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ロザムンド・パイク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロザムンド・パイク
Rosamund Pike
Rosamund Pike
2011年
本名 Rosamund Mary Elizabeth Pike
生年月日 (1979-01-27) 1979年1月27日(45歳)
出生地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
国籍 イギリスの旗 イギリス
身長 175cm
活動期間 1998年 -
主な作品
007/ダイ・アナザー・デイ
DOOM
タイタンの逆襲
アウトロー
ゴーン・ガール
プライベート・ウォー
パーフェクト・ケア
受賞
エミー賞
主演女優賞(短編コメディ/ドラマ部門)
2019年『The State of Union』
ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
2020年パーフェクト・ケア
その他の賞
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ロザムンド・パイク(Rosamund Pike, 1979年1月27日 - )は、イギリス女優

来歴

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ロンドン生まれ。両親はオペラ歌手[1]オックスフォード大学で英文学を学び[2]、優秀な成績で卒業した。両親の仕事の都合で7歳までヨーロッパ各地で育ったためフランス語ドイツ語を流暢に話し[2]ピアノチェロもたしなむという。

大学在学中にアーサー・ミラーシェイクスピアなどの舞台やテレビで活動、学生時代に来日しており、大阪府吹田市にあるメイシアターで芝居の公演を行った。

2002年、ピアース・ブロスナン主演の『007/ダイ・アナザー・デイ』に、ハル・ベリーと共にボンドガールに選ばれ出演した。

2003年に出演したウエスト・エンドでの舞台『Hitchcock Blonde』では、『ブルー・ルーム』のニコール・キッドマンのように裸で登場して話題になった[3]

2005年ドウェイン・ジョンソン主演の『DOOM』に、カール・アーバンらと共に出演した。

2009年、ロンドンで上演された三島由紀夫の戯曲『サド侯爵夫人』で主演を務めた[4]

2012年、トム・クルーズ主演の『アウトロー』に、弁護士役で出演して人気俳優の座を不動のものにした。

2014年、イギリスのウーメン・イン・TV&フィルム・アワードで最優秀演技賞を受賞した[5]。また、同年に公開された『ゴーン・ガール』で夫を追い詰めていく妻を演じ、非常に高い評価を受け[6]、数々の批評家協会賞を受賞。この演技によって、パイクはゴールデングローブ賞全米映画俳優組合賞[7][8]アカデミー主演女優賞にノミネートされている。

2021年公開の『パーフェクト・ケア』では、ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。

私生活

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2007年には『プライドと偏見』の監督であるジョー・ライトと婚約した[9]が、2008年5月に行う予定だった結婚式を土壇場でキャンセルした[10]

2012年に男児を出産し[11][12]、2014年に第2子の男児を出産[13]。父親は2009年より交際している16歳年上のビジネスマン、ロビー・ウニアックである[14]。2015年にゴーン・ガールの宣伝のため中国を訪れた際には、英語名の中国語訳ではなく、ウニアックがつけた中国名「裴淳華」 (ピン音:Péichúnhuá)を使用した[15]

主な出演作品

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題名 役名 備考 吹替
2002 007 ダイ・アナザー・デイ
Die Another Day
ミランダ・フロスト 野々村のん(ソフト版)
石塚理恵(テレビ朝日版)
2002 刑事フォイル
Foyle's War
テレビシリーズ 第一話『ドイツ人の女』
2004 リバティーン
The Libertine
エリザベス・マレット きっかわ佳代
2005 プライドと偏見
Pride & Prejudice
ジェーン・ベネット 水町レイコ
DOOM
Doom
サマンサ・グリム 佐々木優子
2007 フラクチャー
Fructure
ニッキー・ガードナー
2009 17歳の肖像
An Education
ヘレン 松谷彼哉
大暴落 サブプライムに潜む罠
Freefall
アンナ テレビ映画
サロゲート
Surrogates
マギー・グリアー 田中敦子
2010 バーニーズ・バージョン ローマと共に
Barney's Version
ミリアム・グラント
2011 ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬
Johnny English Reborn
ケイト・サマー 山像かおり
ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して
The Big Year
ジェシカ 葛城七穂
2012 タイタンの逆襲
Wrath of the Titans
アンドロメダ女王 林真里花
アウトロー
Jack Reacher
ヘレン・ロディン
2013 悪魔の秘め事
The Devil You Know
ゾーイ
ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
The World's End
サム 林真里花
2014 幸せになるための5秒間
A Long Way Down
ペニー (吹き替え版なし)
しあわせはどこにある
Hector and the Search for Happiness
クララ 加藤有生子
海賊じいちゃんの贈りもの
What We Did on Our Holiday
アビー・マクラウド (吹き替え版なし)
ゴーン・ガール
Gone Girl
エイミー・エリオット・ダン アカデミー主演女優賞ノミネート
英国アカデミー賞 主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート
全米映画俳優組合賞主演女優賞ノミネート
放送映画批評家協会賞主演女優賞ノミネート
ロンドン映画批評家協会賞英国女優賞受賞
カンザスシティ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
オンライン映画批評家協会賞主演女優賞受賞
デトロイト映画批評家協会賞主演女優賞受賞
セントルイス映画批評家協会賞主演女優賞受賞
フェニックス映画批評家協会賞主演女優賞受賞
オースティン映画批評家協会賞主演女優賞受賞
ユタ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
フロリダ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
オクラホマ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
ネバダ映画批評家協会賞主演女優賞受賞
ノーステキサス映画批評家協会賞主演女優賞受賞
デンバー映画批評家協会賞主演女優賞受賞
加藤有生子
2015 リベンジ・トラップ/美しすぎる罠
Return to Sender
ミランダ 園崎未恵
2015-2020 サンダーバード ARE GO
Thunderbirds Are Go
ペネロープ・クレイトン=ワード テレビアニメ(声の出演) 清水理沙
2017 ナチス第三の男
The Man with the Iron Heart
リナ・ハイドリヒ 魏涼子
荒野の誓い
Hostiles
ロザリー・クウェイド 林真里花
2018 ベイルート
Beirut
サンディ・クラウダー 加藤有生子
プライベート・ウォー
A Private War
メリー・コルヴィン 五十嵐麗
エンテベ空港の7日間
7 Days in Entebbe
ブリギッテ・キュールマン (吹き替え版なし)
2019 THE INFORMER/三秒間の死角
The Informer
ウィルコックス 加藤有生子
キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱
Radioactive
マリー・キュリー (吹き替え版なし)
2020 きかんしゃトーマス じょおうへいかのきかんしゃ
Thomas and the Royal Engine
ダッチェス テレビアニメ(声の出演) 中井美琴
2021 パーフェクト・ケア
I Care a Lot
マーラ・グレイソン  第78回ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)受賞 朴璐美
2021- ホイール・オブ・タイム
The Wheel of Time
モイレイン Amazonオリジナルドラマシリーズ 本田貴子
2023 Saltburn
Saltburn
エルズペス・カットン 藤本喜久子
2025
Now You See Me 3

参考文献

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  1. ^ Cavendish, Lucy (18 March 2009). “Rosamund Pike interview”. The Daily Telegraph (London). http://www.telegraph.co.uk/culture/theatre/4987005/Rosamund-Pike-interview.html 2010年5月22日閲覧。 
  2. ^ a b Judith Woods (24 September 2010). “Rosamund Pike: From reluctant English rose to Britain's new screen queen”. Daily Mail. 2010年11月25日閲覧。
  3. ^ “Pike: undressed to kill” (英語). Mail Online. (2003年4月7日). http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-175549/Pike-undressed-kill.html 2009年7月17日閲覧。 
  4. ^ Cavendish, Lucy (2009年3月18日). “Rosamund Pike interview” (英語). Telegragh.co.uk. http://www.telegraph.co.uk/culture/theatre/4987005/Rosamund-Pike-interview.html 2009年7月10日閲覧。 
  5. ^ “『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク 英ウーメン・イン・TV&フィルム・アワードで受賞”. シネマトゥデイ. (2014年12月16日). https://www.cinematoday.jp/news/N0068847 2014年12月17日閲覧。 
  6. ^ Gone Girl (2014)”. 2015年1月2日閲覧。
  7. ^ Golden Globe Awards: Boyhood, The Imitation Game and Birdman lead nominations”. 2015年1月4日閲覧。
  8. ^ The 21st Annual Screen Actors Guild Awards”. 2015年1月8日閲覧。
  9. ^ BAMIGBOYE, Baz (August 31, 2007) Rosamund Pike gets a ring from Mr Wright, Daily Mail
  10. ^ Nicholl, Katie (2008年6月1日). “007 girl Rosamund Pike cancels her wedding” (英語). Mail Online. http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-1023411/007-girl-Rosamund-Pike-cancels-wedding.html 2009年7月10日閲覧。 
  11. ^ “『タイタンの逆襲』のロザムンド・パイク、男児を出産”. シネマトゥデイ. (2012年5月13日). https://www.cinematoday.jp/news/N0041830 2013年7月12日閲覧。 
  12. ^ Nicholl, Kate (6 May 2012). “Baby joy for Bond girl Rosamund Pike as she gives birth to son Solo”. Daily Mail. http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2140070/Bond-girl-Rosamund-Pike-gives-birth-baby-boy.html 2012年5月14日閲覧。 
  13. ^ “「ゴーン・ガール」ロザムンド・パイクが第2子男児を出産”. 映画.com. (2014年12月8日). https://eiga.com/news/20141208/19/ 2014年12月10日閲覧。 
  14. ^ Nicholl, Kate (6 May 2012). “Baby joy for Bond girl Rosamund Pike as she gives birth to son Solo”. Daily Mail. http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2140070/Bond-girl-Rosamund-Pike-gives-birth-baby-boy.html 2012年5月14日閲覧。 
  15. ^ 裴淳华是什么鬼?《消失爱人》女主给自己取了个中文名

外部リンク

[編集]
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