原国
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原 国(國、はら くに、1901年(明治34年)2月10日[1] - 1982年(昭和57年)11月24日[2])は、大正から昭和期の歯科医師、政治家。衆議院議員。
経歴
[編集]鹿児島県[2]薩摩郡山崎村二渡[3](山崎町、宮之城町[3][4]を経て現さつま町)で生まれる。1922年(大正11年)日本歯科医学校(現日本歯科大学)を卒業し、1924年(大正13年)中央大学専門部法律科を卒業した[2]。
東京で歯科医師を開業[2]。東京都大森区会議員を務めた[2][3]。
日本農本党組織代表となり[2]、1946年(昭和21年)4月の第22回衆議院議員総選挙で鹿児島県全県区から出馬して当選し[5]、衆議院議員に1期在任した[2][4]。この間、日本国有鉄道宮之城線各駅の新設、川内川治水の推進などに尽力した[3]。1947年(昭和22年)4月の第23回総選挙で鹿児島県第3区から国民協同党公認で出馬したが落選し[6]、その後、第24回、第25回総選挙(改進党公認)にも連続して立候補したがいずれも落選し[7]、政界を引退した[4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第22回』衆議院事務局、1950年。
- 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第23回』衆議院事務局、1948年。
- 南日本新聞社編『郷土人系 上』春苑堂書店、1969年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 鹿児島県姓氏家系大辞典編纂委員会編著『鹿児島県姓氏家系大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典46、角川書店、1994年。
- 『国政選挙総覧:1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。