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八木沼悟志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八木沼悟志
出生名 八木沼 悟志
別名 sat、SAT
生誕 (1975-10-29) 1975年10月29日(49歳)
日本の旗 日本東京都中野区
出身地 日本の旗 日本千葉県浦安市
ジャンル
職業
担当楽器
活動期間 2002年 -
事務所 p.m.works
共同作業者
公式サイト 八木沼悟志プロフィール

八木沼 悟志(やぎぬま さとし、1975年10月29日 - )は、日本ミュージシャン作詞家作曲家編曲家音楽プロデューサーシンセサイザー奏者キーボーディストマニピュレーターfripSideALTIMAのメンバー。通称sat東京都中野区生まれ、千葉県浦安市育ち。所属芸能事務所は自身が代表取締役を務めるp.m.works。血液型はO型。

人物

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母親がピアノ講師で「音感を養うには3歳から」ということで、3歳からピアノとヴァイオリンを始める。小学校時代はアコースティック・ギターのクラブに所属し、中学時代はTM NETWORKの影響もあってシンセサイザーを購入。TM NETWORKのライブに足を運んだり、自分で曲を作りマルチトラック・レコーダーにレコーディングをしていた。テンポの速い曲が好きで、FMラジオ等で集めた音楽をよく倍速で聴いていた。その頃、憧れのB'zのコピーバンドとしてA'zを結成し、自校の学園祭のバンドコンテストにてオープニングを飾った。当時キーボードとボーカルを担当し、オープニングにもかかわらず物凄く盛り上がった逸話を持つ。

高校時代は洋楽のコピーバンドを結成。キーボードを使う曲もあったが、自身はギターを担当。理由は曰く単純にメンバーの中で自身が一番ギターが上手だったから。その一方で一人でシンセサイザーを使って曲を制作することもあった。一方、16歳の時にはバイクの中型免許を取得し、バイクを買うために学校にも行かずにアルバイトに励んでいたこともあった。

学校を卒業後は営業マンとしてサラリーマン生活を送っていたが、徐々に本格的に音楽をやりたい衝動が抑えられなくなり、社会人5年目のときにインターネット投稿サイトに自作曲を投稿したところ好評だったことから、会社を辞めて本格的に音楽活動を開始(ただし、退職前から既にアイドルに楽曲提供をするなどの活動をしていたと発言)[2]

自身が影響を受けたアーティストとして小室哲哉浅倉大介t-kimuraats-葉山拓亮を挙げ[3]fripSideの提携先がI'veと同じビジュアルアーツであることもあり、I'veメンバーとの交流もある。

2002年に当時高校生だったnaoとfripSideを結成。2006年頃よりビジュアルアーツと提携し、多数のPCゲーム関連楽曲を手掛け、2008年5pb.よりメジャー・デビューを果たす。2009年3月にnaoが脱退するが、以降もfripSideは八木沼のプロデュースユニットとして継続される。

2009年に新たにボーカルとして南條愛乃を迎える。レーベルをNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンに移籍し、11月4日にシングル「only my railgun」のリリースから第2期fripSideとして活動開始。

2011年ALTIMAを結成[注 1]。fripSideとしても、「sister's noise」(2013年、オリコン1位を獲得)、「black bullet」(2014年)等を精力的に発表。本人曰く、2016年10月のインタビューにて、「(ALTIMAは)僕の変化球バージョン。fripSideは僕のホームで、純然たる自分の音を出せばいいところなんです」という趣旨の発言をしている[4]

インタビューにて(fripSide、ALTIMAのいずれでも)、志向する音楽性として、「デジタルJ-POPの灯を絶やさない」趣旨のことを、折に触れて言及している[5][6]

2021年にボーカルの南條が卒業発表、翌2022年4月のさいたまスーパーアリーナ公演を最後に卒業。同時に新たなボーカルとして阿部寿世上杉真央の加入を発表。5月18日にシングル「dawn of infinity」のリリースから第3期fripSideとしての活動を開始。

逸話

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大柄な体格で、元相方の南條との身長差は30センチ以上。体型についてしばしばネタにしており、自身のTwitter等で大量の差し入れ画像とともに「全部食います」等とつぶやく事がある[7]

提供楽曲

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イベント[注 2]

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日程 種別 タイトル 会場・備考
2014年10月29日 バースデーイベント freakSide会員限定!八木沼悟志"39(Thank you)"
バースデイ トーク&ライブショー
会場 - 10/29 県庁前ステージ (神奈川県)

全2部公演。

2015年7月19日 試聴会 「fripSide PC game compilation vol.2」試聴会 会場 - 07/19 ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館8F マップ劇場 (東京都)
2015年10月29日 バースデーイベント freakSide Presents
八木沼悟志 40th Birthday Live
~さとしと愉快な仲間たち~
会場 - 10/29 横浜ベイホール (神奈川県)

ゲストにKOTOKOmotsuが出演。シークレットゲストに齋藤真也が出演。
私物オークションも開催された。

2017年9月23日 試聴会 リスアニ! Presents
“fripSide 15周年記念アルバム『crossroads』全曲試聴会”
会場 - 09/23 富士ソフトアキバプラザ 2Fアキバシアター (東京都)
2017年10月28日 - 10月29日 バースデーイベント 八木沼悟志
Birthday All-night Party 20171029
presented by freakSide
会場 - 10/28 - 10/29 横浜7th AVENUE (神奈川県)

ゲストにKOTOKOとmotsuが出演。

2018年10月28日 バースデーイベント freakSide presents
八木沼悟志 Birthday Live 2018
~さとしと愉快な仲間たち~
会場 - 10/28 横浜LANDMARK HALL (神奈川県)

ゲストにmotsuとIKUと齋藤真也が出演。

2019年10月19日 - 11月10日 ライブ&トークツアー 八木沼悟志
Asia Tour 2019 Live&Talk Show

『fripSide 10周年イヤー10大発表!<その3>』で発表されたアジアファンミーティングツアー。
DJとして川崎海、ボーカルは自身のプロデュースするアーティストのEllie方紫薇が出演。

2019年10月22日 バースデーイベント 八木沼悟志
Asia Tour 2019 Live&Talk Show
-Birthday Special Day-
会場 - 10/22 横浜ベイホール (神奈川県)

ゲストにmotsuとEllie方紫薇と齋藤真也が出演。
私物オークションも開催された。

参考文献

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2016年8月26日の『Animelo Summer Live 2016 -刻 TOKI-』にて、活動休止を発表した。
  2. ^ 主要として出演しているもののみ。

出典

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  1. ^ 「Creator's Voice番外地 fripSide 八木沼悟志(第5回)」『リスアニ!』Vol.06、ソニー・マガジンズ、2011年7月25日、116頁、ISBN 978-4-78-977142-9 
  2. ^ ジェネオン・ユニバーサル オフィシャルサイトblogへようこそ”. ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン. 2013年5月29日閲覧。
  3. ^ 八木沼悟志 (2005年11月15日). “ネタが無いので”. sat@fripSideの-273.15℃的blog. excite. 2013年5月29日閲覧。
  4. ^ [1]2016年10月9日閲覧。
  5. ^ [2]2016年10月9日閲覧。
  6. ^ [3]2016年10月9日閲覧。
  7. ^ [4]八木沼悟志さんのツイート: "みんなありがとう。全部食います RT @kakaku_6: @sat_fripSide 全部食べるんですか?(゚Д゚#)?"|Twitter
  8. ^ 「Bay Breeze Dreams」 YouTube配信のお知らせ”. 2024年8月27日閲覧。

外部リンク

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