Goodrum To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年5月5日閲覧。
  11. ^ Steve Adams (2023年6月3日). “Niko Goodrum Opts Out Of Red Sox Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年5月5日閲覧。
  12. ^ ‘포수 빼고 다 된다’ 롯데, 만능 외국인 타자 구드럼 영입”. 베이스볼 코리아 BASEBALL KOREA. 2023年7月11日閲覧。
  13. ^ Steve Adams (2024年3月27日). “Rays To Acquire Niko Goodrum, Select Him To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年5月5日閲覧。
  14. ^ Darragh McDonald (2024年5月6日). “Rays Designate Niko Goodrum, Select Edwin Uceta” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年5月8日閲覧。
  15. ^ Steve Adams (2024年5月9日). “Angels Claim Niko Goodrum” (英語). MLB Trade Rumors. 2024年5月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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